メキシコで市長選立候補者の女性が銃撃で死亡
麻薬カルテルとの衝突激化で今年15人目
メキシコで市長選に立候補した女性が何者かに銃撃されて死亡しました。麻薬カルテルの勢力拡大で政治家を狙う事件が相次いでいて、すでに15人が殺害されています。
1日、メキシコ中央部のグアナフアト州・セラヤ市で、市長選に立候補したヒセラ・ガイタンさん(38)が何者かに銃撃されて死亡しました。
ガイタンさんは通りを歩いて支持を訴えている最中で、一緒にいた関係者3人もけがをしています。
メキシコでは勢力を拡大する麻薬カルテルと警察との衝突が激化し、6月の大統領選に向けて自治体の選挙が進むなか、政治家を狙った事件が相次いでいます。
今年に入りすでに15人の立候補者が殺害されていて、その度にオブラドール大統領が遺憾の意を表明する異常事態となっています。
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