NPO法人「STA」の実質的運営者 松本吉則(51)

弁護士事務所から過払い金を詐取か 男ら3人再逮捕

(2018/07/19 09:34)

弁護士が債務者のために取り戻した過払い金を「本人に渡す」などと嘘を言ってだまし取ったとして、NPO法人の実質的運営者の男ら3人が再逮捕されました。

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「STA」の実質的運営者・松本吉則容疑者(51)ら3人

「STA」の実質的運営者・松本吉則容疑者(51)ら3人はおととし、債務者のために過払い金を取り戻した弁護士事務所に嘘を言い、現金約100万円をだまし取った疑いが持たれています。

嘘の説明をして金をだまし取っていた

警視庁によりますと、STAは債務者と過払い金を取り戻す弁護士の仲介をしていましたが、「債務者本人の口座は家族に分かってしまう」「私の口座から本人に渡す」などと嘘の説明をして金をだまし取っていたということです。

だまし取った金が6000万円近くに上る

警視庁は、松本容疑者らがだまし取った金が6000万円近くに上るとみて調べています。

NPO≒個人事業、NPO法人≒未上場の会社、認定NPO法人≒上場企業

寄付先選定の一つの目安として、「認定NPO法人」を選ぶと安全度は大きく上がります。NPO法人が行政から「認定」を得るためには、長期間の活動実績や一定数以上の寄付者ベース、公認会計士監査(毎年必要)など高いハードルがあります。毎年、寄付収支などの年次報告書を作成し、公認会計士による外部監査をクリアしたうえで公開する義務があり、認定NPO法人は、なるのも維持するのも結構大変です。

イメージとしては下記のような感じです。

  • NPO≒個人事業
  • NPO法人≒未上場の会社
  • 認定NPO法人≒上場企業

上場企業でも不正や事故を起こすのと同様、認定NPO法人も100%安全という訳ではありませんが。