冷戦終結以降の国際秩序を変えたい
一つは、プーチン大統領がウクライナを侵攻すると決めた狙いが、東部の親ロシア派2地域の独立承認や「平和維持」といったローカルな現状変更ではなく、冷戦終結以降の国際秩序を変えようとするものであること。
予定稿を誤送信! その署名記事でバレた「プーチンの真の狙い」
48時間でゼレンスキー政権を崩壊させるつもりだった
もう一つは、ロシア政府としてはウクライナに攻め込んでから48時間ほどで、つまり記事の配信予定に設定した26日午前8時までに、首都キエフを陥落してゼレンスキー政権を崩壊させ、高らかに勝利を宣言できると踏んでいたこと。
ウクライナに対する憎しみ
プーチン氏のウクライナに対する攻撃性の根底にある、怨念ともいえる強烈な思いを物語っている。それは、ロシアのルーツとされるキエフ公国がロシアと反目するのは「歴史に反する」という彼の主張だ。たとえば、「ロシアはその一体性を回復している」、「ロシアは、大ロシア人たち、ベラルーシ人たち、小ロシア人たち(※ウクライナ人たちを指す)を統合することで、その本来の姿を取り戻している」、「プーチン大統領はウクライナ問題の解決を後世に委ねないという歴史的な責任があると訴えてきた」といった文章が並ぶ。
アングロ・サクソンへの敵意
注)プーチンの中では「アングロ・サクソン」とはイギリスとアメリカのこと。
興味深いことに、記事全体を通じてアメリカやイギリスという国名は一度も登場せず、ひたすら「アングロ・サクソンたち」と連呼されている。NATO(北大西洋条約機構)という安全保障上の結びつきや経済的なつながりをできるだけ想起させず、「ヨーロッパ大陸のお前らと英米の連中は民族的に異なるはずだ」という囁きが目立つ。
ドイツを英米から引き離したい
ロシアからの天然ガスに強く依存するドイツを英米から引き離したいという思惑が示されている。
西側のルールや条件に基づかない新たな世界を作りたい
中国やインド、南米やアフリカ、イスラム諸国や東南アジアは、西側が世界秩序をリードしているとはもちろん、ゲームのルールを定めているとも考えていない。ロシアは西側に挑戦したのみならず、西側による世界覇権の時代が完全かつ最終的に終わったとみなせることを示した。新たな世界は、すべての文明と力によって形成される。それは西側のルールや条件に基づくものではない
「勝つつもりでやっているとは思えない」専門家も戸惑うウクライナ侵攻
プーチンからしてみれば、確かにクリミア半島は取り戻したものの、結局それはウクライナのロシア嫌いを増幅させて、NATOに近づかせてしまっている。ゼレンスキー大統領も「ロシアと融和する」として当選したにも関わらず、結局、反ロシアになってしまっている。では、次に“まともな大統領”が当選したとしても、また反ロシアになって、どんどんNATOとの軍事協力を進めていくはずだ……と。
ガールフレンド、アリーナ・カバエワ
男は美人が好き。女は権力者が好き。
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プーチン〝愛人説〟カバエワ氏が国営メディアでパラ除外を批判 子どもとスイス在住か
2022年03月09日 05時15分
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、元祖〝軟体女王〟に世界の注目が集まっている。米メディア「ページ・シックス」は情報筋の話として、ロシアのプーチン大統領が、愛人と言われる元五輪金メダリストのアリーナ・カバエワ氏と4人の幼い子供たちをスイスに隠していると報じた。
情報筋は「プーチンがウクライナに対する攻撃を行い、罪のない市民を攻撃し、難民危機を引き起こしている間、彼の家族はスイスのどこかで非常に安全な場所にいる」。4人の子供は2人の男の子と双子の女の子で、プーチン大統領との間に生まれたという。
カバエワ氏は2004年アテネ五輪の新体操個人総合で金メダルを獲得。驚異的な柔軟性を誇り、日本でも人気が爆発した。ウクライナメディア「フォーカス」によると、08年にロシアメディアがプーチン大統領との愛人関係を報じたが、政府はこれを否定。報じたメディアは閉鎖されたという。
さらに、カバエワ氏は14年からメディア・グループの取締役会トップを務めているが、公の場にほとんど姿を現さず、コメントもしていない。
その謎に包まれた女王が突然、口を開いたのが北京パラリンピックからロシア選手が除外された時だ。タス通信を通じて「世界のスポーツの歴史で最も恥ずべき事。多くの国際スポーツ組織の指導者は、長い間、様々な口実で全くスポーツマンシップに反する行為を行ってきた」と強い口調で国際スポーツ界を非難した。
これもプーチン大統領の〝ご意向〟なのだろうか…。ロシアスポーツ界で絶大な権力を持つ軟体女王の動向からも目が離せない。
消息を絶っていたプーチン大統領、実はガールフレンドの出産に立ち会っていた!?
2015年03月14日
テレグラフの伝えるところによると、このところ姿を見せていなかったプーチン大統領、実はスイスの聖アンナ・クリニックで長年のガールフレンド、アリーナ・カバエヴァの出産に立ち会っていたのではないか? という説が浮上しています。
彼女は元オリンピックの体操選手で、金メダルを取り、その後、議員になりました。
このたびの出産は、プーチンの子供ではないか? という観測が出ていますが、確認は取れていません。
何でもカバエヴァは回教徒なので、結婚すると、政治的にさすがにマズいダロ……という配慮があるそうです。
よくわかんないけど……やっぱりディープだな、ロシアは。
独記者、ロシア富豪から1億円 プーチン氏の本執筆
今回の報道は、キプロスを中心としたロシアの新興財閥(オリガルヒ)の資金の流れを暴いた調査報道の一環。シュピーゲルを含む国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が手掛けた。
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