イランがワールドカップ代表団に紛れて革命防衛隊(IRGC)関係者を米国内に潜入させようとした:国土安全保障省トップが明かす
- Iran Tried To Bring IRGC-Linked Individuals Into US With World Cup Delegation: Homeland Security Chief
アメリカの国土安全保障長官は、ワールドカップのイラン代表団に交じって、イスラム革命防衛隊(IRGC)とつながりのある人物がアメリカに入国しようとしたと発表しました。アメリカ側は厳格な審査を行い、不審な人物の搭乗や入国を拒否しました。イラン側はこの発表を嘘であると反論しています。
イラン代表団への厳格な審査と入国拒否
アメリカ国土安全保障省のマークウェイン・マレン長官が、テレビ番組のインタビューで明らかにしました。
トランプ大統領の指示により、アメリカ側はイランの代表団に対して通常よりも厳しい事前審査を実施しました。その結果、イランが追加で入国させようとした同行者のうち、半数以上にアメリカが敵対的軍事組織とみなす「イスラム革命防衛隊(IRGC)」との関わりが見つかりました。
具体的には、入国が認められたのは53名のみで、それ以外の追加メンバーは通常の遠征隊には含まれない、IRGCと直接的なつながりを持つ人物だったとされています。
直前に搭乗を阻止されたケース
マレン長官によると、直前にもIRGCと直接的な関係を持つ人物が飛行機に乗ろうとしたため、搭乗を拒否しました。
イラン側はこの人物を「サッカー連盟の会長」であると主張していましたが、アメリカ側の調査によって2022年になってから急にその役職に就いた人物であることが判明しました。アメリカ政府は、イランがワールドカップの代表団という立場を利用して、意図的にこれらの人物をアメリカ国内に送り込もうとしたとみて警戒を強めています。
現在、イランのサッカー代表チームはメキシコのティフアナを拠点にしており、試合がある際に対象の選手やスタッフのみがメキシコからアメリカに飛行機で移動する形をとっています。
イラン側の反論
マレン長官は、入国を拒否した個人の詳細な氏名や、IRGCとの具体的な関係性の詳細については公表していません。
この発表に対して、イランイスラム共和国サッカー連盟は、アメリカ側の主張は完全に事実無根の嘘であると強く否定しています。
