歳をとったら、一人暮らしをさせようぜ
- 倒れても気づく人がいない。
- 障害が残って生き続けることがない。
- 高齢者が減る。
- 人口抑制になる。
- 少子化が止まる。
- 人口ピラミッドが正常になる。
- 経済が回る。
https://www.youtube.com/watch?v=EsRUAoUvP10
https://www.youtube.com/watch?v=4NkmpZu5juM
4月22日 7時24分
世界的歌手のプリンスさん 自宅で死亡
世界的に活躍した歌手のプリンスさんが21日、アメリカ中西部ミネソタ州の自宅で亡くなっているのが見つかりました。57歳でした。
これは、地元の警察やプリンスさんの代理人などが明らかにしました。
プリンスさん、本名プリンス・ロジャー・ネルソンさんは、1958年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。学生時代にバンド活動を始め、1978年にレコードデビューしました。
ロックンロールの枠にとらわれない多様な音楽の要素を取り入れた独特のサウンドが特徴で、1984年に発表したアルバム「パープル・レイン」は全米で1300万枚を売り上げる大ヒットとなり、人気を不動のものにしました。
デビュー当時から27種類に上る楽器を演奏できたと言われ、作詞、作曲、演奏にとどまらず音楽プロデューサーや俳優としても活躍し、多彩な才能が高く評価されていました。
世界でのレコード、CDの売り上げは1億枚を超え、アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を7度にわたり受賞したほか、アカデミー賞も受賞し、2004年には「ロックの殿堂」入りを果たしています。また一時、「プリンス」という名前の使用をやめて読みがない記号のような名称に改名し、「かつてプリンスと呼ばれたアーティスト」と言われて話題となりました。
近年もアルバムを発表するなど精力的に音楽活動を続けていましたが、プリンスさんは21日午前、自宅で死亡しているのが見つかったということです。
ロック界のスーパースター
「プリンス」、本名、プリンス・ロジャー・ネルソンさんは、1958年にアメリカ・ミネソタ州のミネアポリスで、ジャズ演奏家の父と歌手の母の間に生まれました。
学生時代のアマチュアバンドを経て、1978年に「フォー・ユー」でデビューすると、1983年に発表した「1999」が世界的な大ヒットとなりました。1984年には自身の人生をもとにした映画のサウンドトラック「パープル・レイン」が、全米のアルバムチャートで24週連続1位を記録し、アカデミー賞も受賞するなどロック界のスーパースターとしての人気と地位を確かなものとしました。
1992年には、名前を発音のできない記号に変えて話題を呼びましたが、2001年からは再び「プリンス」に戻して活動を続けていました。アメリカの音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞を7度受賞し、2004年にはロックの殿堂入りも果たしています。
これまでに発表したアルバムやシングルは世界中で1億2000万枚以上の売り上げを記録したほか、ミュージシャンの間でもカリスマ的な人気を集め、多くのアーティストに影響を与えました。
また、プリンスさんは人種差別など社会問題への取り組みが評価され、全米黒人地位向上協会からも賞を受けています。
オバマ大統領「突然の死を悼みたい」
プリンスさんが亡くなったことを受けてアメリカのオバマ大統領は21日、声明を発表し、「世界中のファンとともにプリンスさんの突然の死を悼みたい。彼ほどポピュラー音楽に大きな影響を与え、その才能で多くの人たちを魅了したアーティストはいない。すばらしい演奏家、卓越したバンドのリーダー、そしてしびれるようなパフォーマーだった」とその死を悼みました。
音楽会から死を惜しむ声
プリンスさんが死去したことを受けて、ツイッター上には音楽界から死を惜しむ声が次々に上がっています。
このうちロックバンド「ローリング・ストーンズ」のボーカルのミック・ジャガーさんは「プリンスは革命的なアーティスト、偉大なミュージシャン、作曲家、すばらしい作詞家であり、驚くべきギタリストだった。しかし、最も重要なのはあらゆる面で本物だったことだ。プリンスの才能には限界がなかった。過去30年で最も独特で才能あふれるアーティストの1人だった」と記しています。
また、歌手のマドンナさんはプリンスさんと一緒に写った写真とともに、「彼は世界を変えた。真の先見性があった。なんという喪失か、大きなショックを受けている」と書いています。
さらに、音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズさんは「プリンスよ安らかに。あらゆる意味で真のアーティストだった。あまりにも早く亡くなってしまった」とその死を悼んでいます。
このほか、歌手のライオネル・リッチーさんは「信じられない。ショックだ。たくさんのすばらしい思い出がある。さみしくなるよ、プリンス」とつぶやくなど、音楽界や芸能界から多くの追悼のメッセージが寄せられ、衝撃が広がっています。
CD店に追悼するコーナー
アメリカ西海岸、ロサンゼルスのCD販売店ではプリンスさんを追悼するコーナーが急きょ設けられ、写真や代表作のCDなどが並べられました。店内ではプリンスさんのヒット作が繰り返し流され、訪れた人たちは作品を手に取って買い求めていました。
追悼メッセージを書き込むボードも設けられ、プリンスさんのTシャツを着た男性は「あなたと比べられるものなどない」と、プリンスさんが作詞、作曲した曲のタイトルでもあることばを記していました。
ファンの男性は「泣きました。信じられません。こんなことになるとは想像もしていませんでした。きょうは一日プリンスさんの作品を聴きます」と話していました。またファンの女性は「とても驚いています。12歳の時に初めてパープル・レインを聴きました。彼は特別でした。亡くなったなんて信じられません」と話していました。
