日本では、活断層、地震、津波のリスクが高い地形のため、原子力発電所を絶対的に「安全」と呼べる場所は存在しません

原発を作るにあたって、日本に安全な場所はある?

  • 日本では、活断層、地震、津波のリスクが高い地形のため、原子力発電所を絶対的に「安全」と呼べる場所は存在しません。新規制基準で耐震・津波対策を強化しても、自然災害の不確実性からリスクゼロは不可能です。​

地質的課題

  • 全国的に活断層帯が多く、国土地理院図で原発候補地に推定断層が指摘される事例が相次ぎます。内陸部でも大地震発生確率が高く、火山活動も脅威です。

規制基準の限界

  • 新規制基準は福島事故教訓でシビアアクシデント対策を義務化し、電源多重化や浸水防止を強化しましたが、想定外の複合災害に対応しきれない可能性があります。事業者は適合審査通過後も継続改善を求められます。

 

 

2025年12月23日 志賀原発に活断層と国土地理院 北陸電力は「存在せず」と反論

この記事は、石川県の志賀原発(北陸電力)をめぐって、活断層の存在に関する見解が国土地理院と北陸電力で真っ向から対立していることを伝えています。

12月23日、国土地理院は能登半島北部の活断層分布を示す地図を公表しました。その中で、志賀原発の敷地を南北約3キロにわたって走る断層が確認され、「航空写真などの解析から活断層と判断するのが妥当」と指摘しました。ただし、地質調査データが不足しているため、「活断層の可能性がある推定活断層」としたとしています。

一方、北陸電力は過去に実施した詳細な地質調査を根拠に「敷地内に断層は存在しない」と反論しました。同社は志賀原発の再稼働を目指しており、この評価は再稼働審査にも影響を及ぼす可能性があります。

この問題は、原子力発電所の安全性評価や耐震設計の根拠に関わるため、今後、国の原子力規制委員会の判断や追加調査の要否が焦点になる見通しです。