不便を楽しむのが田舎暮らし 不便をお金で解決して快適に生活するのが都会暮らし

丁寧な暮らし=田舎暮らし?

「丁寧な暮らし」という言葉を良く目にするようになりました。

2010年ころからでしょうか。

この言葉は「田舎暮らし」を指すような気がします。

古い作りの家では全てが非自由です。

不便さを知恵とひと手間で解決するしかありません。

  • 不便を楽しむのが田舎暮らし
  • 不便をお金で解決して快適に生活するのが都会暮らし

アメリカは便利さを追求した社会。ロシアはそれを放棄した社会

どちらが幸せなのか、考えても答えは出ません。

便利なはずのアメリカが幸せそうには見えません。

ロシアの場合、お金が無いから放棄せざるを得ないのかもしれません。

ロシアでは水道やガスは使い放題だそうです。

近所にいる自治会長の爺さん「今のほうが暮らしやすい」

戦前生まれの近所のお爺さん。自治会長さんだからちゃんとした人だと思います。

昔より2015年の今のほうが暮らしやすいと言っていたのが印象的でした。

昔には戻りたくないと。

社会の仕組みが完成している日本

創造の余地があまりありません。

歯車のひとつみたいです。

レールが敷かれていて窮屈です。

それが日本の閉塞感を生んでいるのだと思います。

「昔の子どもはかわいそう」と思うとき

  1. 土曜日にも学校の授業があった 118人
  2. インターネットがなかった 88人
  3. 面白いゲーム機がなかった 71人
  4. 携帯電話がなかった 68人
  5. エアコンがなかった 59人
  6. テレビが小さくて白黒だった 53人
  7. コンビニエンスストアがなかった 51人
  8. 学校の給食がおいしくなかった 45人
  9. 家の手伝いをしなければならなかった 42人
  10. 00 テレビが家に1台しかなかった 41人

注)小学5年から中学3年までの男女200人が対象。調時期は7月中旬

全く可哀想と思わんな

親や祖父母の幼少期の話を聞いて、今との差を感じる

爺さんが「お菓子代わりに芋ばかり食べてた」と言う話は哀れに思ったな。親や祖父母の幼少期の話を聞いて、今との哀れな差異を感じたりするんだが、それが、時代のせいなのか単純に彼らの家が貧しかっただけなのかが、いまいちわからない

今の子供の方が可哀想だろ?

今の子供の方が可哀想だろ?土曜日休みでも塾行かなくちゃいけないし、色んなことが禁止されて自由に遊べるのがゲームの世界だけとか

  • そんなの今の30代だろ。20代前半はもうその感覚はない
  • 感覚が麻痺して当たり前になってるんだろ?大学行くのが当たり前。行ったしてもFラン大じゃ意味無いとか

今の方が恵まれてるに決まってんだろ

今の方が恵まれてるに決まってんだろ?科学力が圧倒的に違いますわ

  • 必ずしもそうじゃない。お前らはLINEいじめなんてなかっただろ

田舎暮らし心得

  1. 現金は要る
  2. プライバシーは無い
  3. 農業で飯は食えない
  4. 地域行事めちゃ多い
  5. 運転免許は必須
  6. 自分の価値感は通用しない
  7. 自然の脅威にさらされる

田舎ぐらしの7ヶ条

私達は、 天野に移り住んでくれる方々を大きな期待を持って出迎えたいと考えています。 しかし、自然 景観や雰囲気だけで「天野」 に住んでもらうことにも一抹の不安を感じます。 こんなはずではなかったの にという後悔だけは回避したいのです。 そこで、 天野を好きな皆さんに、もっと天野を好きになってもらえ るよう、私達が抱えているいろいろな条件を包み隠さずに知ってもらった上で、 天野の住民としてお迎え したい、「田舎ぐらし7ヶ条」を作ってみました。 ご理解ください。

第1条 現金は要る

田舎に住めば、自給自足でお金はかからないと思いがちです。 確かに、野菜など食料に関わるものは、 近所からもらえたりしますが、日常生活は、基本的には都会と同じです。 光熱水費・浄化槽の管理費用・ 車の燃料代・公租公課などはどこで住んでも必要です。又、地域の行事や神社仏閣などへの寄進も結構多く、現金は必要です。

第2条 プライバシーは無いと思え

田舎に住めば、静かに生活できると思いがちです。 確かに、 自然環境的には静かで、 カエルの歌がう るさくて眠れないほどです。 しかし、人間同士の関係は非常に忙しくて、干渉されたくなくても干渉してくれ ます。 留守のはずの我が家に帰ってみれば、台所におすそ分けが置いてあった。 又、近所の人が待って いたなんて事はありがちです。 でも、このことがあるから、都会ではよく言われる孤独事故の心配である とか、疎外感とかにさいなまれることはありません。 地域コミュニティーの源でもあります。

第3条 農業で飯は食えないと思え

大規模な農地を持って田舎ぐらしをする場合は別ですが、そうでない場合は、 農業から得る収入で生 活をまかなうと言うことは難しいです。副食程度のまかないは出来ます。

第4条 参加を求められる地域行事の多さを覚悟せよ

田舎はとにかく共同作業が多く、 四季折々に祭事や奉仕作業が催されます。 運命共同体としての個々 の役割が求められます。このことをうっとうしいと思うなら田舎ぐらしは難しいです。 でもこの場がお互いを理解し合える格好の場 でもあります。・・・・・草刈機は必需です。

第5条 運転免許は必需だ

公共交通機関の利用は当てにしないほうが懸命です。 あったとしても連絡が悪かったり、希望する時 間に無かったりです。 移動手段としての自動車は必需です。

第6条 自分の今までの価値観は通用しないと思え

田舎だからといって封建主義というわけではありませんが、 個人の言い分に対して、 都会よりは全体を 重んじる風潮があります。 このことが良好な自然環境や人間関係を保ってきた大きな要因となっていま す。 都会で得られた知識や技術に対してまでも否定される訳ではありません。 逆に大きな期待を持って 迎えられます。

第7条 自然は時として大きな脅威になる

おとなしい自然は「いやし」そのものです。 朝日、 昼光、 夕日、 木々のざわめき、鳥のさえずり、どれをと っても心安らぐものばかりです。 しかし、一たび牙をむけば、これほどの脅威はありません。 暴風雨、 川 の氾濫、裏山の崩壊、 雪害など生活を破壊してしまうほどの被害もあります。 自然は侮れません。

以上、 この7ヶ条が理解できれば、 あなたは田舎ぐらしの達人です。