[冤罪] クレディ・スイス証券の八田隆 元部長が不正で在宅起訴。「所得税は源泉徴収されていると思っていた」

石川県金沢市出身

  1. 1987年      東京大学法学部卒業
  2. 1987-2001年 ソロモンブラザーズ証券(ディレクター)
  3. 2001-2007年 クレディ・スイス証券(マネージング・ディレクター)
  4. 2007-2008年 ベア―・スターンズ証券(シニア・マネージング・ディレクター)
  5. 現在      カナダ、バンクーバーに在住





12011/12/07(水) 23:20:27.68 ID:???

クレディ・スイス証券元部長、在宅起訴
給与として親会社から付与されたストックオプション(自社株購入権)を行使して得た所得などを申告せず、所得税計約1億3200万円を不正したとして、東京地検特捜部は7日、欧州大手金融クレディ・スイス(CS)の日本法人「CS証券」の元部長・八田隆容疑者(48)を所得税法違反(不正)で東京地裁に在宅起訴した。
起訴状などによると、八田容疑者はCS証券の外国債券営業部の部長だった2006、07年の2年間、給与として親会社の株やストックオプションを与えられたが、海外で権利行使するなどして得た所得計約3億4800万円を申告せず、所得税を免れたとされる。
ストックオプションは社員らが自社株を購入できる権利で、海外で行使しても日本居住者であれば課税対象となる。八田容疑者は「所得税は源泉徴収されていると思っていた」と犯意を否定したが、特捜部は逃亡や証拠隠滅の恐れがないとして在宅のまま起訴した。
2ch

勝率ゼロへの挑戦~史上初の無罪はいかにして生まれたか~
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概要

  • 2008年11月に、国税局はクレディ・スイス証券の従業員及び退職者の一斉税務調査を行った。その対象者は約300人に上ったが、その300人のほとんどが、会社の現物株及びストックオプションで受け取った海外給与を正しく税務申告しておらず申告漏れとなり、そのうち約100人がそれら株式報酬を無申告であった。同時期以降に、その他外資系証券にも調査が入り、同じく多数の申告漏れが指摘されている。
  • 無申告であった約100人の中の一人の元外国債券部部長(当時既に退職)八田隆(はったたかし)氏について、国税局査察部が2008年12月強制捜査を行うが、八田氏は、税務調査当初より不正の故意に関しては完全否認していた。
  • 八田氏は2009年5月に予定納税、2009年10月に修正申告。
  • 強制捜査から1年以上を経た2010年2月、国税局が八田氏を所得税法違反容疑で刑事告発していたことが報道される。刑事告発されたのは、業界で数百人、クレイディ・スイス証券だけでも約100人とされる株式報酬無申告者の中で当時ただ一人だった。
  • 八田氏は重加算税(要件は悪質な仮装・隠蔽)を課徴され、それを一旦納税するも不服として、2010年6月納税地である目黒区税務署に異議申立をした。
  • 告発報道から1年半の空白期間の後、2011年9月に検察特捜部による取調べが開始した。特捜部による取調べは3ヵ月間に及び、その後八田氏は在宅起訴されている。刑事事件において、否認事件ではほぼ確実に逮捕勾留されるが、本事案では完全否認にも関わらず、八田氏は「奇跡的に」逮捕勾留されることがなかった。
  • 八田氏は、検察特捜部の取調べをツイッター上で「実況中継」した。八田氏は、自身アカウントのツイッターに「#検察なう」のハッシュタグ付きの書き込みをして情報発信をすると共に、ほかのツイッター利用者にも同ハッシュタグの利用を呼び掛ける。
  • 2012年2月、公判が始まる。
  • 2012年3月、フェイスブック上に八田氏を「支援する会」が発足。
  • 八田氏の公判は、八田氏自身「参加型イベント」と呼ぶように、傍聴人が「#検察なう」のハッシュタグをつけてツイートすることが恒例となった。
  • 漫画家高杉ナツメ氏が、公判の模様を公判画に描いている。
  • 八田氏は、5/24/2012(一審公判中)、7/25/2013(一審無罪判決後)及び2/26/2014(無罪確定後)と「日本の司法を正す会」にゲストとして三度招かれた。インタビュアー・進行青木理氏(ジャーナリスト)、パネリスト村上正邦氏(元参議院議員)、早川忠孝氏(弁護士)。その模様は、青木理氏により雑誌週刊金曜日に後掲(「記事そのほか」参照)の記事として掲載されている。
  • 2013年3月 査察部告発・検察特捜部起訴事案で日本の歴史上初めての無罪判決。検察控訴。
  • 2014年1月 検察控訴棄却により一審無罪判決維持。2月に検察が上告を断念し、無罪確定。
  • 2014年2月まで重加算税の異議申立に対して何ら決定は出されず、八田氏は不服審判請求。目黒税務署は、2014年6月に賦課決定の変更(重加算税→過少申告加算税及び期限後申告の年に関しては無申告加算税)。不服審判請求の利益を失わせるためと思われるが、八田氏はそもそもの重加算税の賦課理由及びその変更の理由説明を求めて不服審判請求継続中。
  • 2014年5月16日、光文社より八田氏の著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』発売。
  • 八田氏の捜査権力との戦いは攻守を入れ替えて、国家賠償請求訴訟で争われることとなった。代理人チームは、喜田村洋一弁護士、郷原信郎弁護士、森炎弁護士、小松正和弁護士 。
  • 2014年7月28日 国賠審第一回口頭弁論

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件 – Wikipedia


クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件 動画ダイジェスト

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件 動画ダイジェスト.m4v

[NET TV ニュース.報道] 司法ジャーナル 2014 0218 日本法人「クレディ・スイス証券」の八田隆部長の無罪が確定
https://www.youtube.com/watch?v=1qA7CKaf13g
140516 クレディ・スイス証券不正事件 元被告・八田隆氏 国賠訴訟提起に関する記者会見

140516 クレディ・スイス証券脱税事件 元被告・八田隆氏 国賠訴訟提起に関する記者会見