イラン、死者を出したカスピ海船舶攻撃の指示を出したとして、ゼレンスキー氏を「居候(タダ乗り野郎)」と猛批判
「イスラエルの命令によるもの」と主張
- Iran Blasts “Freeloader” Zelensky For Ordering Deadly Attack On Caspian Vessel “At Israel’s Behest”
イランがカスピ海での船への攻撃をめぐり、ウクライナのゼレンスキー大統領を強く批判しています。一方、アメリカとイランの間では一時的な攻撃停止が行われ、外交交渉に向けた動きが出始めています。
主要なポイント
ウクライナによるカスピ海での攻撃
ウクライナがカスピ海で軍事物資の輸送に関わる船などを攻撃したと発表しました。これに対しイラン側は、民間の商船が攻撃されて乗組員に死傷者が出たと主張し、ゼレンスキー大統領を非難するとともにウクライナ側に厳重に抗議しました。
アメリカとイランの攻撃一時停止
アメリカ軍によるイランへの空爆と、イランによる反撃が2日続けて停止しています。アメリカ側が攻撃を休止している間、イラン側も攻撃を行わない姿勢を示しています。
オマーンを介した外交協議とホルムズ海峡
攻撃の一時停止に伴い、オマーンを介してホルムズ海峡における安全な通航を確保するための協議が行われ、一定の進展が報じられています。
原油市場への影響
双方が攻撃を休止し外交交渉の可能性を探る動きを見せたことで、急騰していた原油価格の上昇が一服する動きが出ています。ただしイラン側はアメリカの対応について慎重な見方を維持しています。
イランがゼレンスキー大統領を強く批判している理由
イランがゼレンスキー大統領を強く批判している主な理由は、ウクライナ軍がカスピ海でイランの船舶を攻撃し、死傷者を出したためです。イラン側はこの攻撃を自国に対する挑発行為・国際法違反と受け止め、激しい非難を展開しています。
主な批判理由
カスピ海での自国船への攻撃と犠牲者の発生
ウクライナがカスピ海でイラン関連の船舶を攻撃したと発表したことに対し、イラン側は民間の商業船が攻撃を受けて爆発し、乗組員に死者や負傷者が出たと主張しています。自国の主権や安全が直接脅かされたとして問題視しています。
イスラエルの関与と「戦争の拡大意図」という主張
イランの外務大臣は、今回の攻撃が「イスラエルの指示(思惑)によって行われたもの」であると主張しています。ウクライナが欧州やその他の地域を中東の紛争に巻き込もうとしていると非難の根拠に挙げています。
ロシア・ウクライナ戦争への直接介入の否定
ウクライナ側は攻撃理由として、イランがロシアへ軍事物資を輸送している点を挙げています。これに対してイラン側は、ロシアとウクライナの紛争には介入していないという立場をとっており、攻撃には大義がないと訴えています。
- こうした経緯から、イランはウクライナの代理大使を召喚して厳重に抗議するとともに、国際社会に対して対応を求める事態に発展しています。
イランはロシアへ軍事物資を輸送している
国際社会や各種報道機関の調査によると、イランがロシアへ軍事物資や兵器を供給している事実は複数の情報源から裏付けられています。ただし、イラン政府公式にはこれを否定しています。
実態とイラン側の主張
実質的な軍事協力の事実
欧米諸国の情報機関や各種調査報告によると、イランはロシアに対して自爆型ドローン(シャヘドなど)やその関連部品、短距離弾道ミサイル、砲弾などの軍事物資を継続的に供給してきたとされています。また、カスピ海ルートなどを通じて軍事物資の輸送や技術協力が行われていることが確認されています。
イラン政府の公式な立場
イラン政府は、ロシアのウクライナ侵攻に対して「中立」であると表明しており、ウクライナ戦争向けに直接的な武器供与を行っている疑惑を一貫して否定しています。ドローンについても「侵攻前に小規模な出荷があったのみで、戦争目的での供給ではない」といった説明を繰り返しています。
協力関係の背景
両国は欧米からの経済制裁を受けており、カスピ海を経由する安全な物流ルートを活用しながら、相互に軍事・経済的な連携を深めています。
- このように、イラン公式の立場としては否定しているものの、国際社会の知見や現地状況からは軍事物資の輸送・協力が行われているとみなされています。

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