2025年10月06日 メキシコのシェインバウム大統領 対米貿易に自信 中国への関税強化で国家利益を優先
メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は、就任1周年記念演説でアメリカや他国との有利な貿易協定締結に自信を示すと同時に、中国など非FTA締結国への関税強化方針を改めて表明した。
- メキシコは米国・カナダとUSMCAを締結しており、現在は米国の関税措置の影響を受けない状況だが、協定は来年見直し期を迎える。
- 中国など非FTA締結国からの輸入品に対し、9月10日に10〜50％の関税を課す計画を発表。対象は自動車、部品、オートバイ、繊維、衣料、家電、家具、鉄鋼など約1400品目で、総額約520億ドル規模。
- 中国が第三国経由で関税を回避する動きを防ぐため、複数国を対象に設定。
- 米国と対中戦略で歩調を合わせる動きとの見方もあり、背景には国家主権の擁護が強調されている。
- 国内では主要鉄道に「メキシコ湾列車」と命名する提案や、EV・半導体・衛星・ドローン開発、人工知能研究所設置などを含む「メキシコ製造」プロジェクトを推進中。
この政策は、米国との関係維持を前提に、中国依存度低減とハイテク産業振興を狙った国家戦略の一環とみられる。
メキシコの麻薬カルテルとCIAの関係は複雑で深刻
メキシコの麻薬カルテルは長年にわたってCIAと深い関係にあると指摘されています。CIAは麻薬取引に関与し、麻薬カルテルの台頭を助長してきたという疑惑が持たれています。一方で、CIAは麻薬カルテルの取り締まりにも関与しており、複雑な関係にあると言えます。
メキシコの麻薬カルテルの台頭と西側銀行の関与
メキシコの麻薬組織は西側の巨大銀行と深くつながっていることも指摘されています。2008年の金融危機の際、西側の有力メディアも麻薬組織と銀行の関係を報道してきました。麻薬組織の資金洗浄に西側の銀行が関与していたことが明らかになっています。
クラウディア・シェインバウム
クラウディア・シェインバウム・パルドは、メキシコの政治家で科学者です。1962年6月24日生まれで、2024年10月1日に同国第59代大統領に就任し、メキシコ初の女性大統領となりました。2018年から2023年までメキシコシティの初の女性かつユダヤ系市長を務め、その前は環境局長や区長も経験しています。エネルギー工学の博士号を持ち、気候変動に関する国連の政府間パネル（IPCC）のメンバーとしてノーベル平和賞にも関わった気候科学者でもあります。大統領選では与党の後継候補として圧勝し、再生可能エネルギー強化や公共交通整備の政策を掲げています。彼女の両親はリトアニアとブルガリアからのユダヤ系移民で、本人はカトリック多数のメキシコでユダヤ人ルーツを持つ数少ない政治家です。
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筋膜は筋肉同士を繋ぐ膜であり、この本では筋膜リリースを中心に、自分で道具なしやテニスボール、フォームローラー等を使った効果的なストレッチ方法が解説されています。体の部分ごとに連結している筋膜のつながりを意識してケアすることで、より効率的なストレッチ効果や体の動きの改善が期待できます。