日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかり

低学歴だから低姿勢じゃないと出世できない。

結果として「腰の低い調整型」「世渡り上手型」が出世する?

世渡り上手のすごい心理テクニック
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日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかり

2020年、現代ビジネスで反響の大きかった経済・ビジネス部門のベスト記事です。日本企業に蔓延する「偉い人たちのおかしさ」について語り尽くした。

社長が「次の社長」を決めるというムラ社会

社外取締役がみなさん社長の「お友達」みたいなケースがありますよね。形式は整っているけど、魂が入っていない。導入した企業の中にはそういう企業が多い印象があります。

早慶卒、体育会系出身が「最強」という現実

典型的に就職に強かったのは体育会でしょ。早稲田、慶応に入れるだけの能力がありました。その上、「ラグビー部です」「野球部です」と言えば、日本的経営の企業であればどこでも内定がもらえるわけです。要するに地頭いい、体力がある、これが要件。それに加えて、上下の秩序にちゃんと従って行動できる。最高じゃないですか。オペレーショナルな業務を磨く、ムラ社会の一員としては……ということになるわけです。

「徹夜で麻雀できる人」が出世する社会

結局、自分の頭で考える人はめんどくさい、と思われているんですよ。部下として使いにくい、と。

経営陣から言われるわけです。アメリカの大学院で学んだことなんてすべて捨てろ、忘れろ。徹夜で麻雀に付き合えと。そうしないと本当に出世できなかったわけです(笑)。

上司に気に入られた奴が出世する

大企業に就職しただけで満足し自慢げに語り偉そう。退職した後に何が残るというのか。上司に気に入られた奴が出世するのも同じ。

飲み会の参加率で人事が決まる

世の中の変化に気づかず、変えることといっても、大きな枠組みは変えず小手先だけ。体育会系の繋がりで、飲み会の参加率で人事が決まる。自分で考え、全く違う業種への変革を訴えても、一蹴されるだけ。これでは新しい時代に適応するイノベーションは生まれない。

むしろ国を挙げて成長したいって意欲がない

日本が成長できない理由ってこれなんだろうね。むしろ国を挙げて成長したいって意欲がないのかもしれない。今までも他人(外国)の好景気に引っ張られてやっと維持できるレベルだったわけだし。そこは技術の日本、日本すごいとか自画自賛してる場合ではなく、大いに反省して変えていかないと恥ずかしいよね。

頭空にして限界まで働ける末端しかほしくなかった日本企業

日本企業は頭空っぽにして限界まで働ける末端しかほしくなかったってことなのかな。自分の頭で物事を考えることって大事だと思う。それとは別に、職場で飲み会に参加もしない人は協調性がない、と言われてハブかれるのもよくある。日本人は協調性と同調性を一緒に考えているのかもしれない。違う考えの人も一緒に協力するのが協調性で、無理やり一つの考え方に統一するのが同調性じゃないんだろうか。皆違って皆良い、が本当の意味での協調性だと思った。

“学歴不要論”にチクリ「大学いかないとこうなるんだな」

かねて“学歴不要論”に反論し、日本の現状においては就活に有利などの点からも大学を卒業するべきだと説いてきた。今回のツイートでも「大卒と高卒だと、平均生涯年収の差が3~5000万円と言われてます。まともな企業でデスクワークだと大卒じゃないと応募すら出来なかったりします」と、学歴格差の一例を示すとともに、「現実に対して『高卒でも収入が高い人はいる』とか平均の意味が分かってない反論を見ると大学いかないとこうなるんだな。。と」と、一部の反対意見にチクリとさした。

  • 大学に行った方が選択肢は広がる。