空さくら (25) 元公務員 女子中学生とみだらな行為 SNSを通じた音楽活動を通じて被害者と知り合い、交際を開始

誘拐などで有罪判決を受けた翌朝に…女子高校生を誘拐した元高校用務員の女(25)を現行犯逮捕【長崎】

裁判で判決を受け釈放された翌日に再び逮捕です。長崎市内に住む女子高校生を誘拐したとして北海道の元高校用務員の女が警察に現行犯逮捕されました。

未成年者誘拐の現行犯で逮捕されたのは北海道札幌市の無職 空さくら容疑者(25)です。

空容疑者は23日8時すぎから約1時間にわたり、長崎市内に住む女子高校生を保護者に無断で連れ出し、市内の宿泊施設に滞在させるなどして誘拐しました。

空容疑者の母親から早朝に「娘が行方不明になった」と警察に届け出があり、事件が発覚したということです。

女子高校生は長崎市内の宿泊施設に空容疑者と一緒にいたところを発見され、警察に保護されています。

警察は空容疑者の認否を明らかにしていませんが「一緒にいたことは間違いない」と供述しているということです。

空容疑者は2023年12月、県内に住む当時15歳の女子中学生にわいせつな行為をしたほか、北海道の自宅に誘拐したとして逮捕されていました。

そして長崎地裁で保護観察がついた懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を22日に受け、釈放されたばかりでした。

【長崎】県内の女子中学生に淫行し北海道まで誘拐 元公務員の女(25)に執行猶予付き有罪

SNSで知り合った県内の女子中学生とみだらな行為をし、北海道の自宅まで誘拐した罪に問われた25歳の元公務員の女に長崎地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決などによりますと北海道江別市の無職、空さくら被告(25)は北海道札幌工業高校の環境整備員だった去年12月、SNSで知り合った県内の当時15歳の女子中学生と長崎市内で落ち合い、レンタルスペースでみだらな行為に及びました。また、親権者に無断で新幹線や航空機などを使って、当時の札幌市の自宅まで連れ帰り、2晩寝泊まりさせたとして不同意性交等と未成年者誘拐の罪に問われていました。

被害者から一緒に連れて帰ってほしいと再三懇願され

判決で太田寅彦裁判長は、「性的に未成熟な被害者の心身の健全な発達に悪影響を及ぼした」「犯行が女子中学生の母親ら家族に与えた衝撃は大きく、母親の処罰感情が厳しいのも当然」などとした一方、「被告人はSNSを通じた音楽活動を通じて被害者と知り合い、交際を開始した後、被害者の年齢を知った」「被告人と被害者は、お互いに不安定な精神状態にある中、SNSを通じて親密に交際することで精神的な結び付きを深め、相互に依存し合う関係にあった」「未成年者誘拐については被害者から一緒に連れて帰ってほしいと再三懇願され、冷静な判断ができず、断り切れずに連れ帰ったもので、その経緯には酌むべき点があり、心から反省している」などとして、懲役4年6カ月の求刑に対し、懲役3年、執行猶予5年を言い渡しました。

また執行猶予の期間中は保護観察を付け、「公的機関の適切な監督、指導、援助も受けながら社会内で更生する機会を与えるのが相当」としています。

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