- 2025年11月05日 カンボジアで日本人とみられる13人含む50人超拘束…詐欺拠点の摘発、パソコンや携帯も押収 読売新聞によると、カンボジア南東部のバベットで現地当局が国際的な特殊詐欺拠点を摘発し、日本人とみられる13人を含む外国人50人以上を拘束した。押収品にはパソコンや携帯電話などが含まれる。その他の拘束者には台湾人32人、フィリピン人8人などがいるとされる。 バベットはベトナムとの国境に位置し、中国企業が進出する経済特区やカジノホテルが多い地域。今年5月にも北西部ポイペトで、日本人29人が特殊詐欺に関与した疑いで拘束されており、東南アジアを拠点とする日本人関与詐欺組織の摘発が続いている。 陳志 2025年11月02日 特殊詐欺帝国を築いた陳志 権力と黒金の構図
- 2025年10月28日 カンボジア詐欺 プリンス・グループは中共の手先か
- カンボジアで韓国人が「拉致・監禁」される理由
- 2025年10月24日 政府までも操る…「カンボジア犯罪の黒幕」中国出身38歳の陳志氏の正体
- 2025年10月24日 韓国人ら標的「カンボジア犯罪組織」の背後に中国資本…チャイナタウンを拠点に金融・不動産・オンライン詐欺で巨額利益
- 2025年10月23日 タイ財務次官、カンボジア「プリンスグループ」資金癒着疑惑で辞任
- 2025年10月16日 頻発するカンボジアでの韓国人「拉致・監禁」事件にどう対処するのか?
2025年11月05日 カンボジアで日本人とみられる13人含む50人超拘束…詐欺拠点の摘発、パソコンや携帯も押収 読売新聞によると、カンボジア南東部のバベットで現地当局が国際的な特殊詐欺拠点を摘発し、日本人とみられる13人を含む外国人50人以上を拘束した。押収品にはパソコンや携帯電話などが含まれる。その他の拘束者には台湾人32人、フィリピン人8人などがいるとされる。 バベットはベトナムとの国境に位置し、中国企業が進出する経済特区やカジノホテルが多い地域。今年5月にも北西部ポイペトで、日本人29人が特殊詐欺に関与した疑いで拘束されており、東南アジアを拠点とする日本人関与詐欺組織の摘発が続いている。 陳志 2025年11月02日 特殊詐欺帝国を築いた陳志 権力と黒金の構図
中資企業「太子グループ」とその創業者・陳志は、米ニューヨーク東部地区連邦検察庁により、特殊詐欺、マネーロンダリング、強制労働の罪で起訴されている。陳志は中国福建省出身で、若い頃はネットカフェ経営を行い資金を蓄えた後、2009年にカンボジアへ渡航し、2015年に「太子グループ」を設立した。このグループはカンボジアのシアヌークビルを拠点にし、不動産や金融投資を表向きにしながら、大規模な特殊詐欺やオンライン賭博、マネーロンダリングを組織的に展開し、世界30ヶ国以上で詐欺活動を行っていた。また、カンボジア内には複数の詐欺パークが建設され、従業員は拘束状態で働かされていた。
陳志と太子グループは、中国共産党公安部や国家安全部の高官らの庇護を受け、政界や警察とも癒着し、巨額の賄賂を送るなどの「黒金ネットワーク」を形成していた。太子グループの利益は1日で約3千万ドル、年間約110億ドルにも上ると推定されており、マネーロンダリングが主な目的となっていた。
また、米司法省によると、太子グループはパラオの戦略的要地にペーパーカンパニーを設立し、現地政治家とも連携しながら中国共産党統戦部の影響拡大に利用されていた。元中国公安部のスパイであったエリック氏の証言でも、太子グループは中共の秘密工作の主要代理人の一つとされ、その活動は暴力団的な互恵構造のもと、政治的な保護と資金・ネットワーク提供の関係で成り立っていたことが明らかにされている。
2025年10月に米司法省と米財務省、英国外務省が連携し、太子グループおよび関連146件の資産凍結、制裁を強化。シンガポール、台湾、香港なども調査協力や資産凍結を行っている。シアヌークビルの太子パークはすでに廃墟となり、その詐欺帝国は国際的追及の最終局面を迎えている。
以上が『特殊詐欺帝国を築いた陳志 権力と黒金の構図』の概要である。陳志は中国共産党の権力層の庇護を受けて巨大な詐欺ネットワークを構築し、国際的なマネーロンダリングや統戦工作とも連動していたことが判明している。
2025年10月28日 カンボジア詐欺 プリンス・グループは中共の手先か
カンボジアのプリンス・グループは、単なる詐欺やマネーロンダリングの組織ではなく、中国共産党(中共)と深く結びついている可能性が高いです。以下が概要です。
- 米国や英国の当局は、プリンス・グループの創業者である福建省出身の陳志を詐欺の首謀者として摘発し、約140億ドル相当のビットコインを押収、複数の企業と個人を制裁対象にしました。グループは30か国以上で企業を展開し、表向きは不動産開発を装っていますが、実態はカンボジア国内に詐欺拠点や強制労働キャンプを運営していました。
- Canadian media「The Bureau」や元中共スパイの証言によれば、陳志の犯罪ネットワークは中共の統一戦線工作部や国家安全部、公安部などの中国政府機関と直接つながっており、資金や人員支援があったとされています。中共は取り締まりをせず、むしろ共謀関係にあるとの指摘もあります。
- 経済インフルエンサーや専門家も、プリンス・グループは中共の手先として、太平洋地域で米国と覇権争いを仕掛ける中共の戦略の一環とみなしています。たとえば、パラオなど重要拠点での土地買収やマネーロンダリングを通じて、中国の政治的・軍事的影響力拡大に寄与しているとの見解です。
- 陳志はカンボジアの複数の首相の顧問を歴任し、カンボジア政府からも名誉称号を受けるなど、政治的な結びつきも強い状況です。
総じて、プリンス・グループは中共の国家安全部や公安部と癒着し、国際犯罪や詐欺を隠れ蓑にしながら中共の利益に奉仕していると指摘されています。このため、米英両国が厳しい制裁措置を講じ、調査を強化している経緯があります。
世界中で境界知能が狙われている?
