2024年 GDPじゃ分からない韓国が終わりかけている理由

GDPじゃ分からない部分が明らかになってきている。日本のメディアが伝えてないところ。かつ日本のネットの人たちが伝えてない、海外からの目線で色々な情報を探してみた。

出生率

日本よりも出生率が低い。「鳥は巣がなければ卵を産みません。巣の値段が鳥が買える値段の30倍だったらどうなるでしょうか」。つまりこれは家の値段が高っていうことを言ってんのかな。だったら当然子供埋めないよ、みたいな感じの話ですよね。

「彼らが子供を持たない理由を要約してくださいって言われればこう言います」みたいな「ストレスが多すぎる」「仕事が多すぎる」「時間が少なすぎる」「必要なお金が多すぎる」。つまり「使わなきゃいけないお金が多すぎる」ってことですね。「恋をするには時間が少なすぎる」っていう風に言ってますね。まあそうですよね。恋できないと子供もできませんもんね。特に今の時代ね。

「私はピョンテクに住んでいますが人間の赤ちゃんよりもベビーカーに乗った小型犬をよく見ます」だって。これは日本でもそうかな。でもね韓国結構犬飼ってる人多いなって思いましたよ。

「出生率0.7。つまり各世代の人口は前の世代の半分以下になるということです」。これもねかなりのいいねが付けられてますね。

「残念ながら赤ちゃんはサムスンの株主に短期的な利益をもたらしません」。これねなんていうか面白いですよね。あとでこの話も出てくるんですけれども。

「時代を重ねるごとに生活水準が下がっていくと、人々は親になることで興味を失っていくのと同じですよ」みたいな。これ7000いいねとかってえぐいですね。

「生きていくだけで週80時間以上働かなければならない場合、人々は子供を埋めなくなると判明」。ま、そうですね。日本も働きすぎっていうとこありますよね。結構ね、企業とかによって違いますけれども、優遇される人ほど優遇されるってとこありますよね。これ皮肉かな。金正恩「国民を滅ぼしてやる」。韓国「いや自分でやる!」みたいな。だから人口減るってことはどんどん自滅してるのと同じだよってことですね。

「あなたが貧しい時子供たちは無償で労働できます。けれどもあなたが裕福であれば子供はお金のかかる趣味です」みたいな。つまり「豊かになると子供を産まなくなる」っていうこと。これなんか色々な風に取れるかな。貧困者だって子供産めないし、富裕層の家族はたくさん子供産むと思ったけれども、お金たくさん持ってる人だって子供を持つと面倒だから、自分の時間がなくなるから産まなくなる」っていうか。作らなくなってきてるじゃないですかね。

ソウルの一極集中

「日本でも東京の一極集中があります。それでも韓国の方が半分の人口(2,603万人)がその首都圏にいる。これはもう元に戻らないよね」っていう話。これちょっと興味深いですね。

「彼らのソウルへの集中と過度の依存は衝撃的だ。日本には名古屋大阪福岡とかその小規模の都市だけれども、東京と並んで経済成長の言動力となってる都市がある。ドイツとかインドもあるけれども、韓国はそのソールに対する権限が多すぎる」みたいなこと書かれてますね。後でちょっと言う病院・医者の問題にもちょっと関わってくる。これも興味深いですね。

「10年前地理の授業で国の人口がより均等に分散することと、全員が1箇所に集中することのメリットとデメリットについて学びました。当時は国民が1箇所に集中した場合に生じる全ての問題を示すために韓国人が使われていました」。つまり韓国っていう国が使われていたってことですね。

「人の量を処理するための整備が整ってない。一般エリアそれはまさにはまり込むべき循環です。企業は人材のためにそこに移り、人々は企業からの機会のためにそこに移ります」。まあねこのデメリットとメリットっていうの学校で学ぶために韓国が使われていたってことですね。

給料と家賃の比率(割高な家賃)

「問題はいくら稼ぐかではなく、稼いだ分に対してどれだけ減ってくか」っていうことをここでは語っていて。「いっぱい稼いでもかなり出ていく」っていうか「貯金ができない」ってことは「それは裕福な国ではない」ことですって言ってます。

