山川義介。ALBERT(アルベルト)元会長。インサイダー取引の罪で在宅起訴

株価下落後に買い戻し インサイダー情報“伝達”

(160803)

  • IT関連会社の元会長が会社の業績予想を公表前に伝えたとされるインサイダー事件で、元会長が株価が下がった後に株を買い戻していたことが分かりました。
  • 「ALBERT」の元会長・山川義介被告(59)は去年、会社の業績を下方修正するという情報を公表前に親族らに伝えるなどした罪に問われています。山川被告らは公表前に株を売り、約1500万円の損失を免れていましたが、その後の関係者への取材で、山川被告が株価が下がった後に株を買い戻し、利益を確定させていたことが分かりました。取引には母親名義の口座が使われていました。インサイダー情報を伝えた行為での立件は初めてです。

2ch / Twitter / Google / Youtube / gunbird / gnews 山川義介

インサイダー取引で起訴 伝達者単独は初

  • 東証マザーズ上場で、ビッグデータの解析などを手がける会社の元会長が、インサイダー情報を漏らすなどした罪で、東京地検特捜部に在宅起訴された。
  • インサイダー取引の罪で在宅のまま起訴されたのは、東証マザーズ上場の「ALBERT」元会長の山川義介被告(59)。特捜部によると、山川被告は会長在任中の去年、業績を下方修正するというインサイダー情報を、公表前に親族らに漏らすなどした罪に問われている。親族らは株価が下がる前に売り抜け、約1500万円の損失を回避したという。
  • インサイダー情報を漏らした伝達者が、単独で刑事責任を問われるのは初めてのこと。