2023年4月11日にTwitterアカウントを削除し、2023年05月06日に復活させました。
2023年05月02日
要約
- マイケル・バリーは2008年にウォーレン・バフェットの弟子に、住宅バブルに対してどのように賭けるかを正確に説明しました。
- しかし、「ビッグ・ショート」投資家からの警告やアドバイスを無視したのは、モーニッシュ・パブライでした。
- 最近のポッドキャストで、パブライはその会議を回想し、バリーの言葉を真剣に受け取らなかったことを嘆いていました。
マイケル・バリーは、2008年の米国住宅市場の崩壊を予想し、それによって利益を上げた数少ない人々の一人でした。バリーは、その年、ウォーレン・バフェットの信奉者に、迫り来るクラッシュを利用する方法を正確に説明しましたが、彼の警告とアドバイスは耳を傾ける者がなく、無視されました。
モーニッシュ・パブライは、サンノゼ、カリフォルニア州にあるScion Asset Managementの本拠地に訪問する前に、バリーに連絡しました。バリーは、Pabrai Investment Fundsのトップに彼のオフィスに招待し、すぐにクレジットデフォルトスワップ(CDS)という、債務不履行リスクに対する保険形式を使って、住宅バブルに賭けている方法について詳しく説明しました。これにより、住宅市場の崩壊から利益を得ることができます。
バリーは、MBS(住宅ローン担保証券)が見かけよりもはるかにリスキーであることを説明し、Pabraiは、「不動産が爆発し、すべてが爆発する。西洋世界全体が爆発する」と述べたと語りました。
しかし、「Chai with Pabrai」というポッドキャストのホストであるパブライは、バリーのコメントを無視し、彼らの会合を奇妙な出来事として退けました。その結果、金融危機に巻き込まれ、彼のファンドは2007年から2009年の間に約3分の2の価値を失いました。
「今、神ができることは、馬を水の所まで連れて行くことだけだ」とパブライは言います。「彼は馬を最高の湖の中心に連れて行きました。馬は飲むにはあまりにも愚かでした。」
「彼は私にMBSに関するCDSを長期保有するように懇願しました」と、パブライは最近のツイートでバリーについて述べています。「そして、彼は私を教育するために必死でした。私は彼の賢明なアドバイスを吸収するには愚かすぎました！」
パブライ氏ともう1人の投資家、ガイ・スピア氏は、2008年にバフェットのチャリティーランチオークションに参加し、65万ドル以上を支払って億万長者に食事中に質問を投げかけました。バリー氏の無料のアドバイスに従って多額のお金を節約し、富を手に入れることができたはずです。
バリー氏は、住宅バブルが崩壊する前に何度も警告を発しましたが、ほとんどの人は耳を貸しませんでした。彼は無視されることに慣れすぎており、Twitterでは「カサンドラ」という名前を使っています。これは、真実の予言を述べることを呪われながらも信じられなかったトロイの巫女にちなんでいます。
バリー氏は近年、いくつかの深刻な警告を発しています。彼は2021年夏に「あらゆるものにおける史上最大の投機的なバブル」を診断し、ミーム株や仮想通貨を購入する人々が「史上最大のクラッシュ」に直面していると語りました。
バリー氏はまた、2020年4月にはパンデミック後のインフレを予想しました。さらに、昨年、アメリカの消費者が貯蓄を減らし、借金を増やし、利子費用の上昇や生活費の増加について追いつくために貯蓄を使い果たしていることに注意を喚起しました。
最近、JPモルガンのトップバンカーは、これらのトレンドが現在の銀行業界の混乱を引き起こしており、クレジットクランチやもう一度の金融危機の恐れを煽っていると指摘しました。