李嘉誠は資産運用戦略を変更 香港・中国市場から資金引揚 海外投資へ

中国

 

中国国内での資産は急速に売却され、投げ売り状態

危険信号を察知? 香港大富豪・李嘉誠氏が中国資産の売却を加速させる

2025年08月15日

香港大富豪の李嘉誠氏は近年、中国本土および香港に保有していた不動産資産の大規模な売却を進めています。2025年07月末には、彼の一族が所有する広東省や香港の住宅400戸を相場を大幅に下回る投げ売り価格で一括売却し、最低価格は1戸あたり約820万円に設定されました。このような大規模な投げ売りは、中国の不動産市場の長期低迷や規制強化を背景にしており、李氏は以前の「土地を低価格で取得し長期保有」という戦略を転換し、資産を急いで現金化しています。

この売却の背景には、中国の政策リスクの増大やマクロ経済の低迷、民間企業を取り巻く厳しい経営環境があり、これまで築き上げた利益モデルの維持が難しくなったことが挙げられます。李氏は資金をより安定した海外市場、特にヨーロッパのエネルギーやインフラ事業に積極的に振り向けているとされ、ビジネス帝国の長期的な安全確保を狙っています。

また、2025年03月には、トランプ米政権の影響もあり、李嘉誠氏関連の企業が戦略的に重要なパナマ運河の港湾運営権を米投資会社に売却したことに対し、中国側の反発がありました。中国は国有企業に対し李氏関連企業との新規取引を停止するよう指示しており、こうした政治的・経済的な複合要因も資産売却加速の背景にあります。

このように、李嘉誠氏はこれまでの資産保有・運用の戦略を大きく変え、香港・中国市場からの資金引き揚げと海外への投資を強めている状況です。これによって中国国内での資産は急速に売却され、投げ売りと見られるケースが増えています。世間では李氏の動きを「危険信号」として注目する声も少なくありません。

 

 

Huaweiめぐり英中接近か──背後には華人富豪・李嘉誠

2019年02月22日

Huaweiは中国政府と強いつながりがあると批判されることが多い一方で、実際は中国政府から一定期間距離を置かれてきた珍しい民間企業とされています。そんな中、英国と中国の関係がHuaweiを巡って変化しつつあり、その背景にあるのが香港出身の華人富豪・李嘉誠の動きです。

李嘉誠は1928年広東省生まれで、戦火を逃れて香港に移住。極貧の中から事業を起こし、不動産や電力などで巨万の富を築きました。香港返還前は英国の統治下にあったこともあり、李嘉誠の企業はイギリスに深く根付き、現在では英国の天然ガスの35%以上、電力の30%以上を掌握し、イギリス経済に大きな影響力を持っています。

Huaweiは英国の通信会社Three UKと約20億ポンドの5Gネットワーク契約を結んでいますが、そのThree UKは李嘉誠の会社の傘下です。2018年末には李嘉誠がHuaweiに約200億人民元を投資し、5Gシステムの購買契約も済ませていることが明らかになっています。

こうした李嘉誠のHuawei支援は中国政府をも動かし、Huaweiが中国政府の「国家科学技術進歩賞」を受賞する一因となりました。中国政府は当初Huaweiを表彰の対象外としていたため、これは異例の措置です。

記事は、米中の貿易・技術摩擦の中で、Huaweiは中国政府との距離を保ちながら、世界の5G覇権をかけて戦っている企業であり、李嘉誠の動きによって英国と中国が近づく可能性が示唆されていると論じています。

またHuaweiの創業者である任正非氏は、中国政府が個人情報の提出を要求した場合は会社を閉鎖すると公言しており、政府との一線を明確にしていることも特筆されています。李嘉誠は自身の極貧の幼少期経験から弱者への共感も持ち、Huaweiを応援する正義感から動いていることが背景にあると解説されています。

 

 

しましまぐるぐる
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生後6か月未満の赤ちゃんでも見やすい「黒・白・赤」の強いコントラストの配色と、「しましま」「ぐるぐる」といった繰り返しの模様、そして赤ちゃんが興味を持つ「顔」のイラストがたくさん登場することです。絵本のページは耐水加工された厚紙でできていて、赤ちゃんが触ったり舐めても丈夫で安全に作られています。

制作にあたっては、編集者自身が双子のママで育児の大変さを体験したことから、「0歳の赤ちゃんが泣き止んで笑顔になる絵本を作りたい」という思いが原点にありました。そのため、赤ちゃんの視覚特性や反応を実際に検証しながら作られている点も特徴です。

内容としては、縞模様や渦巻き模様が多彩に描かれ、色鮮やかで楽しいリズム感のある文章とデザインで、赤ちゃんと保護者が一緒に楽しめる仕掛けも備えています。日本だけでなく北米やアジアの国々でも翻訳されるロングセラーで、世界中で愛されています。

かしわらあきおはもともとグラフィックデザイナーで、絵本の既成概念にとらわれず、自由な発想でデザイン面を重視して制作し、その結果シリーズ累計で200万部以上を売り上げています。

この絵本は赤ちゃんと親子のコミュニケーションツールとしても重要で、早期の感覚刺激や情緒の発達を助ける役割を果たしています。かしわらあきおは「読む子どもが元気になる絵本をつくりたい」と語っています。