被害者が強制労働させられていた賭博場の中国人経営者らを検挙 すごく良い条件を提示してカンボジアの会社にヘッドハントして呼んで、外国人が臓器抜かれたりするすごい事件

なんかいま香港とか英語圏コミュニティは、すごく良い条件を提示してカンボジアの会社にヘッドハントして呼んで、実際は詐欺集団の犯罪グループが背後にいて、外国人が臓器抜かれたりするすごい事件の話で持ちきりなんだけど、日本語圏ではぜんぜん話題になってないな。

  • 人生一発逆転狙ってると、こういう良すぎるオファーとかに騙されて、生きたまま腎臓抜かれて捨てられる。
  • 現在進行形で次々と被害が明らかになってきているから、よく追えてないけど、アジアの英語コミュニティはこの話題でもちきり。

「カンボジアで好条件の仕事」と誘われ…台湾や香港の住民らが監禁・人身売買の被害

[広州=吉岡みゆき] カンボジアで好条件の仕事があると誘われて入国した台湾や香港の住民らが、現地で監禁や暴行、人身売買などの被害に遭う事件が多発し、今年に入って450件以上に上っている。台湾の暴力団関係者が関与しているとみられ、カンボジア、台湾、香港の各当局が摘発と救出に乗り出しているが、行方不明者も出ている。

香港メディアによると、今年に入り、SNSで「月収5万香港ドル(約87万円)。学歴、職歴不問。飛行機代不要」といった情報を見た人が応募すると、カンボジアのほかミャンマーやラオスに連れて行かれ、監禁されたり、詐欺に加担させられたりした。

賭博場の中国人経営者らを検挙した

台湾、香港の当局はこれまでに計72人を逮捕した。被害は東南アジア各国に広がっており、カンボジア警察も、被害者が強制労働させられていた賭博場の中国人経営者らを検挙したという。

カンボジアで「仕事」も現地で監禁、暴行 行政院、専門チーム設置/台湾

(台北中央社)カンボジアで高収入な仕事があると誘われたものの、現地で監禁や暴行、人身売買などの被害に遭うケースが多発している。与党・民進党の立法委員(国会議員)らは11日、帰国した被害者の女性と共に記者会見を開き、政府に対応を求めた。

女性によれば、友人に「稼げる」と言葉巧みに誘われた。現地で監禁され、7日間で4回転売されたという。支援団体などの助けを借りて脱出できた。

外交部(外務省)の周民淦(しゅうみんかん)東アジア太平洋司長(局長)によると、今年1月から6月にかけてカンボジアに渡った台湾人は6400人余りに上り、異常な多さだという。

同部の欧江安(おうこうあん)報道官は11日の定例記者会見で、6月21日から8月10日までにカンボジアにいる台湾人222人からベトナムに置く在外機関に助けを求める連絡があったと明かした。うち51人がすでに帰国したという。

行政院(内閣)の羅秉成(らへいせい)報道官は11日、対処のための専門のチームをすでに立ち上げたと説明。現地で監禁、拘束されている国民の救出、帰国を最優先任務とし、被害者の実態把握にも力を注ぐ方針を示した。

また防止策として、空港で注意喚起を行っている他、関連が疑われる人材募集のインターネット広告の削除も進めているとした。

(游凱翔、王揚宇、賴于榛/編集:楊千慧)