2025年11月12日 複数の日本人が関与か、フィリピン邦人射殺 首謀者特定に向け警視庁などが捜査員派遣
フィリピンのマニラで今年8月、日本人男性2人(佐鳥秀明さんと中山晃延さん)が銃で射殺された事件で、警視庁は11日、現地で防犯カメラ映像の確認や実行役の携帯電話解析などを行うため、暴力団対策課の捜査員6人を派遣しました。事件では、実行役のフィリピン人2人が日本人から報酬を受けて殺害したと供述しており、複数の日本人が関与している疑いがあるため、首謀者の特定と事件の全容解明が目的です。
事件は8月15日夜、マニラの繁華街で発生し、被害者の2人はタクシーから降りた直後に近づいてきた男に銃撃され死亡。フィリピン当局は実行役のフィリピン人兄弟を拘束しています。警視庁捜査員は約4日間現地に滞在し、現場の監視カメラ映像や実行役のスマートフォンの解析を進め、現地警察とも連携して資料収集と首謀者の特定を目指します。

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