カンボジアで韓国人が「拉致・監禁」される理由
カンボジアで韓国人が拉致・監禁される理由は、主に「高収入の職」を装った就職詐欺やオンライン詐欺(ボイスフィッシング)に関連しています。被害者は魅力的な高収入の仕事を求めてオンラインで誘われて渡航しますが、到着後にパスポートを取り上げられ、外出を制限され、暴力や拷問を受けるケースが多いです。これらの犯罪は、多くが中国系犯罪組織、特に三合会系組織によって計画されており、現地の治安機関との癒着が指摘されています。監禁された韓国人は、オンライン詐欺の実働要員に強制的にさせられたり、身代金目的の拉致で脅迫を受けたりすることもあります。こうした背景には、韓国人の若者が現地での「高収入」という甘い言葉に惹かれ、犯罪組織の巧妙な誘導に乗ってしまう事情があります。現地の犯罪組織は詐欺センターや監禁施設を長期間運営し、被害救出が困難となっていることも問題です。
2025年10月24日 政府までも操る…「カンボジア犯罪の黒幕」中国出身38歳の陳志氏の正体
- 米当局は、陳志氏および彼が率いるプリンスグループ(太子集団)が関与した「史上最大級の金融詐欺」を摘発し、約140億ドルのビットコインを押収した。陳氏はカンボジア、バヌアツ、キプロスの三重国籍を持ち、フン・セン前首相およびフン・マネット現首相の顧問を務めていた過去を持つ。さらにカンボジア政府から「公爵」の名誉称号を与えられるほど、政財界に強い影響力を持っていた。
犯罪の仕組みと規模
- 陳氏の主導した詐欺は「ロマンス詐欺」などのオンライン詐欺に基づき、世界中の個人から数十億ドルをだまし取っていた。
- 米司法省によると、彼のグループはカンボジアに10以上の「詐欺拠点」を運営し、強制労働させた移民を使ってSNS経由で被害者を誘導。
- 詐取した金は仮想通貨マイニング企業やカジノなどで資金洗浄され、豪華な生活に浪費されたという。
- 一方で、プリンスグループの名のもとに慈善事業を装い、表向きは「財界で尊敬される慈善家」として国内で宣伝活動を行っていた。
国際的な制裁
- 米国財務省は、関連する128社・18名を制裁対象に指定。企業群はカンボジア、香港、シンガポール、ケイマン諸島、台湾などに分散しており、多くが実体のないペーパーカンパニーと判断された。
- 英国はロンドンの不動産(総額約120億円相当)を押収し、シンガポールや台湾、香港も捜査・制裁に参加している。
- 韓国でもプリンスグループ関連資金約97億円が4つの主要銀行口座に残存し、すでに凍結措置が取られている。
現状と見通し
- 陳志氏は全ての犯罪容疑を否定しているが、各国の司法機関が連携して捜査を進行中。
- 有罪となれば、最高で懲役40年の刑が科される可能性がある。
- カンボジア政権内部との癒着疑惑も強まっており、今後の政治的波及が注視されている。
2025年10月24日 韓国人ら標的「カンボジア犯罪組織」の背後に中国資本…チャイナタウンを拠点に金融・不動産・オンライン詐欺で巨額利益
カンボジアでは近年、外国人を狙った重大犯罪が急増しており、韓国政府は2025年10月中にも関係企業などへの金融制裁を検討中。制裁対象の候補として、プノンペン拠点の「プリンスグループ」と「フイワングループ(Huione Group)」が挙げられている。
取材によると、これらの組織は表向きは銀行・カジノ・ホテルなどを展開するが、裏では「ウェンチ(詐欺拠点)」を運営し、ボイスフィッシング、オンライン賭博、資金洗浄などを通じて巨額の利益を上げている。プリンスグループは米国・英国から過去に制裁を受けており、本社周辺には「チャイナタウン」が形成されている。
プノンペンの中心部には、中国人専用に近いエリア「ゴールデンストリート」があり、飲食店や両替所、美容室などが立ち並ぶ。現地では「客のほとんどが中国人」との証言もある。プリンス銀行も同地域の主要な金融拠点となっている。
米国平和研究所(USIP)の報告では、2023年にカンボジアで発生したオンライン詐欺の利益は125億~190億ドルであり、同国GDPの半分を超える規模に達しているという。2017年以降、習近平指導下での「反腐敗運動」によって中国本土のカジノ資金がカンボジアに流れ込み、そこで犯罪資金ネットワークが拡大したとみられる。
現在、プリンスグループの陳志会長は消息不明で、関連企業キングスマンの韓国支社も活動が停滞。現地では銀行預金の引き出し(バンクラン)の噂も広がっているが、ATMは稼働しており実際の混乱は確認されていない。
