スカウトグループ「ナチュラル」ピラミッド構造の厳格組織。暴力で支配 [893]

年間紹介料収入は約44億円と推定され、一部が暴力団へみかじめ料

  • スカウトグループ「ナチュラル」は、警視庁が「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」と分類する国内最大級の武闘派風俗スカウト集団で、主に女性を違法に風俗店へ紹介する活動を行っています。​

概要と規模

  • 2006年頃に東京都立川で誕生し、2009年から新宿歌舞伎町を中心に活動。
  • 2025年1月時点でメンバー約1500人、提携風俗店は全国約4000店舗に及び、ピラミッド構造の厳格組織で暴力を背景に規律を維持します。年間紹介料収入は約44億円と推定され、一部が暴力団へみかじめ料として流れるとみられています。​​

主な事件

  • 2025年1月:台東区と富山市で女性紹介容疑のメンバー2人逮捕。​
  • 2025年6月:歌舞伎町でナンパ装い勧誘のメンバー7人逮捕。​
  • 2025年7月:大阪で職業安定法違反のメンバー4人逮捕(後に釈放)。​​
  • 2025年8月:渋谷で暴力団排除条例違反の幹部ら3人逮捕。​
  • 2025年11月:メンバー内規約違反で仲間監禁のメンバー3人逮捕。​

警察対策と漏洩事件

  • 独自アプリで警察対策(「ウイルス対策課」)を講じ、メンバーへ薬物・詐欺禁止規約を課す。2025年11-12月には、警視庁暴力団対策課警部補が捜査情報(カメラ位置リスト等)を漏洩したとして逮捕され、現金数百万円が押収されました。

 

 

2025年12月09日 「警察に内通者がまだまだいます」流動型犯罪グループ『ナチュラル』のメンバーが証言した衝撃の内容

警視庁暴力団対策課の警部補・神保大輔容疑者(43)が、違法スカウト集団「ナチュラル」に捜査情報を漏洩した疑いで逮捕された事件で、現役メンバーが「警察に内通者がまだまだいます」と証言している。​

「ナチュラル」は全国に約2000人のメンバーを擁し、女性を風俗店に斡旋して年間50億円の収益を上げる流動型犯罪グループで、独自開発の秘匿性が高いアプリで情報を共有。神保容疑者は捜査カメラの画像を送るなど情報を提供し、報酬を受け取っていたとされ、暴力団や風俗店経由で取り込まれた可能性が高い。​

メンバーの証言によると、関東某県の警察幹部を含む複数の内通者が存在し、9月時点でも捜査情報がリークされ続けているという。警察は内部調査を進め、幹部の追跡を継続中。

 

 

情報漏洩の見返りに報酬を受け取っていた可能性

  • 警視庁暴力団対策課の警部補(神保大輔容疑者、43)がスカウトグループ「ナチュラル」に捜査情報を漏洩した背景には、普段からの接近と癒着関係が指摘されています。​

関係構築の経緯

  • 神保容疑者は2022年12月に暴力団対策課配属後、2023年頃から「ナチュラル」関連事件の捜査を担当し、組織に接近。豊富な捜査経験を活かし先頭に立っていましたが、4月にナチュラル捜査から外れた後も職場PCで情報にアクセス可能で、7月頃にメンバーの氏名・カメラ設置場所・20カ所以上の関係先リストを作成し、ナチュラルの独自アプリで送信していました。​​

友好関係の理由

  • 情報漏洩の見返りに報酬を受け取っていた可能性が高く、8月の自宅捜索で約900万円押収。1月の家宅捜索で一部幹部が行方不明となった際の情報漏洩疑いが発覚し、警察内部で「警備の甘さ」と批判されています。この癒着は「ナチュラル」のトクリュウ特性(匿名・流動型)と警察対策の巧妙さが要因です。

 

 

神保大輔

昔からとにかく女好きだったという印象だ。離婚歴があり、今は再婚相手との間に幼い子供がいるが、さらに別の女性との関係が噂されていた。急に高級車を買うなど、金回りがよくなったことを疑問視されてもいた

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  • 「警察に内通者がまだまだいます」流動型犯罪グループ『ナチュラル』のメンバーが証言した衝撃の内容
  • 組織に接近、取り込まれて「癒着」 警視庁警部補を再逮捕 経験豊富、最前線で捜査も
  • トクリュウへの漏えい、捜査対象者リストも 容疑の警部補を再逮捕
  • 捜査対象に情報漏えいか 暴力団対策課の警部補を再逮捕 元警視庁警視「情報教えて…結構ある」
  • 警視庁の警部補を再逮捕 匿流に捜査対象の名前など送信した疑い
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  • スカウトG「ナチュラル」に関係先やカメラ設置場所のリストを漏らしたか 警視庁暴力団対策課の警部補の男(43)を再逮捕 警視庁
  • 別の日にも捜査情報漏えいか 警視庁警部補の男を再逮捕 風俗スカウトグループ「ナチュラル」に
  • 捜査対象者など記載リスト“トクリュウ”に漏らした疑いで警視庁警部補の男(43)再逮捕…担当外れた後職場パソコンで関係資料を入手
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