高市発言で中国が仕掛けた報復を時系列で列記
- 11月7-8日頃:
高市首相が国会で「台湾有事が存立危機事態に該当しうる」と発言。中国外務省が即座に撤回を要求し、「中国人民の最後の一線に挑戦する者は頭を打ち割られ血まみれになる」と激烈な非難。 - 11月8日:
大阪中国総領事・薛剣氏がX(旧Twitter)に「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやる」と暴言投稿(即削除)。日本政府が抗議するも、中国側は公式対応せず。 - 11月12-13日頃: 中国外務省が日本大使を夜間に呼び出し抗議。「14億の中国人民は絶対に許さない」「直ちに撤回せよ」と孫外務次官が主張。中国国防省も「日本が武力介入すれば鉄の壁の前で血を流す」と警告。
- 11月13日以降:
中国メディアが高市首相を「ロバに頭を蹴られたのか」と侮辱。外務省が制裁可能性を示唆し、日中局長級協議で高圧的態度(劉勁松局長の演出)。経済・人的交流制限や尖閣挑発の示唆も。
中国の対応は言葉の威圧から外交圧力へ移行したが、経済制裁は抑制的に留まっている。
2025年12月07日 櫻井よしこ氏 橋下徹氏の“高市発言”批判にひと言「あなただってポロっと発言なさるでしょ」
この記事は、2025年12月7日に放送されたフジテレビ番組「日曜報道 THE PRIME」でのやり取りを取り上げています。
番組では、11月の台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁(「武力行使を伴えば存立危機事態になり得る」発言)をめぐって日中関係の緊張が高まっていることについて討論が行われました。
橋下徹氏(元大阪市長・弁護士)は、高市首相が国会で行った発言について「政治家のポロっと発言だけで民間がそれで仕事に影響を受けるというのはそれは違うと思う」と批判。これに対し櫻井よしこ氏(ジャーナリスト・国家基本問題研究所理事長)は「これはあなただってポロっと発言なさるでしょ」と反論しました。
橋下氏も「僕はいっぱいしてますよ、でも民間人に何か不利益というのはないと思いますよ」と応じ、軽妙なやり取りとなりました。
番組では中国国内で「日本外し」が進んでいる現状も話題となり、日本の政治発言が国際関係や民間活動に及ぼす影響について議論が交わされました。
