これは朗報。
イタリア社会はマフィアに支配されていて、手出しできないのだと思っていた。
“30年逃亡”シチリアマフィア“大ボス” ついに逮捕
イタリア首相「大きな勝利」
警察官に挟まれ、病院から歩いて出てくる男。イタリア南部シチリア島のマフィアの大ボス、マテオ・メッシーナ・デナーロ容疑者(60)です。
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30年にわたって逃亡 ヨーロッパで最も重要な指名手配犯の一人
- ヨーロッパで最も重要な指名手配犯の一人として知られ、30年にわたって逃亡を続けていましたが、16日にシチリア島の病院で、ついに身柄が確保されました。
- これまで数十人の殺害に関わった疑いが持たれ、本人不在のまま、複数回の終身刑を言い渡されているデナーロ容疑者。
- 逃亡中もマフィアのボスとして強い影響力を維持していたとされ、イタリアは国の威信をかけて行方を追っていました。
- 逮捕を受け、メローニ首相は捜査の関係者を直接ねぎらうとともに、ツイッターに祝福のメッセージを投稿しました。
- メローニ首相のツイート:「マフィアには屈しないことを示す、私たちの大きな勝利です」
- また、過去にデナーロ容疑者に殺害された判事の慰霊碑を訪れ、逮捕を報告しました。
マテオ・メッシーナ・デナーロとは
- マテオ・メッシーナ・デナーロ(Matteo Messina Denaro、1962年4月26日 – 2023年9月25日)は、イタリア・シチリア島出身のマフィア「コーザ・ノストラ」の大ボスであり、「最後のゴッドファーザー」とも称される人物です。
経歴と犯罪歴
- デナーロはシチリア西部カステルヴェトラーノ出身で、父親も地元マフィアの幹部でした。
- 10代半ばから裏社会に入り、18歳で殺人に関与したとされています。
- 1980年代から90年代にかけてコーザ・ノストラの中心的存在となり、爆弾テロや数々の殺人事件を指示・実行しました。
- 1993年から約30年間、イタリア当局の最重要指名手配犯として逃亡生活を続けました。
逮捕と死
- 2023年1月16日、パレルモの民間診療所で偽名を使いがん治療を受けていたところを逮捕されました。
- 逮捕時、抵抗せず自ら身元を明かしたと報じられています。
- 逮捕後は複数の終身刑(少なくとも7回の無期懲役刑)を受けて服役していました。
- 2023年9月25日、大腸がんの治療中に61歳で死亡しました。
評価と影響
- デナーロは「ディアボリック(悪魔的)」の異名でも知られ、冷酷な手口で恐れられていました。
- 彼の逮捕と死は「旧世代マフィアの終焉」とも評され、現代マフィアの歴史において象徴的な出来事となりました。
主なポイントまとめ
- シチリア・マフィア「コーザ・ノストラ」の大ボス
- 30年にわたり逃亡、最重要指名手配犯
- 爆弾テロや多数の殺人に関与
- 2023年1月に逮捕、同年9月に病死
デナーロの人生は、イタリア社会とマフィアの歴史に大きな影響を与えました。