芥川賞作家 目取真 俊さん逮捕 辺野古沖で抗議中 刑特法違反疑い

目取真 俊さん逮捕 辺野古沖で抗議中 刑特法違反疑い

第11管区海上保安本部は 1日、名護市辺野古の米軍 キャンプ・シュワブ周辺の米軍提供水域内に許可なく 入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで、芥川賞作家の目取真 俊さん(53)を緊急逮捕した。関係者が明らかにした。目取真さんは仲間数人とカ ヌーに乗り、新基地建設に対する抗議活動をしている際に米軍に拘束されたという。

「轢き逃げで窮地に陥った沖縄反基地闘争の「広告塔」

一九九七年に芥川賞を受賞した目取真 俊氏は名護市に在住し反基地活動家としても知られている。自身のブログでは東 村の高江地区を拠点に、米軍北部訓練場のヘリコプター発着建設工事を監視していることを伝えていた。

しかしこの「高江報告」が十一月末に突如途絶えた。実は十一月二十七日に目取真氏は人身事故を起こしたのだ。 当日、目取真氏は工事車両が訓練場に入るのを妨害。諦めた車両が訓練場から離れると、同氏は車で執拗にこれを追尾した。工事作業員が車両から降りて目取真氏の車に近づくと、同氏は車を急発進させて作業貝をはね、そのまま逃走したという。時間が経ってから目取真氏は現場に戻ったというが、轢き逃げと認定されかねない。はねられた作業員は両足の擦り傷と転倒した際の打撲で軽傷を負っており沖縄県 警に被害届を提出。十二月十二日に業務上過失致傷容疑で書類送検された。

目取真氏は「革マル派の人脈と繋がっている」(公安関係者)人物で、県外からの活動家を呼び寄せる広告塔の役割を果たしていた。同氏は自身の刑事処分を前に妨害活動を自粛しており、我が身かわいさで撤退する引き際の良さに呆れる声が上がっている。

ヘリ基地反対協議会

今月上旬にくい打ち作業の試験実施/辺野古新基地建設

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