ビジャの女王 史実ではなくて創作?

ビジャの女王

1258年。ペルシャの小都市国家「ビジャ」は、蒙古(もうこ)軍の攻撃により、陥落寸前の状況にあった。そこで16歳の王女のオッドは、療養でビジャを離れている父親ハマダンに代わり、無償で守城を手伝ってくれるという思想集団「墨家」の力を借りることを決断。そんなオッドと、墨家の一員であるダルマダ・ブブが、共に力を合わせて戦う姿を描いた中世大陸ロマン。「コミック乱ツインズ」2021年5月号から掲載の作品。

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バグダードの戦い 1258年1月29日 – 2月10日

1258年にチンギス・ハーンの孫にあたるフレグ率いるモンゴル軍がアッバース朝のバグダードを包囲した戦いである。モンゴル軍によって攻略されたバグダードは徹底的に破壊され、市内に存在していた知恵の館や数々の図書館に収蔵されていた何十万冊もの大量の学術書はモンゴル軍によって燃やされるか、または、川に捨てられた。これによってイスラム文明が築いた多くの文化遺産が地上から消失した。

フレグ

イルハン朝(フレグ・ウルス)の創始者。チンギス・カンの子のトルイと、ケレイト族出身の正室ソルコクタニ・ベキの間の三男として生まれた。

子女 男子
長男 アバカ
次男 ジョムクル
三男 ヨシムト
四男 テクシン
五男 タラガイ
六男 トブシン
七男 テグデル・アフマド
八男 アジャイ
九男 コンクルタイ
十男 イェスデル
十一男 モンケ・テムル
十二男 フラチュ
十三男 シバウチ
十四男 タガイ・テムル

子女 女子
長女 ボルガン・アガ
次女 ジャマイ
三女 モングルゲン
四女 トゥドゥケチ
五女 タラカイ
六女 クトルカ
七女 バーバー

ザグロス家(Zagros Family)

検索してザグロス山脈は見つかりましたが、ザグロス家は無さそうです。

イラン高原の南西の山脈。イランの南西部からイラク、トルコそれぞれの国境線となる。

ザグロス褶曲遡上帯

ザクロ

石榴と書いてザクロと読むのは無理があります。「ザグロス山脈が由来?」などと想像しました。想像通りだったようです。

名前の由来 中国人が、ペルシャ湾の東・ザクロス山脈から持ち帰ったことによると考えられています。

市販されているザクロはアメリカ産、イラン産を中心とした輸入品。国産のザクロに比べて甘みが強く酸味の少ない品種です。

スペインの町グラナダの「グラナダ」とはザクロを意味する言葉です(手榴弾のグレネードとは無関係)。

ビジャロマ

「ビジャ」「ビジャロマ」とも情報は見つかりませんでした。

乳香とはムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂のこと。乳香の名は、その乳白色の色に由来する。乳香は紀元前40世紀にはエジプトの墳墓から埋葬品として発掘されているため、このころにはすでに焚いて香として利用されていたと推定されている。

オッド

オッドアイ(虹彩異色症)に由来する造語?。

名称だけでなく発症割合としても、ヒトよりもイヌやネコが発症する場合が多い。

ハマダン

ダルマダ・ブブ

イランの歴史

アズバルド朝

漫画の中で出てくるアズバルド朝は歴史上は存在しません。近い名前はアッバース朝

ペルシア地図