東洋と西洋の文明は800年周期で交代

2016年のいま読み返すと、嘘ばっかりだな

文明法則史学800年周期説と日本

東西2つの文明が800年ごとに繁栄と衰退を交代して、1600年で一巡する二重螺旋構造


西洋と東洋の逆転が始まる

文明は800年周期で西洋と東洋が栄枯盛衰を繰り返し、西洋から東洋に文明の隆盛が移行する時期になっている。  Fより

村田節先生が発見した歴史法則がある。800年周期で西洋と東洋の文明が勢力を逆転させているという。

詳しくは、下記のサイトを見れば、詳しく説明されているので、そちらに譲るが、この説の概要は、800年毎に、東西文明は興亡を繰り返し、クロス期には大激動が起こるという。今までの800年は欧米文明期であった。13世紀
に十字軍が聖地を目指して、その時にアラビア文明を習得して、ルネサンスになる。しかし、その前は欧州は暗黒の中世、アジアは宋文明などアジア・サラセン文明が花を咲かせた。5世紀より前はローマ帝国・ギリシャ文明で欧州の方がアジアより元気がいい。この前は紀元前4世紀、アレキサンドル大王の遠征より前、これは殷、周などの文明がアジアで栄えた。

2000年以降、西洋から東洋にシフトしてきて、21世紀はアジアが元気になる順である。そして、アジアは世界の工場となり、世界でも一番元気がいい状態にある。そして、その予兆が出てきた。米国の金融危機、金融恐慌で、欧米の新自由主義が破綻している。

なぜ、このような転換が起こるかというと、欧米の理念主義+論理主義の物の考え方と東洋の実証主義+自然観察主義の物の見方の違いが、それぞれの時代の流れで主役交代をするのであると見ている。
とうとう、米国の格付けをすることで保証する理念が崩壊して、世界が理論を信用しなくなった。今後は債権などを実証する方式になり、自然との調和を大切にする技術が必要とされる時代になっている。

この分野の先頭に居るのが、日本である。当然、摩擦があり、イスラム教と欧米の戦いが拡大する可能性もある。この中で西洋と東洋の架け橋としての日本の役割もあり、日本は今後の転換期に最初にその貢献を期待される存在になるはず。

しかし、国内の政治状況は、民主党と自民党の捩れで政治が動かない。この捩れを解消しないと、日本は世界的な役割を演じられないと心配している。
さあ、どうなりますか??

資料文明法則史学 http://www.ktroad.ne.jp/~bunmei/
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世界は今後20-30年で紛争危機に直面、米国家情報長官

2008年11月03日 15:09

マイク・マコネル(Michael McConnell)米国家情報長官は10月30日、米テネシー州ナッシュビルで行われた情報関係者らによる会合で講演し、世界は、富と経済力が西から東へ移動するというこれまでにない事態の中で、今後20-30年の間に紛争の危機が高まるだろうと語った。

マコネル長官はまた、将来的に、不足する食料・燃料に対する需要の高まりや新技術をめぐる戦略的競争、大量破壊兵器の拡大などが起こるとの見通しを示した。

マコネル長官は、2025年の世界を中国やインド、ブラジルなどによって形成される多極化社会と表現。この3か国の経済は、その時までに欧米の先進国に匹敵する規模になると指摘した。

マコネル長官は「規模やスピード、方向性などの点を見て、世界の富と経済力の移動が現在、進んでいる。西から東へ移動するというのは近代の歴史上前例のないことだ」と語った。さらに、今後、領土拡張や軍拡競争が起こる可能性は低いものの、完全には排除できないとした上で、石油が不足しているという認識が国家間に紛争を引き起こす可能性があると語った。

中国について、マコネル長官は「今後20年のうちに、世界に最も影響を与える国家になる構えだ」とし、2025年までに世界第2位の経済大国になり、強大な軍事力も保有している可能性があると語った。また、世界最大の天然資源輸入国で、世界最大の環境汚染国家になるとも指摘している。

マコネル長官は「貿易や人口動態、天然資源へのアクセス、投資、技術革新などの分野で、戦略的競争が起こるだろう。また、政治的優位を確立するために、科学技術の発展をめぐる争いが激しくなるだろう」との見解も示した。

マコネル長官によると、中国やインド、ロシアなどの新興国以外の地域についても、将来的に食料や燃料、そのほかの資源で、需要が供給を上回るとの見通しを示した。また、米情報機関が、36か国14億人が飲料水や農業用水を入手できなくなる可能性があると見積もっていることを明らかにした。

世界最古の焼物は日本製