アメリカはフィリピンの西海岸に高速艇基地を建設 中国の南シナ海での影響力拡大に警戒

DQN

 

2025年10月27日 南シナ海での中国の膨張に米国が硬化

中国は南シナ海でベトナムに対し威圧行動を強化しており、海警局の船が高圧放水銃を使用するなどの攻撃的な態度を取っています。米国はこれを自国に対する挑戦と見なし、対応を硬化させています。米中経済・安全保障調査委員会は、中国のこうした行動を「地域覇権を狙う無法な拡張活動」と位置づけて警戒しています。中国は南シナ海全域の領有権を主張し、人工島の軍事化や埋め立てを進めている一方、国際的な法的判断(2016年の仲裁裁判所の判決)を無視しています。これに対し米国はフィリピンをはじめ東南アジア諸国と連携強化し、南シナ海での自由航行作戦を継続しながら中国の威圧に対抗しています。最近では、米国はフィリピンの西海岸に高速艇基地を建設し、中国の攻勢に備えるなどの軍事的な布陣を強めています。また、日米比3か国の高官会談で連携を確認するなど地域の結束も図られています。こうした動きは中国の南シナ海での影響力拡大に対する米国の明確な警戒と、地域の安定維持を狙った牽制策といえます。

 

 

2023年09月25日 中国海警局が南シナ海に「障害物」設置、フィリピンが強く非難

フィリピン沿岸警備隊は24日、中国と領有権を争う南シナ海スカボロー礁で中国海警局が「浮遊式の障害物」を設置し、フィリピン漁船の入域を妨害したと明らかにし、声明で「強く非難する」と表明した。

 

 

2018年08月05日 中国外相「アメリカが南シナ海に脅威を与えている」

ASEAN(東南アジア諸国連合)関連会議に出席した中国の王毅外相は、記者会見で「アメリカが南シナ海に脅威を与えている」とトランプ政権を非難しました。

中国・王毅外相「主に米国が大規模な武力を頻繁に南シナ海地域に持ち込み、安全上の脅威になり、これこそ地域の軍事化の最大の後押しになり得る」
王外相は中国が進める南シナ海の軍事拠点化については「防御的な措置だ」と正当化しました。また、アメリカとの間で加熱している貿易問題を巡って中国が3日に発表した報復関税は、「WTO(世界貿易機関)を軸にした自由貿易体制を維持するためだ」と強調しました。

 

 

主に米国が 大規模な武力を頻繁に南シナ海地域に持ち込み

 

 

安全上の驚異になり これこそ地域の軍事化の最大の後押しになり得る

 

 

“南シナ海の軍事拠点化” 「防御的な措置」

 

 

おととい発表した米国への報復関税措置は「WTOを軸にした自由貿易体制維持のため」

 

 

 

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