2025年11月07日 カリフォルニアの部族の地を蝕む麻薬カルテルと人身売買
カリフォルニア州メンドシーノ郡にあるラウンドバレー・インディアン部族の土地は、ネイティブ・アメリカンの主権とカリフォルニア州の不法移民保護政策により、メキシコの麻薬カルテルの活動が拡大している地域です。この地域は違法なマリファナ栽培で知られており、カルテルは違法栽培の拠点を部族の土地に構えています。カルテルは部族メンバーを利用し、脅迫や支配によってコミュニティに悪影響を及ぼしています。また、マリファナ栽培の労働者は多くが不法移民であり、人身売買の被害者も多く存在します。彼らは給料を受け取れず、自由に動くこともできず、カルテルの支配下に置かれています。
カルテル間の銃撃戦は日常的に発生し、使用される銃器はAK-47やAR-15など高性能なもので、暴力事件の激化が深刻です。カルテルは違法マリファナ栽培のために数百万ドルの資金を注ぎ込み、環境を汚染し、地域に深刻な被害をもたらしています。
部族内部ではカルテルが高額の前金や利益の一部を援助として提供しながら支配を強めており、部族評議会もこの問題に十分に対応できていません。部族の多くが土地を離れ、子どもたちも安全面から保留地外の学校に通わざるを得ない状況です。
州政府の規制や連邦政府の介入も限定的で、カルテルの根絶は難航しています。実際、カルテル関連の犯罪捜査に対する人員・資金不足も深刻で、メンドシーノ郡全体にわずか数人の保安官しかいない状況です。
カルテルはマリファナ栽培の報酬として、労働者にメタンフェタミンやフェンタニルなどの覚醒剤で支払うこともあり、薬物依存や中毒問題をさらに悪化させています。加えて、拉致・暴行・殺害された女性や少女の問題も表面化せず、コミュニティは恐怖と無力感に支配されています。
このように、カルテルの支配と不法移民の人身売買、違法薬物の流通が一体となり、ラウンドバレーの先住民コミュニティや自然環境は深刻な危機に直面しています。
2025年11月04日 米、メキシコに派兵計画か 麻薬カルテル対策で 報道
米NBCテレビによると、トランプ政権はメキシコに対して軍および情報機関を派遣し、麻薬カルテルの撲滅を狙う軍事作戦を計画しているという。作戦は地上戦を含む可能性があり、米軍特殊部隊やCIAの関与も検討されている。ドローンを用いて麻薬製造施設やカルテル関係者を標的にする案もある。
ただし、関係筋によれば最終的な決定は下されておらず、現時点で派兵は差し迫っていない。メキシコ側は一貫して国内への米軍の介入を「主権の侵害」として拒否しており、シェインバウム大統領も5月にトランプ大統領からの派兵提案を明確に拒否している。
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