ウクライナへの支援額ランキング

ウクライナへの軍事援助はどこから来るのか

Where Military Aid to Ukraine Comes From

ウクライナへの軍事援助はどこから来るのか

2022年2月24日から3月27日までに、ウクライナに最も多くの武器・兵器供与を約束した国(単位:10億米ドル)

Countries pledging most arms/weapons transfers to Ukraine from Feb 24 to Mar 27, 2022 (in billion U.S. dollars)

United States 4.77

Estonia 0.24

United Kingdom 0.22

Italy 0.16

Sweden 0.14

Germany 0.13

Canada 0.10

Czech Republic 0.06

Poland 0.06

Slovakia 0.05

May include other military aid (protective equipment). Converted from €, April 21, 2022. Source: IfW Kiel

statista

ゼレンスキー大統領 “徹底抗戦”を表明

ロシア「ウクライナ側が交渉拒否」と主張

ウクライナ侵攻を続けるロシアは、ウクライナ側が交渉を拒否したため進軍を続けていると主張しました。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦を表明しています。ウクライナのゼレンスキー大統領は26日公開した動画で、「国を解放するまで戦い続ける」と強調し、徹底抗戦する姿勢を表明しました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領「アゼルバイジャンとトルコの大統領が、ロシアとの会談の仲介を申し出てくれた。歓迎する」一方で、ロシアとの交渉への意欲も示しています。

これに先立ち、ロシアのペスコフ大統領報道官は、プーチン大統領が交渉のため25日に進軍を停止するよう指示したものの、ウクライナ側が交渉を拒否したため、「26日に進軍を再開した」とと主張しました。ウクライナの大統領府は、「彼らの話は戦術の一部に過ぎない」と非難しています。ロシアが首都キエフへの圧力を強める中、キエフのクリチコ市長は、ロシアの工作員が活動、一部で衝突が続いているとし、首都への攻撃が始まって以降、子ども1人を含む6人の市民が死亡したと発表しました。

こうした中、アメリカ国防総省の高官は、ウクライナ周辺に集結したロシア軍の50%以上がウクライナ国内に侵入し、250発以上のミサイルを発射したと明らかにしました。一方で、ウクライナ軍の反撃がロシアの想定を上回っており、ロシア側は「いらだっている」と指摘。現時点で制圧された都市は1つもないとしています。また、バイデン政権は、ウクライナに対し3億5000万ドル=400億円あまりの軍事支援を新たに行うと発表しました。

米欧、ロシアのSWIFT排除で合意

米欧は、ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。独政府報道官が26日に発表した。米国、フランス、カナダ、イタリア、英国、欧州委員会が合意した。

米独 ウクライナに武器を供与へ

ウクライナ軍とロシア軍の戦闘が続くなか、武器や弾薬をウクライナへ送る動きが広がりを見せています。アメリカ国防総省は26日、ウクライナに対して3億5000万ドル=およそ400億円分の武器供与を決定したと発表しました。小型の武器や弾薬、防弾チョッキなどを前線に送るとしています。また、ドイツのショルツ首相は26日、ウクライナに対戦車砲1000門や携帯式地対空ミサイル500基を提供すると発表しました。ドイツは第2次世界大戦後、他国へ武器を提供しない政策を取っていましたが、初めての方針転換となりました。

アメリカ SWIFT排除は無し

当初から検討されていたSWIFT=スイフトと呼ばれる国際的な銀行間送金ネットワークからロシアの銀行を排除する制裁案は今回は見送られている。

Twitter / Google / Youtube / 5ch / mimizun
リアルタイム / Google トレンド / Yahoo!ニュース SWIFT

今井佐緒里

アメリカのドル制裁にロシア(や中国)はどう対抗する?4つの戦略と中露独自の金融網とは:ウクライナ危機

バイデン「ロシアへ前代未聞の経済制裁」は、核爆弾というスウィフトか。何が問題か:欧州議会とウクライナ

ロシア株、一時50%安 通貨ルーブルは最安値更新

制裁リスト

ウクライナのクレバ外相は、壊滅的な制裁を要求した。それは既に米欧が用意していることが公表されている。ただし中身は公表されていない。クレバ外相の要求は以下のとおり。「世界は直ちに行動を起こさなければならない。ヨーロッパと世界の未来がかかっている。

するべきリスト

  1. SWIFTを含むロシアに対する壊滅的な制裁措置を今(大文字)行う。
  2. いかなる手段、形態であれロシアを完全に孤立させる。
  3. ウクライナに武器や設備
  4. 経済的支援
  5. 人道的支援

彼は外務大臣で防衛大臣ではないのはわかっているが・・・援助を叫ぶ以外にないのだろうか。「するべき」リスト、「今」制裁しろ・・・ウクライナ軍が何かした報道も気配もないが・・・。フランスで専門家がテレビで、市民のレジスタンスを過小評価するべきではないと強調しながらも、ロシアに攻撃されたら全くもたないだろうと述べている。

プーチンの言動は何一つ真実がない

やっぱり侵攻するのか‥‥プーチンは全面侵攻はないと言ってたが、今回のプーチンの言動は何一つ真実がない。

関連ニュース

2022年2月24日 バイデン大統領、対ロ制裁対象を「ノルドストリーム2」に拡大

2022年2月24日 ロシア制裁、まずは金融に照準 軍需産業融資に影響

ロシア・ウクライナ戦争時の国際的な制裁措置

International sanctions during the Russo-Ukrainian War

アメリカ「これは第一弾」

ロシアのソブリン債に対する制裁を科し、同国政府が欧米から資金を調達できなくする

ロシア政府系の開発対外経済銀行(VEB)や同国の「エリート層」にも制裁を科す

2022年2月23日 ロシアが「ウクライナ侵攻開始」 米大統領、制裁を発表

EU加盟国が一連の対ロ制裁案に同意

ロシア下院議員351人に対し、資産凍結やビザ(査証)の発給制限

27の個人・団体も制裁対象とする

イギリス ロシアの5つの銀行と3人の大富豪に制裁

ジョンソン首相は「これは第一弾」と強調

オーストラリア 対ロシア制裁を発表 独立承認で

ロシアの安全保障会議を構成する8人に対して金融制裁を科すと発表した。豪州への入国も禁止する

また2014年のロシアによるクリミア半島併合を受けて導入した特定の個人との資産取引を禁止するなどの制裁措置を、ロシアが独立を承認したウクライナのルガンスク、ドネツク地域に拡大する

日本 ロシアへの制裁措置発表 関係者のビザ発給停止など

ロシアが独立を承認した地域の関係者のビザの発給停止や資産凍結、それに輸出入の禁止、ロシア国債などの日本での発行・流通を禁止することを発表