総括
- カンボジアは中国の「影の経済圏」として急速に変質しており、オンライン詐欺や洗浄資金が国家経済の一部を構成している。腐敗した政財界、緩い規制、そして中国マネー依存が複合的に作用し、韓国政府や西側諸国が制裁で対抗に乗り出している構図と言える。
2025年10月23日 タイ財務次官、カンボジア「プリンスグループ」資金癒着疑惑で辞任
タイのボラパク財務次官が、カンボジアの「プリンスグループ」との資金癒着疑惑で辞任した。このグループは、プノンペンを拠点に活動する中国系の実業家・陳志氏が率い、フン・セン元首相の側近とみられている。米国と英国は、この組織を詐欺とマネーロンダリングの拠点として制裁対象にしている。
グローバル調査報道プロジェクト「プロジェクト・ブレイズン」が発表した報告では、ボラパク次官の配偶者がプリンスグループ関係者から約300万ドル(約4億5000万円)相当の暗号資産を受け取ったとされる。また本人も同グループ傘下銀行「BIC銀行」の顧問リストに名を連ねていた。
ボラパク氏は疑惑を全面否定したが、法的対応を理由に辞任を表明。これにより、彼が責任者を務める予定だったオンライン詐欺資金追跡タスクフォース(TF)からも外された。
さらに、タンマナット副首相兼農業相にも、同グループとの癒着疑惑が浮上した。議会では、南アフリカの事業家ベンジャミン・マウアバガー氏と副首相の緊密関係が指摘された。タンマナット氏は過去、1993年に豪州でヘロイン密輸罪で有罪判決を受けた経歴を持つ。
アヌティン首相は、いかなる高官であっても法に従うと強調し、国家詐欺防止委員会の設立を発表。自身が委員長として捜査を統括する方針を示した。
タイでは近年、オンライン詐欺やボイスフィッシング犯罪が拡大しており、カンボジアやミャンマー国境を中心に、中国系犯罪組織による人身売買や監禁事件も多発している。韓国人留学生がカンボジアで拷問死した事件もあり、韓国外交部は同地域に特別旅行注意報を出している。
2025年10月16日 頻発するカンボジアでの韓国人「拉致・監禁」事件にどう対処するのか?
カンボジアで頻発している韓国人の拉致・監禁事件に対して、韓国政府は政府合同対応チームを現地に派遣し、カンボジア高位当局者と協議しながら対策を本格化しています。主な対応策は以下の通りです。
- カンボジア移民庁に拘禁されている韓国人約60人の早急な送還推進
- カンボジアに警察協力官を追加派遣し、韓国人対象の犯罪対応能力強化
- プノンペンでコリアンデスクの設置など、現地での支援体制の整備
- 韓国国内空港での出国者に対する検問強化による犯罪関与者の出国阻止
- カンボジア現地でのオンライン詐欺犯罪団地の現場点検と関係者逮捕の促進
- 法医学的解剖などを通じた被害者死亡事件の真相解明と遺族の支援
- 韓国警察庁の国際協力担当人員の増員による国境犯罪への対応力強化
また、韓国大統領も拉致事件の急増を受けて閣僚に総力対応を指示し、外交を通じてカンボジア政府に強く抗議、犯罪撲滅と被害者保護を求めています。カンボジア側も首相が遺憾の意を表明し、対応強化を約束しています。
これらの対処は、拉致・監禁被害者の救出、犯罪組織の取締り強化、韓国人旅行者・労働者への警戒と情報提供の強化を柱としており、国際協力の枠組みを通じて被害の抑止と再発防止を目指しています。ただし、現地警察の対応能力不足や犯罪組織の巧妙さもあり、課題は残っていますが、双方の政府が連携強化を進めている状況です
幼児向けの学習ドリルで、1から30までの数字の読み書きを学ぶことができます。このドリルは、数唱力(数字を数える力)と数書力(数字を書く力)を養うことを目的としています。
内容は以下のように構成されています。
数字を読む練習として、道たどりや点結びなどをしながら数字を読む練習をします。
数字を書く練習は、数字を書く空欄を埋めたり、物の数を数えたりしながら行います。
1から30までの数字の読み書きを繰り返し練習し、習得を深めます。
A4判で80ページ、2014年10月に初版が発売されており、幼児が数字の基礎を楽しく丁寧に学べる内容です。数字のなぞり書きなども含まれているため、幼児の手指の発達にも役立ちます。

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