岩谷 將(イワタニ ノブ) 中国政府系機関が招聘 拘束 手配のホテルで

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中国政府系機関が北大教授招聘 拘束、手配のホテルで

2019年10月24日

  • 北大の40代の男性教授が中国当局に拘束された事件で、教授は9月3日、北京にある中国政府系シンクタンクの中国社会科学院の招きで訪中し、9月上旬に同院が手配した北京市内のホテルで拘束されたことが23日、分かった。日中関係筋が明らかにした。防衛省防衛研究所や外務省に勤務したことがある教授の経歴から、中国当局が当初から拘束目的で招聘(しょうへい)したとの見方も浮上している。
  • 関係筋によると、教授は社会科学院から研究報告を求められて訪中し、滞在は2週間の予定だった。拘束はスパイ容疑とみられるという。在中国日本大使館の職員が面会しており、健康状態に目立った問題はないもようだ。
  • 教授は昨年も中国側の招きで訪中しており、中国社会科学院近代史研究所のホームページは、教授が昨年9月11日、同研究所で「中日戦争初期の日本の和平工作」と題して講義したと紹介している。
  • 教授を知る関係者は「リスク感覚が鋭い研究者だが、昨年も招かれていたので安心してしまったのかもしれない」と推察。中国政府系機関から招かれる日本人研究者は少なくないため、「最初から拘束目的だったとしたら衝撃だ」と話した。
  • 教授は中国政治や中国近現代史が専門で、2016年4月に北大教授に就く直前、防衛省や外務省で勤務していた。

2ch / Twitter / Google / Youtube / gunbird / gnews 岩谷將
2ch / Twitter / Google / Youtube / gunbird / gnews 北海道大学 男性教授

北海道大学の教授拘束 中国「法律に基づいた対応」

[2019/10/22 08:27]

  • 北海道大学の男性教授が中国で拘束されている問題について、中国政府はあくまで法律に基づいた対応で日中関係には影響しないとの認識を示しました。
  • 中国外務省・華春瑩報道局長「中国は法治国家だ。関連部門は絶対に理由なく外国国民を拘束するはずがない。中国は法に基づき、中国の法律に違反した外国国民に対処している」
    北海道大学に勤務する40代の男性教授は9月上旬に北京を訪れた後、中国当局に拘束されました。中国外務省は「日中関係改善の動きに影響するとの解釈は大げさだ」と述べ、22日の即位礼正殿の儀に王岐山国家副主席の出席が予定されるなか、日中関係への影響を避けたい思惑もにじませました。

中国「法律に基づいた対応」

中国は法治国家だ。関連部門は絶対に理由なく外国国民を拘束するはずがない

中国は法に基づき、中国の法律に違反した外国国民に対処している

9月上旬に北京を訪れた後、中国当局に拘束される

日中関係改善の動きに影響するとの解釈は大げさだ

即位礼正殿の儀に王岐山国家副主席の出席が予定

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経歴

2010年4月-2012年3月

  • 防衛省防衛研究所 企画部企画調整課
  • 戦史研究センター 情報発信調整官 教官

2012年4月-2013年3月

  • 防衛省防衛研究所 戦史研究センター 教官

2013年4月-2016年2月

  • 防衛省防衛研究所 戦史研究センター 主任研究官

2016年2月-2016年3月

  • 防衛省防衛研究所戦史研究センター
  • 外務省大臣官房国際文化協力室 主任研究官(兼)外務事務官