もっと多くの基地を維持していたはず
If the US truly cared about Greenland and thought it was so important for its security, it would have kept more of its bases(もしアメリカが本当にグリーンランドのことを大切に思い、自国の安全保障にとって非常に重要だと考えているのであれば、もっと多くの基地を維持していたはずだ。)
- この投稿は、冷戦期のグリーンランドにおける多数の米軍基地(10,000人以上)と現在のわずか1基地(150-200人)を比較した地図を基に、米国のグリーンランド安全保障への本気度を皮肉っている。
- 背景として、2026年1月のトランプ大統領によるグリーンランド買収再提案があり、北極圏でのロシア・中国脅威を理由に挙げているが、基地削減の歴史が矛盾を露呈させる。
- 返信からは、トランプの動機を遺産構築や資源採掘と見なし、地政学的必要性よりエゴ主導のプロジェクトと分析する声が多い。
どうして米軍プレゼンスを縮小したままなのか
まさにこれ。グリーンランドが脅かされている!米が動かなければ露中が占領する!というなら、どうしてこんなに米軍プレゼンスを縮小したままなのか・・・。冷戦の最盛期1万人だったグリーンランドの駐留米軍は、現在200人以下。
- この投稿は、トランプ大統領のグリーンランド「所有」主張に対する批判で、米軍の駐留縮小(冷戦期1万人から現在200人未満)を挙げ、露中脅威論の矛盾を指摘している。
- 背景として、2026年1月のトランプ発言が露中による北極圏支配防止を名目にグリーンランド買収を再燃させ、デンマーク・グリーンランド側が主権を主張する中、米軍プレゼンスの低さを疑問視する声が高まっている。
- 洞察として、米軍の撤退は2000年代以降の戦略転換によるもので、資源・鉱物権益狙いの政治的レトリックが安全保障の本質を覆い隠す可能性を示唆する。
書かれているように「冷戦が終わったから撤退をした」のだろう。「世界の警察」と利用し、「アメリカは横暴だ」と批判。アメリカは世界から撤退したように見える。その後、中国が経済的に発展し、領土や軍事的な野心を隠さなくなった。ロシアがウクライナに侵攻した。世界情勢が変わったから、アメリカの態度も変わるのは当然
脅威の有無に応じてアメリカの態度は変わるという、ごく現実的な対応
あなたの指摘は非常に的を射ていると思います。冷戦終結後のアメリカの軍事姿勢の変化と、その後の世界情勢の激変を考えると、現在のトランプ政権のグリーンランドへの強い関心(買収・アクセス権強化の提案)は、単なる「横暴」や「エゴ」ではなく、必然的な適応として理解できる側面が強いです。
冷戦期 → ポスト冷戦の「縮小」の背景
冷戦中、グリーンランドには複数の大規模米軍基地(Thule空軍基地をはじめ、数十の施設)が存在し、数千人〜1万人規模の兵力が駐留していました。これは主にソ連の爆撃機・ミサイルに対する早期警戒・迎撃を目的としたものでした。
1991年のソ連崩壊後、脅威が劇的に低下したため、米国は大幅な基地閉鎖・縮小を実施。多くの施設が放棄され、現在残っているのはPituffik Space Base(旧Thule Air Base)1カ所のみで、兵力も150〜200人程度です。これは「世界の警察」としての負担軽減・財政合理化の典型例で、当時は「アメリカの撤退」「一極支配の終わり」と世界中で批判されていました(特にヨーロッパや中東の一部で)。
2020年代以降の情勢変化と米国の「再シフト」
- 中国:急速な経済・軍事力増強、北極圏進出(「Polar Silk Road」構想、鉱物資源投資、研究基地建設など)。グリーンランドのレアアース・鉱物資源は中国にとって極めて魅力的。
- ロシア:ウクライナ侵攻(2022年〜)以降、北極圏での軍事プレゼンス強化(北方艦隊の活性化、基地再建)。北極海航路の軍事利用も視野。
- これにより、北極圏が新たな戦略的競争の最前線に変わった。気候変動で氷が溶け、航路・資源アクセスが現実的になったことも大きい。
- 結果として、米国は「縮小したツケ」が回ってきた形。Pituffik基地のアップグレード(2026年着工予定の滑走路改修など)や、無期限・広範な軍事アクセス権の確保を急いでいるのは、地政学的必然です。トランプ氏の「買収」や「一部領有」発言は過激ですが、実質的には1951年の米デンマーク防衛協定の大幅拡張を狙ったものと見られます(主権はデンマーク・グリーンランドに残しつつ、米軍の自由度を最大化)。
まとめると
- 冷戦後:脅威低下 → 基地縮小 → 「アメリカは世界から手を引いた」と批判される
- 現在:中国・ロシアの台頭 + 北極の戦略的重要性 ↑ → 再びプレゼンス強化 → 「アメリカはまた横暴に」と批判される
- 冷戦後:脅威低下 → 基地縮小 → 「アメリカは世界から手を引いた」と批判される
- 現在:中国・ロシアの台頭 + 北極の戦略的重要性 ↑ → 再びプレゼンス強化 → 「アメリカはまた横暴に」と批判される
これは皮肉ですが、脅威の有無に応じてアメリカの態度は変わるという、ごく現実的な対応です。世界情勢が変われば同盟国・パートナーの態度も変わるのは当然で、日本を含めた同盟国側も「アメリカ依存のリスク」を改めて意識せざるを得ないタイミングに来ていると言えます。
この流れでグリーンランド問題がどう決着するかはまだ不明ですが(デンマーク・グリーンランド側は主権譲渡を明確に拒否)、少なくとも「軍事アクセスの実質的拡大」は避けられない方向に見えますね。

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