神奈川県警の不祥事をニュースでよく見かける。発生率は高い？

債権回収名目で「社長に会わせろよ」と強要の疑い、暴力団組員と神奈川県警巡査長ら男４人逮捕

2025年7月17日付の読売新聞によると、債権回収を名目に会社役員男性へ社長との面会を強要した疑いで、住吉会系暴力団組員（50歳、埼玉県上尾市在住）及び神奈川県警藤沢北署警務課の巡査長（36歳、神奈川県横須賀市在住）など、男4人が警視庁に強要容疑で逮捕されました。

ポイントは以下の通りです。

神奈川県警の不祥事発生率は高い方と言えます。全国的にも警察不祥事は存在しますが、神奈川県警は特に「不祥事のデパート」「また神奈川県警か」と揶揄されるほど世間で目立っており、重大事件や組織的隠蔽体質、事件対応の失敗が繰り返し報道されています。
具体的な状況は以下の通りです。

2025年初頭の3カ月間だけで14人が懲戒処分を受け、これは前年の1年間（12人）をすでに上回る「異常事態」とされています。

内容も「暴行・パワハラ」「窃盗・横領」「情報漏洩」「捜査費不正」「書類偽造」など多岐にわたり、ニュース等で頻繁に取り上げられています。

人手不足や採用基準の低下が要因の一つとされており、大都市圏を抱える神奈川県の事件・事故発生数に警察組織体制が追いついていない指摘があります。

他の都道府県警でも不祥事はありますが、神奈川県警ほど発生件数や重大事件が世間の注目を集める県警は珍しいという見方が強いです。

現在、都道府県警ごとの「不祥事発生率ランキング」の公式統計や信頼性の高い全国比較データは公表されていません。

一般的な「治安の悪さ」や「刑法犯認知件数」などの指標については各種統計が存在しますが、警察自身の不祥事（不正・犯罪・懲戒処分など）の発生率を集計した公的なランキングは確認できませんでした。

ただし、報道や世間の印象では神奈川県警、大阪府警、愛知県警など大都市圏の警察組織は不祥事が目立つ傾向があり、懲戒処分の件数が突出した年もあります。実際に神奈川県警では2025年初頭に「3カ月で14人処分」というニュースが話題になっています（一般的な警察組織では年数件～十数件程度が多い）【自知識】。

なお、犯罪発生率・検挙率などの「治安」ランキングは以下の通りです（あくまで住民側の遭遇率で、不祥事発生率ではありません）。

犯罪発生率が高い都道府県

まとめ

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