共産主義から専制国家になった国
共産主義から専制国家になった代表的な国は北朝鮮です。北朝鮮は朝鮮労働党による一党支配体制で、金日成の死後、その息子・孫へと三代にわたり権力が世襲されており、「金王朝」による専制支配が続いています。政治的には軍事重視の先軍政治で、言論統制や人権抑圧が強く絶対君主制の様相を呈しています。
また、旧ソ連の崩壊後にロシアも経済的には民営化が進み資本主義に移行しましたが、プーチン政権により強い中央集権と政府によるメディア統制が強化され、独裁的色彩が強まっています。
ベラルーシのルカシェンコ政権も反対派の抑圧を行う専制体制として批判を受けています。
他にはキューバも共産党一党支配で経済自由化は限定的で、ソ連型の社会主義体制が色濃く残る一方、経済困難の中で徐々に改革の兆しも見られるものの専制的な政権が続いています。
これらの国々は、共産主義の一党独裁体制を維持しつつ、中央集権的かつ専制的な体制へと性格を強めている例としてあげられます。
中国
中国は共産党が一党独裁体制を維持している国家であり、「人民民主主義独裁」という概念を掲げています。中国共産党は労働者階級を指導階級とし、社会主義の実現を目指す過渡期の段階から、国内を統率する強い中央集権体制を確立しています。憲法や政治制度は民主集中制を基礎としており、行政・立法・司法三権の独立はなく、党の指導が全てに優先する体制です。
近年は習近平指導下で権力の集中がさらに強まり、言論統制や政治的弾圧が強化されるなど、国家の専制主義的側面が顕著になっています。一方で経済面では市場経済の要素も取り入れ、中国独自の社会主義市場経済と称されています。このように中国は形式的に共産主義の理念を掲げつつも、現実には強力な専制国家体制として統治が行われています
社会主義と共産主義の違い
社会主義と共産主義はどちらも経済的平等を目指す思想ですが、主な違いは以下の通りです。
- 社会主義は生産手段(工場や農地など)を社会や国が所有・管理して利益を社会全体で分配しつつ、一部の市場経済や私有財産を認める場合があります。政府が経済の調整役を担い、生産や所得の再分配を行いますが、市場活動や個人の私有を完全に否定しない点が特徴です。
- 共産主義は社会主義の発展形とも言われ、すべての財産や生産手段が社会全体で完全に共有され、私有財産は認められません。最終的には階級がなくなり、皆が平等に能力に応じて働き、必要に応じて分配される理想的な社会を目指します。共産主義では国家の役割もなくなり、完全な平等社会を実現しようとします。
まとめると、社会主義は共産主義への移行段階またはその一種と考えられ、社会主義はある程度の国家管理や私有を残しつつ平等を目指し、共産主義は究極的にすべてを共有し階級や国家をなくす理想社会を指します。社会主義は現実に多くの国で導入・実行されてきましたが、共産主義の理想は実現困難とされることが多いです
学生運動世代で共産主義に理想像を求めているごく一部の人
ネットの意見は偏りがあると思います。掲示板で目立つのは定年退職後の有閑老人男性。恐らく学生運動世代で共産主義に理想像を求めているごく一部の人だと思います。彼らのストレスの捌け口となっているのではないでしょうか。データに基づかずに「外国人の不起訴」「外国人は出ていけ」という論調でコメントが列記されています。
少数の人がIDをコロコロと変えて投稿し、「多数派」を装っているように感じます。なぜならコピペされた文章が多いからです。
少数派に特徴的なのが「攻撃的な文章」「語尾にwなどを多用して議論に勝った体を装う」「断定的で他人の意見を否定する」点です。
学生運動世代とは、主に1960年代から1970年代にかけての日本の学生運動を経験した世代を指す。背景としては、1940年代後半から1950年代生まれの学生が中心。この世代は「全共闘世代」とも呼ばれ、後の世代との対比でしらけ世代や新人類世代などと呼ばれることもある。
今の60~70代の年齢層に当たる。
クラス転移に巻き込まれたコンビニ店員のおっさん、勇者には必要なかった余り物スキルを駆使して最強となるようです。 6
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