「富は中産階級の過処分所得によって決まります」と言ってます。20代後半のイギリス人の話で「韓国は好きなんだけれども、いろんないいこともあるんだけれども、1番のポイントは給料のかなりの部分、個人的には50%が家賃に消える」と言ってます。後で話すんですけれども、ソウルに住むと高いんだけれども、地方に住むと安いっていう。カラクリもある。でもソウルには仕事が全部集中してるけれども地方には仕事がないから地方に家賃が安くても住むメリットがない。そこが今の韓国の問題の1つでもあるって言われてるんです。

「私は韓国が大好きでここで自分のために築いてきた生活に感謝しています。人々は親切で文化は美しいですが、経済問題はたくさんあるんです。10代20代30代の人々はみんな人生を楽しむことや暗い将来の計画を諦め、一生懸命働くだけではどこにも到達できないと信じており、今をより大切に生きています」。

「これがチャンネル登録者数が100万人を超えるYouTuberの国内最大の割合を韓国が持つっていう理由でもある」っていうこと言ってますね。つまり韓国ってYouTuberが多いってことなんですよ。今、日本にもすごい韓国人のYouTuber来てるじゃないですか。日本語で喋って韓国の情報を出して、彼らは現地に住んでる人もいるけれども、それでも稼いでるんです。だから日本人よりももっともっと外に出ていかなきゃいけないみたいな状況になってる。

「私自身、来年完全にフリーランスに移行し、収入源の多様化をしようと計画しています。なぜならたとえ高い資格を持っていてもまともな給料の仕事を見つけることができず、非韓国人である私にとって不利な要因がさらにあるからです」だって。韓国に住んでるイギリス人としての葛藤を語ってる。

韓国人は日本人よりも中国人に近い

実は韓国人は日本人に似てるという風に言われているが中国人にいっていうようなねそういうスレッドもあったていうかコメントもあったのでここをね1つのカテゴリーとしてちょっと入りたいと思いました

経済大国症候群

「韓国の問題は私が新しい経済大国症候群と呼んでいます」みたいな。つまりその成長が早すぎてドバイ・UAE・カタールとかみたいな。そういう国と同じようにいきなり成長、経済が発展してしまったんだけど、メンタリティとしては途上国だった時の状態がまだ残っている。外から見たら綺麗に見えるけれども中に入ってみるとなんか違うなっていう。その違和感を覚えるみたいなようなことが書いてますね。そのギャップですね。つまりそういう国では自分たちよりそのGDPが低いところの国を差別したりとか見下げる傾向があるみたいなことがここでは書かれています。このUAEとカタルっていう国と並べたっていうとことが私ちょっと面白いなと思いました。

高齢者問題

「最近その日本も韓国もその平均寿命とあんま変わんなくなったじゃないです。けれどもその違いっていうのは韓国には社会保障がないだけでなく高齢者のホームレス危機が発生していることを忘れていませんか?」みたいな。つまりその現在の若者の経済的な苦境と相まって「韓国はホームレス老人大国になるだろう」みたいなことを言てるんですよねここもね3000ぐらいのいいねがついててねなんかすごい視点だなとかと思いました私韓国にいる時よく感じるのは確かねなんか誰かの政権の時にムンジェイン政権でしたっけ。老人の地下鉄の無料化みたいなことをやったみたいな感じでね。地下鉄に乗るとね結構その暇な老人が結構座ってたんですよね。その雰囲気はね私あんま好きじゃなかったですね。なぜなら若者が座れないじゃないですか。けどね私の荷物をこう手で抱えてくれる老人とかも行ったりとかあとテジョンとかの駅のねその地下のところに老人がわーっていっぱいタムロしてたりとかね。あんまりこういうのって日本で見ないんですよね。

子供の自由

「子供たちへの教育要件がいかにバカバカしいもの。サムスンに就職できなかった人は失敗者と見なされている。思いやりを持った人がどのようにして子供をその社会に送り込むだろうか」。不自然な日本語になっちゃってるんですけれども。

「街では13歳から16歳の子供たちをほとんど見かけません。なぜなら彼らは勉強してるからです」って。確かに私もねそれずっと思ってたんです。他の中央アジアの国々とか行くと、若い人いっぱいいるんだけれども、なんで韓国ってなんかその年代の人ってあんま見かけないのかなと。勉強してるんです。でも韓国の地方都市原州のみんな知らないところ行った時にはそのぐらいの年齢の子供たちが集団で街の中をね闊歩していたり。ちょっとソウルと違ったところが見えました。次8000いいねがあります。ポイントを言うと「彼らの高校数学試験の難しさ神を超えています」ということを書いてますね。「私だったら5年生で落第していただろう」みたいなことが書かれてます。「おそらく韓国のシステムの学生としてソウル大学に入学することはリーグのトップエンドの学校に入学することよりもはかに難しいでしょう。それほど競争率が高い社会なのです」っていうことが書かれてます。

