富裕層や超富裕層が増えている。資産ゼロからなった人、すでにある程度の資産を貯めていて評価額が上がって富裕層層になった人。それぞれの割合
各種調査や構造分析から推計とゼロから成り上がった層は全体の1〜2割
「資産ゼロからの成り上がり(起業・事業売却など)」と「既存の資産運用・相場上昇による昇格(資産インフレ)」の割合について、公的な統計データとして直接比較した内訳数値は存在しません。ただし、各種調査や構造分析から推計すると、近年増えている富裕層・超富裕層の大部分(およそ8割〜9割)は既存資産や投資の評価額が上がった層であり、ゼロから成り上がった層は全体の1割〜2割程度にとどまります。
成り上がり層と資産インフレ層の構造
ゼロから到達した層(約10〜20%)
- 創業起業家のIPO(新規公開株)やM&Aによる事業売却
- 暗号資産や個別株の急騰によるハイリスク投資の成功者
- 給与所得が高いインカムリッチ(高収入専門職など)が超節約と高配当投資を継続したケース
労働対価や事業成果をテコにして資金を作り、短期または一代で到達するルートです。市場全体の拡大に関わらず一定数発生しますが、狭き門となります。
評価額が上がって到達した層(約80〜90%)
- もともとアッパーマス層(3,000万〜5,000万円)や準富裕層(5,000万〜1億円)にいた世帯
- 株価上昇、円安による外貨建て資産の膨張、都市部を中心とした不動産価格の高騰
近年の富裕層世帯数の急増を牽引している主因です。新規にゼロから富を創出したというよりは、保有していた株式や不動産などの評価額が市場環境によって底上げされ、境界線を越えて富裕層へスライドしたケースが多数を占めます。

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