自由=不安定
不自由=安定
The way of freedom or the way of security, which is yours ?
The way of freedom !!
ナタリーは私に問いかける。「自由と安定、どっちがあなたの道?」
直感で即答した。「もちろん、自由の道」
するとナタリーは極上の笑顔でこう返した。「当然、私も同じよ!」
自由の道、と即答できたのは、私が若くて、まだ結婚も出産も経験していないからだ。
3倍もの年月を生きたナタリーが、その歳になってなお、迷わずそうはっきりと答えることに、私は驚く。
お金があれば自由になれる
「自分はお金を追い求めてない。お金を持つことによって得られる自由を追っている。この2つは、かなり違うゴールである」
たしかに生活のために、好きでもない仕事を選んだり、プライベートがつぶされたりはよくあること。
- 「お金=自由」なら、お金なしでは奴隷に生まれるってことだ。
- かなりの数のスポーツ選手が破産している。それは何でも欲しいものを買う習慣が18歳のときに染みついてしまうからである。
- 30歳でリタイアしたときにフェラーリやヨットや豪邸を買い続けると無くなる。
土曜日に出勤しなければ、日曜日に居場所が無いと思え
一生お金に困らない「富」のマインドセット
第1章 おかしな人は誰もいない――あなたの経験は、世界で起こった出来事の0.00000001%にしか相当しない。しかし、あなたの考えの80%を構成している
第2章 運とリスク――何事も、見かけほど良くも悪くもない
第3章 決して満足できない人たち――お金持ちがとんでもないことをするとき
第4章 複利の魔法――ウォーレン・バフェットの純資産の95%以上は、65歳以降に得られたもの
第5章 裕福になること、裕福であり続けること――良い投資とは、一貫して失敗しないこと
第6章 ロングテールの絶大な力――5割の確率で失敗しても、富は築ける
第7章 自由――時間を自由に使えることこそ、お金から得られる最高の配当
第8章 高級車に乗る人のパラドックス――持ち主が思うほど、誰も高級品に感心しない
第9章 本当の富は見えない――裕福さの誇示は、お金を減らす一番の近道
第10章 とにかくお金を貯めよう――貯蓄は自分でコントロールできる唯一のこと。それが一番重要なメリットをもたらしてくれる
第11章 合理的>理性的――冷徹に理性的より、おおまかに合理的がいい
第12章 サプライズ!――歴史は未来を予測する地図になりえない
第13章 誤りの余地――あらゆる計画でもっとも重要なのは、計画通りに進まない可能性を想定すること
第14章 人は変わる――長期計画は難しい
第15章 この世に無料はない――あらゆるものには価格がある。だが、価格が表示されているとは限らない
第16章 市場のゲーム――自分とは違うゲームのプレイヤーからお金のヒントを得ないように
第17章 悲観主義の誘惑――楽観主義はセールストーク、悲観主義は差し伸べられた救いの手
第18章 何でも信じてしまうとき――なぜストーリーは統計データよりも強力なのか
第19章 本書のまとめ――あなたが学んできたこと
第20章 告白――著者の「サイコロジー・オブ・マネー」