天城たまごの里。自然卵養鶏の渡辺歌子さん

渡辺歌子さん 現代農業を読んで知った

渡辺歌子さんを知ったのは現代農業の記事に出ていたからです。

仕事を始められた当初は大変だったのではないでしょうか。

時代が代わって安全なものが望まれるようになり、経営が良くなったように感じました。

格好いいなぁ。

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静岡県伊豆市上船原1238

ほこりや排ガスによるアレルギー性鼻炎を発症し、症状が悪化

東名高速沼津インターチェンジから約1時間。狭い山道を延々と上った山あいに小さな農家がある。伊豆市上船原の「天城たまごの里」。渡辺歌子さん(55)が約600羽を一人で世話をしている。

放し飼いに近い状態で飼育されている地鶏が産む卵は、ピンク色の殻を割ると、白身はプルンと弾力性に富み、オレンジ色の黄身は濃厚で甘い。1個80円の価格だが、全国から毎月400ケースの注文がある。

ケージ飼育はせず、間伐材のひき粉を敷き詰めたヒノキ造りの鶏舎の中で、自由に移動させる。今は鳥インフルエンザの影響で禁止されているが、昼間は放し飼いにしてきた。

遺伝子組み換えでないトウモロコシを使った飼料に唐辛子やゴマ、昆布の粉、カルシウムなどを混ぜる。いずれも人も食べられる安全なものだ。配合は手作業で、その日の鶏の状態で調整する。

20年前までは名古屋市にいた。百貨店に勤め、真っ赤なパンプスをはき、化粧も万全の「デパガ(デパートガール)」(歌子さん)だった。しかし、ほこりや排ガスによるアレルギー性鼻炎を発症し、症状が悪化。耐えきれず天城湯ヶ島町(当時)に移り住んでいた両親の元へ飛んでいった。

この地でできる仕事を考えた時、たまたま父、喜代次さん(86)が庭先で飼っていた50羽の鶏が目についた。「趣味にとどめておくのはもったいない」。文献を読みあさり、餌や飼育環境など良いと思うものは何でも試してきた。

自身も食べ物のパッケージは全部裏を見て添加物をチェックするほどのアレルギー体質なだけに、鶏に与えるものの安全性には最大限配慮してきた。

企画・連載:静岡:地域:YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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