自殺率

「韓国は先進国の中でも自殺率もかなりトップクラス」。これは日本のメディアでも聞きます。

就職

「残念なことに就職難の解決策はないようです。私の母は私が知ってる中で最も前向きで勤勉な人ですが、経済的不平等の状況はひどく、自分のビジネスがうまくいくのは難しいと認めました」って。

だからどんなに頭が良くても競争が激しいので何かこうビジネスを立ち上げてもそのうまくいかなかったりするので。だからよく言うじゃないですか「2~3年も持たないよね」って。

「韓国の会社って、ちっちゃい会社ですよ、お店とか。1年2年とか経ったらすぐなくなってる」とかって言うじゃないですか。そういうようなことを言ってると思うんです。

地方都市

「韓国人のソウルに対する執着はとても奇妙だ。釜山・仁川・大邱のような都市に全てが揃っていないとは言えません。仁川はソウルにとても近く、外国人が好きなバーやレストラン・ショッピング・大学さらに空港まであるし、ナイトライフも全部揃ってるのに。かつソウルから1時間で着くのに」。

「仁川はとてもアパートが安いのにやっぱりソウルの方が人気。ソウルで100万ウォンかかる同じアパートが仁川には35万ウォンから40万ウォン」だって。私ねこれエアB&Bを仁川で借りることが多いんですけれどもやっぱりね仁川の方がアパートの質もよく安い。やっぱりソウルに住む理由がなくなるんです。私みたいな仕事してるとなのでこれちょっと共感できますね。最近はねソウルを離れていく人が増えてるみたいです。競争が激しいのでリラックスできる地方にどんどん人が流れてってるみたい。こういう現象もあるみたいですね。

「10年近くそのソウルに住んでるものとして韓国の住宅はやっぱりソウルだけが高くて他のとこは安い。だから私も前回動画撮った時、大邱の東の慶尚にいたんです。そこすごい安かったです。

「高度な都市かとソウルへの集中がこの国がこの苦境にある主な理由の1つです。多くの韓国人の若者はもし選択肢があれば実際にはソウルに住みたくないでしょう。問題は全ての仕事がソウルにあるため、単純にはそれができないからです。そのため土地や住宅の安い地域は全て未使用となり、ソウルの住宅価格は高騰し、金持ちと結婚し宝くじにあたりビットコインで金持ちにならない限り財閥の奴隷という悪夢に囚われる若者が増えています。2016年から2020年にかけては本当に大騒ぎでした。政府は政府機能のほとんどを収容するためにソウルから1時間南に 世宗市を建設することで、ソウル周辺の一極集中を緩和しようとしているが、これまでのところ失敗に終わってる」だって。

「韓国の残りの地域が放置される一方でソウルは全てが起こる場所であり続けています」って。私も世宗市に行ったんですけれども、確か綺麗でみなとみらいの高層ビルをちっちゃくしたような感じで整備されてて住みやすいなと思ったんです。でもそこにたくさんその移転してきてるといえばそういう感じではなかったですね。

男女感対立

「25歳の韓国人として言います。YouTubeや数多くのドラマ映画では韓国のファンタジーが紹介されていますが現実は違います。男女間対立は頂点に達し、上の世代は望まないMZ世代というあだ名をつけられて(世代間対立までしてるみたい)、漢江の奇跡も過去の話。上の世代が作ったものをどんどん壊してる」みたいなことが書かれてます。そういう対立っていうのは今後どうなってくのかちょっと注視していきたいところです。

富を独占する財閥

多分みんなこれご存知だと思うので説明いらないですよね

日本の一歩先を進んでる

日本人のコメントなんですけれども「日本人として韓国は日本社会の極端バージョンであり、日本の一歩先を行っていると感じます。いいことも悪いことも」。これも1000いいねがついてます。

