衣装ケースで遺棄された女性 「地元に帰りたい」と
2018/08/15 19:59
- 兵庫県加古川市のダムで20歳女性の遺体が衣装ケースに入れられ遺棄されていた事件で、友人らの証言から被害者の直前の様子が分かってきた。
- サングラスを頭に乗せてカメラを見つめる女性は11日、兵庫県加古川市のダムで遺体で見つかった小西優香さん。
- 小西さんの友人「優しくて良い子だったので、そういうふうに巻き込まれたのが信じられない」
- 大阪市内の飲食店で働いていた小西さん。笑顔で写る写真からも明るく活発な女性だったことが見てとれる。また、地元である三重県松阪市にもよく帰省し、友人に囲まれていたという。
- 地元の友人「同級生からも、先輩からも、後輩からも皆に可愛がってもらえるような子」
- 小西さんのものとみられるツイッターによると、大阪で一人暮らしを始めたのは約1年半前。
- 小西さんの知人「『やっぱり都会がいいや』って都会に憧れがあったんかなと」
- しかし、何度も相談を受けていた友人によると、2週間ほど前、小西さんは地元に帰りたいと話していたという。さらに事件の5日前、ツイッターの最後の書き込みにはこんな言葉が。
- 小西さんのものとみられるツイッター(原文ママ)「後ろぴったり着けられてエスカレーターはさすがに鳥肌やたから駆け下りたし」
- 衣装ケースに入った状態で遺棄されていた小西さん。ケースには彼女のものとみられる財布や化粧品が見つかっているが、携帯電話は見つかっていない。警察は、犯人が衣装ケースと合わないふたを使っていることなどから、単独犯が慌てて遺棄したとみて調べている。
小西さんの友人
大阪市内の飲食店で働いていた
「やっぱり都会がいいや」って都会に憧れがあったんかなと
小西さん「地元に帰りたい」
「後ろぴったり着けられてエスカレーターはさすがに鳥肌やたから駆け下りたし」
財布や化粧品が見つかる 携帯電話は見つかっていない
単独犯が慌てて遺棄したとみて捜査