政府を批判したい、メディアが悪い。正しい情報提供と心理的支援、偏見の解消が重要
子宮頸がん悪化させた女性は、なぜ不確かな情報に惑わされたのか
子宮頸がんを悪化させた女性が不確かな情報に惑わされた背景には、以下のような事情があります。
- がんが怖い病気である一方、医療の治療は身体的・精神的負担も大きいため、「副作用のない代替療法」や「がんに効く」という根拠不明の情報に魅かれてしまいやすいことがある。例えば、実際に35歳でステージ1Bの子宮体がんと診断された女性が、「水を飲めばがんが消える」「手術や抗がん剤は命を縮める」といった誤情報を信じ、病院での治療を拒否してがんが全身に転移し命を落としたケースが報告されている。
- 医療やがんに対する偏見やスティグマも影響する。子宮頸がんは多くの場合ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染が原因だが、性交渉に関連するために「性の偏見」や誤解が根強く、その結果、患者は自責感や不安、孤立感を抱きやすい。こうした心理的な負担が、正しい医療情報にアクセスしたり信じたりするのを妨げることがある。
- コロナ禍を含めた情報氾濫の時代に、不確実で誤った情報が容易に広がりやすい環境にあること。例えば、ある若い女性がHPVワクチンを副作用の怖さから受けず、抗がん剤もネット上の否定的な情報を信じて拒否し、結果的に病状が大幅に悪化した例がある。
- 情報リテラシーの不足や医療とのコミュニケーション不足も背景にある。患者として医師と信頼関係を築けない、あるいは治療の説明を十分理解できないことも、不確かな情報に流れる一因となる。
子宮頸がん悪化の原因のひとつには、「がんに対する恐怖と偏見」「誤った情報に対する心理的受け入れやすさ」「医療情報の混乱」「患者と医療機関の信頼関係のギャップ」が複合的に絡んでいます。このため、正しい情報提供と心理的支援、偏見の解消が重要とされています。
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