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有名資産家ナゾの死 死因不明 覚醒剤成分が関係か

(2018/05/31 18:03)

  • 和歌山県で資産家の男性が死亡し、遺体から多量の覚醒剤成分が検出された。男性は「紀州のドン・ファン」という呼び名でメディアにも何度も取り上げられていた。
  • 自宅には、2億4000万円とも5000万円とも言われるルノワールの絵画が飾られていた。野崎幸助さんは、和歌山県田辺市に住む知る人ぞ知る資産家だった。この映像はおととし、窃盗被害に遭って取材を受けたときのもの。おととしは6000万円相当の現金や貴金属が持ち去られたほか、去年2月にも現金や貴金属合わせて約4000万円相当が盗まれていた。金融業や不動産業などを営み、資産家となった野崎さんは多くの女性と交際した半生などをつづった著書を出版。4000人の女性に30億円を貢いだと話していることから、スペインの伝説上のプレーボーイになぞらえて紀州のドン・ファンと呼ばれていた。今年2月には55歳年下の妻と結婚するなど、度々、メディアにも取り上げられていた。その野崎さんが自宅で倒れて亡くなったのは1週間前の24日の夜だった。解剖の結果死因は分からなかったのだが…。体内から検出された覚醒剤の成分。野崎さんが自ら摂取したのかそれとも…。警察では、不自然な点があり、事件の可能性もあるとみて自宅を捜索し、妻らにも事情を聞くなどして野崎さんが亡くなった経緯と原因などを慎重に調べている。

「紀州のドン・ファン」男性遺体に覚醒剤…不審死か

(2018/05/31 10:30)

  • 和歌山県田辺市の会社役員の男性が死亡し、遺体から覚醒剤の成分が検出されました。この男性は「紀州のドン・ファン」と呼ばれ、メディアにも度々、登場していました。
  • 田辺市の金融・不動産関連会社社長の野崎幸助さん(77)は24日夜に自宅で倒れ、その後に死亡が確認されました。警察によりますと、野崎さんの遺体を解剖したところ、体内から覚醒剤の成分が検出されたということです。警察は不審死とみて野崎さんの自宅を家宅捜索したほか、妻らに事情を聴いて覚醒剤の摂取に至った経緯や死亡した原因を調べています。野崎さんは資産家として知られ、多くの女性と交際した過去を書いた著書も出版。「紀州のドン・ファン」との呼び名で何度もメディアで取り上げられていました。野崎さんは2月、55歳年下の妻と結婚したばかりでした。