貴闘力「相撲は見せ物 昔はもっとひどかった」八百長

中盆 私が見続けた国技・大相撲の“深奥”
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2011/4/1119:53:06 polysics765さん

千代の富士は八百長力士だったのでしょうか?

nightkabuさん

いわゆる注射横綱の代名詞で、八百長の筆頭格であり最右翼でした。角界最高位の横綱在位中は一場所10番前後の星を注射によって買収したとされています。注射の持ち掛けを拒否し、従わなかった力士には容赦ない取り口で報復にも出ました。
第58代横綱千代の富士の八百長工作の仲介を中盆として取り持った元小結板井は、自著[中盆] において、赤裸々に実態と横行振りを詳述し、真実に足る具体的な話を深く掘り下げ、克明に綴っています。
歴代3位となる53連勝という大型連勝記録は、真逆にしてガチンコ横綱として気を吐いた横綱大乃国によって54連勝目を阻止されていますが、「俺も横綱だ!」と吐露しています。現役中は、千代の富士が沢山の星を買い向かい、優勝の頻度を高めていた状況に大乃国は「あんなものは、記録ではない」と複雑な心境の一端を覗かせています。
図抜けていた力量を持ち合わせていたのは事実だったとはいえ、安全策を固め、保身と名誉欲の為に省エネを目的とした露骨な八百長は、旧藤島部屋勢で安芸ノ島、貴花田、貴闘力ら次世代の有力な若手の台頭によって、新しい時代の荒波に千代の富士も飲まれ、引導を渡されています。
〔追記〕
実際に、大鵬親方(当時)は「俺の時代でさえ、此処まで星を買い向かう真似はしなかった」と千代の富士には苦言を呈していますし、板井の師匠である故・大鳴戸親方(当時)も、やはり名指しで千代の富士の所業を辛辣に批判していた時期がありました。
引退後、協会内の受けも芳しくなく、要職の理事に就くまで、相当期間を要していますし、今や弟子の度重なる不祥事で自発辞任し、後発の17歳年下の貴乃花親方に追い抜かれた格好です。
更に踏み込んで言えば、千代の富士は反社会勢力暴力団組織との黒い交際疑惑、故・元大関北天佑(前二十山親方)の実弟富士昇への行き過ぎた暴力行為、筋肉増強ステロイド剤の使用説と醜聞が絶えません。八百長に関して言えば、強さを誇示する為のステータスとして正当化していた雰囲気さえ漂わせていました。罪悪感を感じず、寧ろ大横綱ならではの特権という優越意識が八百長行為を増幅させていました。
又、千代の富士が大型連勝記録を築いた一場所10番前後と推定できるのは、板井の暴露本[中盆] を出典の論拠とし、当時走り屋として奔走した板井は、完全に内情を知り得ており、千代の富士八百長を全ての対戦で敢然と断固拒否したのは、ガチ横綱の大乃国、旧藤島部屋勢の安芸ノ島、花乃湖、両国の僅か4名とされています。大関北天佑と人気花形力士の寺尾はヤオとガチが半々程度と板井は自らの実体験に基づいて内幕を暴露しています。