フィリピン日本人男性殺害 妻とその交際相手を逮捕(16/08/12)
フィリピンのマニラ近郊で、70代の日本人男性が腹を刺されて殺害され、現地の警察が30代のフィリピン人の妻らを逮捕しました。
現地警察によりますと、11日午前、マニラ近郊カランバ市の住宅で、この家に住むツツイ・タカシさん(73)が刃物で腹を刺されて死亡しているのが見つかりました。警察はその後、ツツイさんの妻でフィリピン人のバネッサ・ツツイ容疑者(34)と、その交際相手の20代のフィリピン人の男を殺人容疑で逮捕しました。バネッサ容疑者は「午前10時ごろに帰宅し、夫が腹に刃物が刺さった状態で倒れているのを見つけた。3万ペソ(日本円で約6万5000円)がなくなっている」などと警察に話していました。マニラ近郊では、先月31日にもイナムラ・リュウジさん(53)がオートバイに乗った男に路上で銃で撃たれて殺害される事件が起きていて、地元の警察が逃げた男の行方を追っています。