生活に余裕ができる、他人に依存する必要がなくなる、個人主義になる、孤独に耐えられない人が現れる

幸せ

 

アメリカ人も日本人と同様に人間関係で悩んでいる。昔から

米国の成人、8割以上に孤独感 女性・白人ほど影響大

米国の成人の80%以上が何らかの孤独感を抱えており、その影響は特に女性や白人に強く現れていることが、大規模な研究で明らかになりました。孤独を強く感じている人は、孤独を感じていない人と比べて、うつ病のリスクが5倍高く、メンタルヘルスの不調日数が1か月あたり11日多く、身体的不調を訴える日も5日多いという結果でした。孤独は、高齢者だけでなく若年層を含む幅広い年齢層に及び、教育水準や社会的背景に関わらず存在しています。女性、失業者、教育水準の低い人が孤独感を訴えやすい傾向がありました。研究では、黒人やヒスパニック系の人々は孤独の度合いにかかわらず比較的うつリスクが低いことも指摘されており、文化的・社会的な緩衝メカニズムの存在が示唆されています。

研究者は孤独感が心身の健康に大きな影響を与えることを強調し、孤独感への対処を公衆衛生上の重要な課題として捉えています。孤独を認めることが弱さとみなされ助けを求めにくい現状の課題も述べ、社会的処方やコミュニティづくり、テクノロジー活用などの介入方法が有効としています。孤独は喫煙や肥満と同様、修正可能なリスク要因であるとの認識を広める取り組みが求められています。

 

 

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える
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  • 内向型の人々が持つ強みや魅力を解明し、彼らが歴史や社会に与えた大きな影響を説明する書籍です。著者は内向型とは、喋るより聞くことを好み、パーティで騒ぐより一人で考えたり研究に没頭するタイプの人を指します。ビル・ゲイツやガンジー、ウォズニアックなども内向型であったことを例に挙げ、内向型のひとが持つ潜在力が外向型が理想とされる社会の中でどのように活かされうるかを述べています。

本書は、内向型が置かれる社会的課題や偏見を指摘しつつ、内向型の人が自らの特質を理解し、活かしていくための方法論も紹介しています。内容は、社会が外向型を理想視することへの疑問提起から始まり、内向型の人の特性、文化や社会における内向型の位置づけ、そして内向型の人が効果的に働き、コミュニケーションを取るための実践的な助言まで多岐にわたります。

この本は、内向型の人だけでなく、外向型の人にも自分や他者の多様な性格を理解し、社会や職場での人間関係や働き方を見直すきっかけとなる一冊です。日本語の文庫版も刊行されており、社会心理学や自己理解に関心がある方に支持されています。

 

 

 

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