不公平な社会

ツケっていうのは後でどんどん回ってきます。一見素晴らしく見えるハリボテ。中身がないのでどんどんどんどん衰えてく。昔から言われてるようなことなのかもしれない。

地方の医師問題

ポイントとして強調したいところなんです。「私は韓国人と結婚し韓国に住んでるイギリス人男性です。私の娘は2年前に蔚山の産院で生まれました。その病院は運営するのに十分なスタッフを確保できなかったため現在閉鎖されてる」って。何が言いたいかと言うと、最近韓国で問題になってるすごい問題の1つとして、地方の病院に優秀なお医者さんがいない。わざわざソウルまでバスとか高速鉄道とか乗って行かなきゃいけない。しかもその移動手段のところでめちゃくちゃ人が並んでるっていう現象が起きたりしてて。日本には福岡・大阪・京都・札幌・東京って割と病院しっかりしてるのに、釜山にはそんなにない。だからみんななんかあった時はわざわざソウルまで病院に行かなきゃいけなくて、それが大変だみたい。ドキュメンタリーを見た時に「あ、日本と韓国の一極集中の違いってここがすごい大きなところなんだな」って感じたんです。

計画性がない

「彼らが近代的な都市を計画し公共交通期間のことを考えなかったのはクレイジーです」。私1つ思い浮かぶことがあって、私、清州っていう田舎に1ヶ月ぐらいいた時に高速鉄道の駅が2つあったりとか、元々あった清州の駅とで3つとも全部分れていたりとか。それね韓国でも話題になってたんです。なんでこういう配置になってんの?みたいな。だからとにかく作ろうぜみたいな感じで作ちゃったみたいなことだと思うんです。面白いです。「私は韓国人です。信じてください。私たちには計画性がありません」みたいなことが書かれてます。

民族のレジリエンス(困難をしなやかに乗り越え回復する力)

「韓国の歴史を知っていれば本当に1つだけ尊敬できるのは、韓国人自身だけです」みたいな。「なんとも脅威的な回復録だろう」みたいなことが書かれています。これいろんな取り方あるけれども韓国に対して褒めることはないけど韓国人自身は経済発展も頑張ったしみたいな。その彼らの回復力に対して評価してんのかなこれは。レジリエンスっていう言葉よく使うのでこれはね海外で日本人はレジリエンス力が強いとかっても言われてるのでこの英単語覚えてと良いかもしれませんね

南北に2つのディストピア

「朝鮮半島に国が2つあってどっちでもディストピアなのはちょっと驚くべきことだ」って。1.1万人のいいねがつけられている。韓国=ディストピアっていう風に覚えとくのも新しい感じの言い方かもしれません。

「資本主義と共産主義のどちらが国を統治するかを巡って、北朝鮮と韓国が残忍な戦争を繰り広げた様子が大好きです。70年後の現在、両者は両方の経済モデルの絶対的な最悪のシナリオを示すように発展しています」。興味深いですね。

「1つの半島に2つのディストピアを収めることができたのは全く驚くべきことです」って。違う人が書いてますね。

韓国は実在しない国

それは国家を持った企業だ。財閥のことを言ってるんだろうねきっと。なんか面白い表現だなと思いました。

韓国には住まないで

「母国を飛び立ちカナダに住んでる韓国人としてみんなが言ってることは全て正しいと思います。訪れるのは楽しいんです。けれども住むのは絶対にダメです。事態が悪化する一方で見るのは辛いです。多分韓国が嫌でカナダに移民した韓国人ってことかな?

日本をコピーして発展した。いろんなプロセスを飛ばしてる。ネガティブな意味で日本より先に進んだ社会。対立・男女対立・高齢者と若者の対立。まだ日本にない傾向。今後日本でそういうことが起きるか分からないが、隣国から学ぶっていうことも重要

結構深刻です。「韓国が死にかけている」理由が海外で話題に【20の課題】

結構深刻です。「韓国が死にかけている」理由が海外で話題に【20の課題】

親や友達と食事に行こう

  • 人間関係が豊かだと幸せになりやすい
  • お金があれば幸せになれるわけではないが、不幸を避けることはできる
  • 50歳の時の人間関係がいいと80歳の時の健康状態もよくなる
  • 遺伝はどうにもできないが、人間関係は自分次第でどうにかなる
  • そのため幸せになるのに遅すぎることはない
  • 孤独は痛みである
  • ふれあいは麻酔薬のように痛みを和らげる効果がある
  • スクロールをやめて、相手に注意を向けること
  • 話しかけないよりも話しかけた方が良い
  • 人と人との関係はほったらかしでは育たない
  • 仕事をしすぎて人間関係をおろそかにしないこと
  • 人生を支えてくれる10人の人間関係を把握する
  • 他人に誠実な関心を向ける

グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない
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ラケット破壊、握手拒否、張り手失格と韓国選手の問題行動が物議!

