伊藤卓也=下谷地卓也
2ch / Twitter / Google / Youtube 伊藤卓也
2ch / Twitter / Google / Youtube 下谷地卓也
ブラザーコーン恐喝事件
被害者は所属タレントの西條瑠美だった(インターネットから)
芸能人を怯えさせた“歩く録音男”
2014年4月14日 14:00
東スポWEB
【芸能人を怯えさせた“歩く録音男”の正体と闇(1)】ついに捕まった――。警視庁は10日までに、元芸能プロダクション代表の下谷地(しもやち)卓也容疑者(39)を恐喝の疑いで逮捕した。事務所に所属していた女性タレント・西條瑠美からプロモーション代と称して100万円を脅し取った疑いが持たれている。下谷地容疑者は業界では有名で、これまでにも様々な形で怪しい件に顔を出しており、“被害”にあった有名芸能人&スポーツ選手も多いという。本紙はその恐るべき手口もキャッチ。緊急連載で実態を明かす。
逮捕容疑は2012年4月、横浜市西区のパシフィコ横浜で、当時事務所に在籍していた西條に対し「金を出さないなら、この業界で生きていけないようにしてやる!!」などと言って、100万円を脅し取った疑い。西條が警視庁に相談し、逮捕に至った。警視庁によると下谷地容疑者は「恐喝した覚えはない」と容疑を否認している。
180センチの長身、ガッチリとした体格の下谷地容疑者は元格闘家とのことだが、世間的には無名の存在。普段はおだやかな話し方で相手に気を許させておきながら、会話は常にこっそりレコーダーに録音しているような男で、業界では有名人だった。
事情通の証言。
「とにかくレコーダーを2台常備していて、親しい人、初対面の人など関係なく片っ端から会話を録音していました。相手から『録音してるでしょう? 止めてくださいよ』と言われると、下谷地(容疑者)は『わかったよ』と言って内ポケットに隠していたレコーダーを取り出して録音を止めるんです。ところが実はもう1台を隠し持っている。それを編集して自分に都合のいいように使っていましたよ」
会話を録音する行為は下谷地容疑者にとって、日課のようなものだったという。いったい何者なのか?
「(下谷地容疑者は)五輪金メダリストの親戚と聞いている」(テレビ関係者)という話もあるが、それ以上に「大手芸能事務所幹部にかわいがられていることをかさに着て、様々な怪しい案件に姿をちらつかせていました。中でも相手の弱みを握り、恐喝することで有名でした」と芸能関係者。業界中で要注意人物として非常に警戒されていたのだ。
<次のページへ:“ブラザー・コーン恐喝事件”でも暗躍>
下谷地容疑者の名前が業界中に知れ渡ったキッカケは、12年6月に起きた“ブラザー・コーン恐喝事件”だろう。コーンが元マネジャーを脅したとして暴力行為法違反で略式起訴、罰金20万円の略式命令を受けた事件だが、当初から「これは単純な事件ではない!」という情報が業界を駆け巡っていた。
この事件の表の主役がコーンならば、裏の主役が下谷地容疑者だったというのだ。
「元マネジャーのバックに付き、操っていたのが下谷地容疑者です。コーンが酔っ払って暴言を吐いたことを受け、直接表に出てこなかったが、カネを脅し取ろうとしていたのです」(前同)
結局、元マネジャーと下谷地容疑者はコーンサイドから金を取れなかったこともあり、仲間割れ…。「翌年には元マネジャーとその仲間が暴力行為法違反容疑で逮捕されました。この時は下谷地容疑者が脅された被害者ということでしたが、そもそも下谷地容疑者が元マネジャーを徹底的に追い込んでいたと聞いています」と前出関係者。
下谷地容疑者の名前が出てくるのは、コーンの件だけではない。それこそ芸能界、スポーツ界の大物らの名前が次々と浮かび上がってくる。
「下谷地容疑者に標的にされた中には、数々の有名人がいます。現役の人気プロ野球選手が起こしたスキャンダルにも出てきますし、人気タレントもかつて脅されたことがあったそうです。人気プロボクサーのドタバタ劇にも出てきますし、またある有力な芸能事務所関係者も下谷地容疑者には手を焼いていました」と前出事情通は語る。
「今回の逮捕はまだまだ序章に過ぎない」と不気味な予告をする某芸能プロ幹部。下谷地容疑者に反感を抱く業界関係者も多く、これから隠されてきた“悪事”が次々と表面化することは間違いないだろう。そして驚がくの実態が次々と出てきた。(つづく)
裁判所内でフリージャーナリストを脅迫
2014年4月15日 14:00
東スポWEB
【芸能人を怯えさせた“歩く録音男”の正体と闇(2)】芸能プロ代表だった下谷地(しもやち)卓也容疑者(39)が、所属していた20代女性タレントから100万円脅し取ったとして、恐喝の疑いで警視庁に逮捕された事件が奇妙な広がりを見せている。あらゆる会話を録音し、不気味がられていた同容疑者は今年2月、裁判所でフリージャーナリストを脅す事件も起こしていたのだ。
「俺は、亀田兄弟と業務提携しているプロダクションのもんだ!」
東京地裁に、似つかわしくない怒号が響いたのは今年2月7日正午ごろのこと。2階にある司法記者クラブから出てきたフリージャーナリスト片岡亮氏(41)の前に、デカい男が立ちはだかった。
目撃者によると、男はいきなり「てめえ!」と片岡氏を呼び止め、冒頭のセリフを叫び「こんなことやりやがって。どうなるか教えてやろうか!」などと威圧的に話し現場は騒然。この男こそ下谷地容疑者だった。
記者クラブではこの直前まで、損害賠償請求訴訟の提訴会見が開かれていた。原告は昨年9月、人気ボクサー亀田興毅(27)・和毅(22)兄弟らに試合会場で監禁され、精神的苦痛を受けたとする日本ボクシングコミッション(JBC)の職員。片岡氏はこの会見に関係者として出席していた。
