イスラエルの情報機関 モサドが岡本公三に対して行った拷問 ゲイを集めた監房に放り込むみ、毎日のように集団レイプさせる

2015年1月11日

実際に目撃した人物が語る!世界の残酷拷問の手口

「死にたくても死ねない」

ゲイからの集団レイプ

「これは、テルアビブ空港乱射事件で逮捕された日本赤軍の岡本公三容疑者に対し、イスラエルの情報機関『モサド』が行った拷問です。ゲイを集めた監房に容疑者を放り込むみ、毎日のように集団レイプさせるんですよ。その気があったとしても、連日となればなかなか耐えられるものではありません」

世界の残酷拷問の手口 ~実際に目撃した人物が語る~

レイプに発狂装置、歯科治療…「死にたくても死ねない」

2014年末に米国中央情報局(CIA)によるテロ容疑者に対する拷問が話題になった。しかし同時に、世界中には更に残酷な拷問が存在し、現在も取調べや尋問の過程で拷問が行われているのである。

東南アジアや南米で危機管理コンサルタントに従事し、さまざまな拷問を目の当たりにしてきたA氏が、その実態を語ってくれた。

「拷問は本来“肉体的苦痛を与えて自白させる”情報収集の手段であり、残忍な刑罰や処刑の方法とは異なるものです。容疑者の精神を崩壊させたり、口が聞けないほどに肉体を痛めつけてしまったりしては、情報を聞き出すことができません。そのため、死への恐怖と肉体的苦痛から解放され、“生還したい”と思わせるギリギリの線を攻めるのです。こんな苦しい思いをするくらいなら、いっそのこと死んでしまってこの苦痛から解放されたい……と思わせるような拷問は、むしろ失敗なんですよ」

生死の境を攻めて情報を引き出すとは、なんともエゲツない。A氏は、これまで目の当たりにしてきた拷問の内容を苦々しく語り始めた。

■家族への陵辱

「容疑者が男性の場合、妻や娘への陵辱は当然のように行われます。時には、全裸で縛り上げた女性を犬や浮浪者、精神障害者に襲わせようとすることもあります。しかし、“拷問としての陵辱”で大事なのは、実際にレイプはしないということです。レイプしてしまえば、容疑者は妻や娘を守れなかった罪悪感で心を閉ざしてしまうため、情報は引き出せなくなってしまいますから」

■最短発狂法

「発狂させてしまうような拷問は、本来失敗なのですが……時に、一瞬だけ発狂させてしまうという方法なら、効率的な拷問にも成り得ます。その方法は至って簡単。容疑者を目隠しして椅子に縛り付けてヘッドホンを被せ大音量でノイズを流します。たったこれだけのことですが、容疑者の苦痛は尋常ではなく、そのまま放置すればたいていはすぐに発狂します。身の回りのモノで行える拷問ですが、絶対に真似しないでくださいね(苦笑)」

■歯科治療

「これは中国が政治犯に行っている拷問です。全身を拘束した上で、麻酔なしで歯科治療を行います。肉体的苦痛はトップクラスですが……まあ、説明は不要でしょう(笑)。映画『アウトレイジ』のワンシーンをご想像いただくのがわかりやすいかもしれません。

ちなみに、歯科治療拷問が多用されるのは、万が一その政治犯が釈放された際、『拷問ではなく治療だった』と言い逃れできるからです」

■ゲイからの集団レイプ

「これは、テルアビブ空港乱射事件(註1)で逮捕された日本赤軍の岡本公三容疑者に対し、イスラエルの情報機関『モサド』が行った拷問です。ゲイを集めた監房に容疑者を放り込むみ、毎日のように集団レイプさせるんですよ。肛門の括約筋は断裂し、精神もズタズタになります。その気があったとしても、連日となればなかなか耐えられるものではありません」

A氏によると、上記のような拷問は、“オーソドックス”な手法である水責め、殴打、眠らせないなどの拷問と組み合わせて行われるのが一般的なのだという。

「通常、情報収集のための尋問を目的とした拷問は、“プロ”がその苦痛を調整しますが、報復や怨嗟による拷問はただのなぶり殺しです。CIAをはじめとした情報機関の人間の間では、『人間が最も死を望む時があるとすれば、死にたくても死なせてくれない拷問を受けている時だ』という皮肉があるほど、その苦痛は尋常なものではありません」

既報の通り、拷問から得られた情報は、必ずしも有益なものとは限らない。そうとわかりつつも。こうした“尋問のための手法”を取り続けるその背景には、報復や怨嗟が少なからず込められているように思えてならない。果たして、だたの“なぶり殺し”となった時、その拷問は正当化されるに値するものだったのだろうか?
(文=山野一十)

(註1)1972年にイスラエルのテルアビブの近郊都市・ロッドにあるロッド国際空港(現・ベン・グリオン国際空港)で発生したテロ事件。のちの「日本赤軍」となる、日本人極左過激派組織が起こしたものだった。