タイ国王個人の総資産は世界トップクラス
タイ国王個人の総資産(約300億〜400億ドル超)は、単一の君主や王家個人の比較において、サウジアラビアなどのアラブ主要王族(国王個人単位)を上回り世界トップクラスと評価されています。その中核はバンコク中心部などの超一等地に広がる膨大な不動産です。主な理由は以下の通りです。
首都の一等地を膨大に所有
タイ王室の資産管理機関(王室財産管理局:CPB)は、バンコク中心部の商業地や高級ホテル、官公庁が建ち並ぶエリアをはじめ、タイ全土に及ぶ広大な土地を所有しています。バンコクのプライムロケーション(サイアム周辺やルンピニー周辺など)の多くが王室所有地であり、長期借地権の賃料や再開発から莫大な収益が生まれています。
国内有数の大企業株を保有
土地だけでなく、タイ最大級の商業銀行であるサイアム商業銀行(SCB)や、総合財閥のサイアム・セメント・グループ(SCG)などの筆頭株主でもあり、配当金収入も安定した巨額の財源になっています。
資産の個人名義化
2017年から2018年の法改正により、従来は国的な性質が強かったCPBの管理資産が国王個人の所有名義へと一元化されました。これにより、国王が個人の資産として自由に運用・保有する形が明確になりました。
まとめ
アラブの石油富裕国(サウジアラビアやUAEなど)は「王家全体」や「国家の主権免除ファンド(SOV)」として見ると莫大な規模になりますが、「国王個人が所有・管理する純資産」という比較枠組みにおいては、タイ国王が世界最高額規模であるという見解が一般的です。

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