母国メディアは「過去には抗議で1時間座り込んだケースも」【アジア大会】

中国・杭州で開催されている第19回アジア競技大会。五輪や種目別の世界大会とはまた異なる熱狂と興奮があり、連日のごとくなにかとトピックを提供してくれている。

そんななか、大会序盤で話題をさらったのが韓国代表選手による非スポーツマンシップ行動だ。

イ・ヘギョン Lee Hye-Kyeong 女子柔道の48キロ級

まずは現地9月24日、女子柔道の48キロ級準決勝だ。アビバ・アブジャキノワ(カザフスタン)と対戦したイ・ヘギョン(韓国)はゴールデンスコア(延長戦)で3度目の指導を受けて一本負けを告げられた。

3度の指導のうち2回は、アブジャノキノワに対する明らかな張り手。それでも納得がいかないイ・ヘギョンは試合後、畳の上に座り込んで抗議の姿勢を現わした。「故意ではなかった」と強く主張し、コーチ陣も審判団に異議を唱えつづけたのだ。結局イ・ヘギョンは涙を浮かべて会場を後にし、失格処分のため3位決定戦にも出場できず。一方のアブジャキノワの頬には痛々しくも血が滲んでいた。

その翌日の25日、男子テニス会場でも見苦しい光景が広がった。

2回戦で世界ランキング112位のクォン・スンウ(韓国)と同636位のカシディット・サムレジ(タイ)が対戦し、前者が1-2で敗北。試合が終わるとクォンは怒りを爆発させ、ラケットを何度も地面に叩きつけ、さらに自身のベンチにも2回打ちつけて完全に破壊した。そして健闘を称えるべく近寄ってきたサムレジを無視し、なんと握手を拒否。審判への挨拶もせず、スタンドの大ブーイングを浴びながら足早にコートを去った。

これには母国・韓国のファンやメディアもオカンムリで、翌日、クォン・スンウがサムレジの元へ足を運んで直接詫びを入れ、直筆の謝罪文まで公開する事態へと発展。それでもバッシングはやまず、韓国体育協会は「クォン・スンウの非紳士的な振る舞いはきわめて遺憾であり、大会終了後、総合的に検証したうえであらためて適切な措置を取ると約束する」と明言するに至った。

一連のハプニングを受けて、全国紙『スポーツソウル日本語版』は「もはや韓国のお家芸なのか…杭州アジア大会で敢行された敗北後の“座り込み”、過去には1時間もの抗議も」と題した特集記事を組んだ。あらためて両選手の振る舞いを糾弾したうえで、「韓国人選手が国際大会で“座り込み”抗議をしたのは今回が初めてではない」と記し、ひとつのエピソードを紐解いた。

いまから11年前の2012年ロンドン五輪、女子フェンシング(エペ)準決勝で、韓国代表のシン・アラムと2008年北京五輪の金メダリストであるブリッタ・ハイデマン(ドイツ)が戦った。その一戦で敗れたシン・アラムは、その場におよそ1時間に渡って座り込んだという。延長戦の残り1秒で決勝点を奪われる劇的な幕切れだったが、最後のハイデマンの攻撃回数を問題視。結局は時間計測を間違う誤審だったが判定は覆らず、ショックを引きずったシン・アラムは3位決定戦でも敗れてメダルを逃した。韓国では「ロンドンの1秒」として語り継がれているようだ。

とはいえ、『スポーツソウル』は肯定的に捉えていない。「結果的に誤審だったことが判明したが、自身に不都合な判定に“座り込み”で抗議するというのは決して褒められたものではない」と断じ、「このように、韓国人選手は結果もさることながら、スポーツマンシップに反する行動で注目を集めることが珍しくない。いくら実力があったとしても、人間性という点で成熟していなければ一流のアスリートとは言えないだろう」と諭している。

アブジャキノワ。左の頬には明らかな傷口と出血

試合後、辛そうな表情で引き上げるアブジャキノワ。左の頬には明らかな傷口と出血が確認できる。

2012年ロンドン五輪の女子エペ準決勝ではシン・アラムが涙の座り込み