JBC職員の監禁被害を自身のブログでいち早く伝えていた片岡氏を相手取り、亀田兄弟は名誉毀損で2000万円の損害賠償請求訴訟を起こした。訴訟合戦の様相だが、これに亀田側の関係者を名乗る下谷地容疑者も“参戦”し、会見場から出てきた片岡氏を威圧したというわけだ。
「下谷地氏はいきなり目の前に現れ、顔を5センチほどまで僕に近づけてニラみつけてきました。慌てて周囲にいた記者らが割って入り、僕は1階のロビーに下りたんですが、彼はそこにも現れ、腕を高く上げ、何やら叫んでいました」(片岡氏)
この出来事は一部ニュースサイトでいち早く報じられた。すると下谷地容疑者は自ら、このサイトに電話をし「脅迫はしていない」と否定。関係者によると「自分が亀田興毅を○○の会長に紹介し、興毅と父親の史郎さんの4人で食事をした。その関係で、亀田兄弟の裁判について事実関係を確かめるため、片岡氏に質問をしただけだ。その際、片岡氏を『てめえ!』と呼びつけてしまった。それで騒動になってしまった」。だが、騒動はこれで終わらなかった。
「その後、僕が暴力団関係者だとするウソのファクスが一部マスコミにばらまかれまして…。現物を見た知人の週刊誌記者は『下谷地が以前、他のトラブルで書いた文体とソックリだ』という話をしていました。もしかしたら送信者は下谷地氏で、嫌がらせされた可能性もあります」(片岡氏)
片岡氏は3月、地裁での一件を脅迫だとして警視庁に被害届を出し、ファクスばらまきの件と共に「現在、丸の内署が捜査中」という。また、下谷地容疑者はかつて、高田道場所属の格闘家だったこともあり、元キックボクサーの片岡氏とは初対面ではなかった。
「すっかり下谷地氏のことは忘れていたんですが、後で思い出したのは、1998年に同じ総合格闘技の大会に出場することになったときのことです。彼は元プロボクサーという触れ込みでしたが、試合経験があるようには見えず、試合直前になると荷物を置いたまま、会場から去ってしまったんです。当時の主催者が困惑していたのを覚えています」(片岡氏)。高田道場所属時代は、記者会見でK―1選手を名指しで挑発したこともあった下谷地容疑者だが、結局は試合を見せることはなかった。その後は格闘技大会のプロデュースをしたり、芸能プロを経営したりしていたが、関係者の間ではトラブルの多い人物として知られていた。(続く)
ガッツ石松も脅していた“歩く録音男”
2014年4月17日 14:00
東スポWEB
【芸能人を怯えさせた“歩く録音男”の正体と闇(4)】
事務所に所属していた女性タレント・西條瑠美を恐喝した疑いで、元芸能プロダクション代表の下谷地卓也容疑者(39)が警視庁に逮捕された事件は、芸能界に大きな波紋を呼んでいる。恐怖のあまり多くの関係者が口をつぐむ中、本紙緊急連載最終回では、下谷地容疑者が関係していると言われている案件を実名で明かしていく――。
下谷地容疑者の逮捕が公になってから、もうすぐ1週間がたつ。本紙以外ではあまり報道されていないが、芸能界はこの話で持ちきりだ。
「実名は出せませんが、芸能界の重鎮たちの中にも、正直ビビっている人たちは複数いる。下谷地容疑者はすべての会話を録音していることで有名。余計なことをしゃべってしまった人もいるからね」とは事情に詳しい芸能プロ関係者。
だが取材となると、関係者の口は一様に重い。「確かに下谷地のことを面白く思っていない人間は多い。だけどみんな証言したがらないんですよ。後でどんな仕返しをされるか分からないからね。報復が怖いんですよ。もう関わりたくないというのが本音だろう」(前同)
そういう状況の中でも、本紙に「ぜひ書いてくれ!“被害者”は他にもいるから」という関係者もいる。その中の一人、ある芸能関係者は絶対匿名を条件に明かした。「元プロボクシングのチャンピオンでタレントのガッツ石松さんも、下谷地容疑者に脅されていたと聞いています。また他にもコージー冨田の元関係者も。これ以上詳しくは話せませんが…」
また別の関係者はこのように耳打ちする。
「西山茉希の事務所関係者ともトラブルになったことがありますよ。それだけではありません。グラドルとして人気者となった安西ひろこも一時、仕事上で下谷地容疑者とトラブルに…。その後、安西はショックのあまり体調を崩してしまったみたいです」
下谷地容疑者のターゲットは芸能界にとどまらない。なんとプロ野球界にも向かっていたというのだから、驚くしかないだろう。
芸能関係者の証言。
「昨年秋、『週刊文春』にプロ野球・巨人の内海哲也投手の女性スキャンダルが掲載されました。女性問題でX氏から脅されていたというものです。下谷地容疑者はその恐喝に直接関わっていたわけではないですが、裏ではX氏が恐喝したという方向へもっていくように相当暗躍したそうです。真相はやぶの中ですが、かなり闇が深いみたいで、X氏が内海を恐喝したというような単純な話ではありませんよ」
まだまだ下谷地容疑者についての情報があるのだが、逮捕が公になって始まった緊急連載は、ひとまず最終回とする。下谷地容疑者も反論したいこともあるだろう。もちろんその時、本紙はいつでも下谷地容疑者の釈明を聞く準備はある。事件の行く末、また想像していた以上に下谷地容疑者におびえる芸能界での波紋はすさまじかった。この事案を今後も追跡取材していく方針は変わらない――。(終わり)
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