自宅前には多くのファンが
プリンスさんの死去を受けて、アメリカ中西部ミネソタ州の自宅前には多くのファンが集まり、涙を流したり、写真を撮ったりしていました。
ファンの女性は「本当だなんて信じられません。息もできないし、話すこともできません」と話していました。
また、ニューヨークのタイムズスクエアでは、電光掲示板に速報ニュースが流れ、ファンの男性は「幼いときに母が『パープル・レイン』を聴かせてくれ、リラックスできました。何時間でも聴いていたいと思いました」と話していました。ファンの女性は「プリンスは伝説でしたし、今も私たちの心の中で生きています。音楽界にとっても、プリンスを好きだった人や彼の家族にとっても大きな損失です」と話していました。
高齢化が全ての元凶。少子化は後付けの理由にすぎない
- 働かない(働けない)老人
- その老人が増える
- 年金を与える
- 年金は現役世代を働かせてまかなう
- 現役世代への負担増
- 子供を作るとその子が可愛そうだから産まない
- 少子化
- 卵が先か鶏が先かで言うと「過剰な医療を抑制し、老人を減らすことが先決」
2015/03/02
- 2014年10月末、日銀黒田総裁は、消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を念頭に置き、マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を拡大し、長期国債買入れの平均残存期間を延長するなど、いわゆる「異次元の金融緩和」に踏み切った。マーケットは表面的には好感しているかのように見えるが、運用現場には大きな混乱が生じている。
運用現場の悲痛
- 「国債を調達してください。金額は5億円、残存期間は5年。」「申し訳ございません。当行ではそれだけの国債を準備することはできません。」地方公共団体の資金運用担当者と金融機関の間ではこうしたやり取りが日常的なものとなっている。
- 地方公共団体の資金運用は地方自治法によって一定の制限が設けられている。資金を積み立て、定額の資金を運用するための基金を設けることができるとされている。一方で、積立金は、銀行その他の金融機関への預金、国債証券、地方債証券、政府保証債券その他の証券の買入れ等の確実な方法により運用しなければならないとされているのである。
- 国債は地方自治体の巨額の資金の運用の受け皿となって来た。学校法人や宗教法人においても、国債は資金運用の重要な受け皿となっている。リーマンショック後、多くの大学や財団、宗教法人、さらに地方公共団体で運用の失敗が表面化し社会問題化した。「公的な財産はリスクに晒すべきではない」という風潮が強まり、公的な性質を持った資金は国債に投資せざるを得なくなっていたのだ。
大量償還を迎えた仕組み債
- 需給関係に大きな歪みが生じているのは国債だけではない。仕組み債が大量に償還を迎えている。仕組み債とは元本や利払いが株価や通貨によって変動するよう、オプションやデリバティブを組み合わせて、通常の債券よりも高い利回りをうたった金融商品だ。高い利回りが得られる反面、株価や為替の動向によっては元本割れで償還される可能性(ノックイン)や満期を待たずに早期償還される可能性(トリガー)がある。
- 日本株の上昇を受けて、日経平均株価に連動する仕組み債が昨年末から大量に早期償還されている。現金を手にした投資家は、再び仕組み債へ投資するが、日経平均株価の上昇が継続しており、再投資した仕組み債も再び早期償還されている。もはや、仕組み債の組成に影響が出るほど需給関係に歪みが生じているのだ。
期限前償還される劣後債
- さらに、劣後債といわれる債券も最近になって大量に期限前償還されている。劣後債とは、発行体が倒産した場合の残余資産の分配において、優先債務の全てが弁済されるまで、その債券に対する分配が行われない社債のことだ。その見返りとして、通常の債券よりも高い利回りが設定されている。
- 劣後債の発行体の多くは金融機関だ。劣後債により調達した資金は負債に分類されるが、国際的なルールであるBIS規制において、自己資本への算入が一定限度まで認められるという特徴がある。つまり、自己資本を増強したい金融機関にとっては有効な自己資本増強手段というわけだ。会計上、債券の残存期間が5年を切ると、自己資本に算入可能な額が年率20%で減価していく。10年満期の劣後債であっても5年で繰上償還する方が、金融機関にとっては会計上有利となる。そこで、金融機関が発行する劣後債の多くは期限前償還条項が付されている。
- こうした期限前償還条項が付された劣後債が最近になって次々と繰上償還されている。こうした劣後債を保有していた投資家は、改めて運用に頭を痛めることになる。相応しい投資先がなかなか見つからないのだ。
溢れたマネーはどこへ向かうのか
- このように、マーケットには適切な運用先がなく、大量のマネーが溢れている。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は株式や外債の運用比率を高めている。これにならい、これまで保守的な運用を行ってきた大口の投資家が、よりリスクの高い金融商品に食指を伸ばす可能性は否定できない。
- かつてデリバティブ取引で多くの学校法人が多額の損失を出した。多額の資金を仕組み債に投資し、損失が発生した挙げ句、証券会社に対し訴訟を起こした自治体もあった。歴史が繰り返されるならば、バブルとともに運用者のモラルハザードが起こっても何ら不思議ではない。そして、溢れたマネーによりもたらされたバブルが崩壊することも。
- 「異次元の金融緩和」により溢れ出したマネーはマーケットに歪みをもたらしている。巨額の資金が新たな投資対象を求め、さまよっている。そのマネーを逃すまいと様々な金融商品が日々開発されている。運用者に高度な金融知識とモラルが無ければ、日本経済はいつか来た道を再び歩むこととなりかねない。