イギリス・ロンドンでiPhone強奪事件が急増 6万円で買取られ中国で転売

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2025年10月07日 英国で盗まれた最大4万台の携帯電話を中国に送っていた疑いのある犯罪グループを警察が摘発|BBCニュース

イギリス警察が携帯電話の窃盗団に対して過去最大規模の摘発を行い、数万台もの盗難スマートフォンを中国に密輸していたとされる犯罪グループを摘発したというBBCニュースの内容です。以下は要約です。

ロンドンを中心に急増している携帯電話の窃盗事件に対し、警察が国内最大の一斉捜査を実施。押収された倉庫からはヒースロー空港近くで見つかった箱の中に800台以上のスマートフォンがあり、さらに複数の輸送ルートが明らかになった。科学的捜査によって2人の容疑者が特定され、背後にある密輸組織の一部が浮上。車の後部座席にはアルミホイルで包まれたiPhoneも発見され、盗品受け取りの共謀罪で起訴された。

2024年、ロンドンでは8万台超の携帯電話が盗まれたとされ、その多くが中国へ送られていた。中国では規制回避が可能なため、1台あたり最高4000ポンドで取引されることもあるという。

捜査では計28か所を一斉に家宅捜索し、15人が逮捕。現場ではタブレットを含む多数の電子機器が押収された。警察はロンドン中心部で活動するスリ集団に関与するとされるブルガリア国籍の男も拘束した。

被害者の一人ナタリーさんは、配達員を装った犯人に携帯を奪われたと証言。警察の監視体制と捜査力の強化を訴えた。現在、ロンドンでは8分に1台のペースで携帯が盗まれており、昨年から警官数が1000人以上減少する中、警察が犯罪組織の動きに追いつけるかが課題になっている。

 

 

2025年10月07日 英国史上最大の携帯電話盗難摘発で、メット警察が密輸組織を壊滅

ロンドン警視庁(Metropolitan Police、通称「メット」)は、英国史上最大規模となる携帯電話盗難取り締まり作戦を実施し、国際的な密輸組織を摘発した。

約1年にわたる捜査の結果、同庁は英国から中国へ約4万台もの盗難スマートフォンを密輸していたとみられる犯罪ネットワークを摘発。これはロンドンで盗まれた携帯電話全体の約4割に相当するとされる。警察は街頭での強盗やすりなどに関与する15人を逮捕し、末端から上層部まで犯罪構造を崩壊させた。

指揮を執ったアンドリュー・フェザーストーン警視は、「英国史上最大の携帯電話窃盗対策作戦であり、我々は街頭窃盗犯から国際組織まで壊滅させた。今後はAppleやSamsungなどメーカーにも、セキュリティ強化や再利用防止の取り組みを一層求めたい」と強調した。

捜査は昨年12月、ヒースロー空港近くの倉庫で香港向けの約1000台のiPhoneが入った箱を発見したことから始まった。ほぼ全てが盗品であることが判明し、作戦名「オペレーション・エコスティープ(Operation Echosteep)」が立ち上げられた。以後、類似の発送品を押収し、指紋などの鑑識で容疑者2人を特定。今年9月23日に逮捕され、約2000台の追加デバイスも押収された。

さらに調査を通じ、街頭窃盗グループの実態も明らかとなり、ロンドンやハートフォードシャーで28件の家宅捜索を実施、15人を逮捕。盗品とみられる約30台のスマートフォンも回収された。

主任捜査官マーク・ギャビン警部は「発見された出荷品が突破口だった。被害者の中には家族写真を失った人や暴行を受けた人もおり、彼らの苦しみを忘れてはいけない。Apple製品は特に海外で高値で取引され、窃盗犯は1台あたり最大300ポンド、最終的には中国で5000ドルにもなる例があった」と述べた。

ロンドンでは昨年約8万台もの携帯電話が盗まれているが、この作戦を含む集中対策により、今年は強盗事件が13%、窃盗が14%減少。サディク・カーン市長は「史上最大の携帯盗難対策であり、指導者層から末端犯罪者まで摘発した警察に感謝する。だがこの犯罪を根絶するには、業界の協力が不可欠だ。盗難品を使えなくする設計が必要」と強調した。

英犯罪・警察担当大臣セーラ・ジョーンズ氏も、「今回の規模と成果は明確な警告だ。通りの窃盗犯も、組織の一部も、必ず摘発される」と述べた。

この2週間でメットは集中的な取り締まりを行い、計46人を逮捕。携帯電話犯罪に対する最大規模かつ体系的な摘発として、英国警察の新たな節目となった。

 

 

4万台の盗難携帯が中国に密輸されていたことが判明

  • 英国・ロンドンでは近年、iPhoneを中心とした携帯電話強奪事件が急増しています。特に2025年にはロンドン警視庁が、携帯窃盗組織による最大規模の摘発作戦を実施し、約4万台もの盗難携帯が中国に密輸されていたことが判明しました。​

事件の概要

  • ロンドンでは1年間に約8万台以上の携帯電話が盗まれており、その半数が中国に密輸されています。​
  • 犯行は、スマホを操作している人物に電動自転車などで近付き、ひったくる手口が多く用いられています。​​

ビジネスの実態

  • 盗まれたiPhoneは現地で最大300ポンド(約6万円)で買取られ、中国では5000ドル(約75万円)で転売されることもあります。​
  • この窃盗組織はロンドンの携帯電話盗難事件のうち最大で約4割に関与していたとされ、組織的な密輸ルートとマネーロンダリングも確認されています。​

中国での需要背景

  • 中国での高値取引は、現地での規制がない機能性や、検閲回避目的などのビジネスチャンスが背景にあると指摘されています。​

対策と社会的影響

  • ロンドン警視庁は、大規模な摘発で46人を逮捕し、約2000台の端末を押収しました。今年だけで盗難被害は4年前の3倍に急増しています。​​
  • 市長はメーカー側に対し、盗難されたスマホの利用阻止強化を要請しています。​

英国でのiPhone強奪事件は、単なる窃盗だけでなくグローバルな犯罪ビジネスの一端となっており、日常的なスマホ利用にもリスクが伴っています。​

 

 

75万円で売れるケースは極めて稀

  • 現在の中国の正規・中古iPhone市場の相場では、1台あたり75万円(約5000ドル)で売れるケースは極めて稀です。中国のApple公式ストアにおけるiPhone 17の新品価格は約12万〜13万円程度となっており、日本や他国と比べても突出して高額ではありません。​

中国のiPhone中古市場の実態

  • 新品のiPhone 17(最小ストレージモデル)は中国では約12万4千円で販売されています。​
  • 中古価格も、新品より高くなることはほぼなく、日本や中国での中古販売は通常数万円から10万円前後が主流です。​
  • 非常に特殊なカスタムモデルや、犯罪組織によるマネーロンダリング目的を除き、中古iPhoneが75万円(5000ドル)という価格で一般に売れる事例は確認されていません。​

高値転売報道の背景

  • 一部メディアで「中国で1台5000ドルで売れる」と伝えられることがありますが、これは犯罪組織のマネーロンダリングや換金手段として架空の高値がつけられている特殊ケースが多いようです。
  • 通常の流通ルートでは、中国国内の中古iPhoneは日本同様にごく一般的な価格帯(新品以下、平均数万円〜十数万円)が相場です。​

中国における中古iPhoneの転売益は年々低下しており、市場の現実として75万円もの値はつかないと考えられます。

 

 

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