税理士法人 蔵人会計

東京国税局から約5億8650万円の申告漏れ

サザンオールスターズの関口和之さんが代表を務める会社「のほほん」が、東京国税局から約5億8650万円の申告漏れを指摘された。追徴税額は約5300万円。顧問税理士法人は東京都中央区の税理士法人蔵人会計とみられる。

申告漏れの内容

2023年9月期までの3年間で、株売却などの損金を計上して利益を少なく申告していた。

東京国税局は、実際の代金のやり取りがなく実態のない取引だったと判断した。

税負担を不当に減らしたと認定された。

双方の主張

関口さん側の代理人は、すでに修正申告と納税を済ませた。

税理士から合法的な節税取引だと説明を受けていたが、仕組みの詳細は知らされていなかったと説明している。

顧問税理士との契約は解除した。

税理士側の代理人は、損金を生じさせる目的の取引ではなかったとし、具体的な内容は守秘義務で答えられないとしている。

双方で民事訴訟を起こしている。

会社の概要

「のほほん」は東京都目黒区にあり、ウクレレ販売や音楽教室、著作権管理などを手がけている。

関口和之さんはサザンオールスターズのベーシストで、ウクレレ活動も知られる。

税理士法人蔵人会計について

東京都中央区日本橋に所在する税理士法人。

代表は税理士の赤根豊さん。

節税支援や経営支援をうたっている。

報道では顧問税理士法人の名前を明示していないが、複数の情報で蔵人会計が該当すると指摘されている。

以上が現時点で確認できる事実です。

 

 

実態のない取引や、税金を不当に減らす目的だけの取引は認められない

損益通算とは、ある所得で出た損失を、他の所得の利益と相殺して、全体の課税対象を減らす仕組みです。

損益通算の基本

日本の所得税や法人税では、所得の種類ごとに計算します。

例えば、事業で利益が出ていても、株式の売却で損失が出た場合、その損失を事業の利益から差し引ける場合があります。

差し引いた結果、課税される所得が少なくなり、納める税金が減ります。

今回のケースでの関係

関口和之さんの会社「のほほん」の申告漏れでは、株売却などの損金を計上して利益を少なくしていたと指摘されています。

税理士側との取引で生じた損失を帳簿に載せ、会社の利益と相殺する形(損益通算に近い処理)をとっていたようです。

東京国税局は、実際の資金のやり取りがなく、実態のない取引だと判断しました。

そのため、この損失の計上を認めず、申告漏れと認定しました。

注意点

損益通算は法律で認められた範囲内なら合法です。

ただし、実態のない取引や、税金を不当に減らす目的だけの取引は認められません。

税務調査で否認されると、追徴課税の対象になります。

今回の件では、税理士が提案した取引の仕組みを、会社側が十分把握していなかったという主張も出ています。

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