アメリカの拝金主義は宗教に裏打ちされているため罪悪感がない?
世俗的な成功をおさめた人(大金持ちや、選挙で当選した人)には神の意思が働いている、とアメリカ人は考える傾向がある。「成功」はよいものだと思うのです。神の祝福を受けている。出る杭は打たれる、の反対です。
アメリカは物質の豊かな国。更にそれを上回る思考がある
橋爪「Godのことばかり考えていたアメリカがなぜ、資本主義になったのか、考えてみましょう。アメリカ人についてはいろんな考え方があります。即物的な現実主義者で、金のことしか考えていない、というのもそのひとつです。
戦前、松岡洋右(1880~1946年)という外交官がいました。この人はカリフォルニアに10年ほど留学していたので、アメリカのことはよく知っていると自負していた。彼に言わせると、「アメリカは物質主義で、軟弱に流れている。戦争などやりたくないと思っている。緒戦で日本が大勝すれば、たちまち戦意を喪失して、厭戦気分が高まり、有利な条件で講和を結べるに違いない」となる。外務省でもこの考え方が影響力をもち、開戦への流れをつくった。
この認識は誤りでした。真珠湾が抜き打ち攻撃されたとわかった途端に、それまでの議論の分裂は吹っ飛び、あっという間に戦争一色になります。そして、増産に次ぐ増産、真珠湾のときには七隻ほどしかなかった空母が、終戦時には三十隻以上になった。軍人だけでなく、科学者、ビジネスマン、町や村の人びとまで、それぞれの立場で団結した。
たしかにアメリカは物質の豊かな国です。しかし、物質を上回る思考回路があるから、アメリカの物質文明は大きな力を発揮するのです。松岡洋右も当時の日本人も、そこを読み切れていなかった。
そもそも宗教は詐欺なのに信じ続ける人たち
666のロッカーが存在しない。
日本だと4。
Occupy Wall Street | NYC Protest for World Revolution.
デモ参加者らの死亡相次ぐ=けんかや自殺など全米各地で
全米に広がった反格差デモの参加者が寝泊まりしている各地のテントやその付近で今週、少なくとも4人の死者が出た。
このうち、発砲事件で男性が死亡したカリフォルニア州オークランドの市長はテント居住者に撤収を求めた。AFP通信などが11日、報じた。
オークランドの事件は10日に発生。テントが集まるキャンプの隅で口論が起き、その後、男性が撃たれたとみられている。
また、バーモント州バーリントンで同日、テントの中で銃で自殺したと思われる男性(35)の遺体が発見されたほか、ユタ州ソルトレークシティーでも11日、テントから一酸化炭素中毒死とみられる男性の遺体が見つかった。
NYで1万人超が格差抗議デモ 労組など合流、最大規模
世界経済の中心地、米ニューヨークのウォール街で始まった反格差社会デモ「オキュパイ・ウォールストリート(ウォール街を占拠せよ)」は5日、労働組合、学生組織、非政府組織(NGO)などと合同で大規模集会を開き、米メディアによると、1万~2万人がマンハッタンの市役所からウォール街に向け行進した。
これまでで最大規模の動員数とみられる。
AP通信によると、ニューヨーク以外でもボストンなど数都市で、大学などで運動に連帯を示す集会が開かれた。
6日にはワシントンでも大規模デモが計画されており、デモは拡大を続けている。