クマ擁護派の観点で考える

まとめ

 

私なら「ツキノワグマの個体数が減少する危険性」だけに絞って説明します

ツキノワグマは放っておいても絶滅する?

ツキノワグマは放っておいても絶滅するはずだ。九州で絶滅したのは、九州が温暖だからだ。温暖でも生き残っていたのは山に餌があったからで、近代の杉植林によって限界を超えて絶滅した。本州も温暖化しており、冬眠できないクマが増える。するとエネルギーのセーブができず動き回って餌を探さなくてはならないが本州の冬山にも杉の木しかなく無駄に消耗して餓死する。かつて九州で起きたことが本州で起きようとしている。

 

 

クマの絶滅リスクを高める人工植林の影響

九州のツキノワグマ絶滅の主な原因は、温暖な気候だけでなく人為的な森林伐採や狩猟圧による生息環境の劣化です。九州の山々は杉の人工林が多く、クマの冬眠に必要などんぐりなどの餌となる自然林の樹木が少なくなりました。また、九州が海で本州と隔てられており、個体群が減少すると自然回復が難しい地理的条件も影響しました。これにより九州のツキノワグマは2012年に環境省から絶滅宣言が出されています。

本州でも近年の温暖化により冬眠できないツキノワグマが増え、エネルギー消耗が激しくなって活発に餌を探し回るようになっています。しかし、本州の冬山も杉の人工林が広がっており、どんぐりなどの餌が不足する問題は九州で起きたことが今後本州でも起こり得ると指摘されています。このため、温暖化と森林の人工植林の影響がクマの絶滅リスクを高める課題となっています。​

したがって、ツキノワグマの保護には、自然林の回復や多様な餌資源の確保が不可欠であり、人工林の杉ばかりの環境では冬眠のためのエネルギー蓄積が難しく、絶滅リスクが高まることが明らかです。この九州での歴史的な絶滅事例は、温暖化による冬眠障害と人工林環境の複合的な影響によるものであり、本州でも同様の傾向が今後増える可能性があります。

 

 

個体数が増えてるのは狩猟数の減少などに伴う一時的なもの

個体数が増えてるのは狩猟数の減少などに伴う一時的なものだ。あの超ど田舎の四国ですら剣山周辺の雪が積もる付近に20頭が生息するのみだ。どこまで温暖化するか次第だが、温暖化が進行し長引けば、本州全体が九州四国化し、ツキノワグマの生育に適さない環境になる。温暖でも広葉樹があれば生き残る確率は上がるが、田舎の山は6割方スギヒノキだ。普通に考えて個体数は急激に減少するはずだ。

 

 

将来的にはツキノワグマの個体群維持は厳しい

現在、本州のツキノワグマの個体数は一時的に増加傾向にありますが、これは狩猟規制の強化や人口減少による耕作放棄地の増加で餌資源が豊富になったためと考えられています。岩手県など東北地方では数千頭規模の個体群が存在し、2025年の出没件数も過去最多を記録しています。一方、四国では依然として少数で約20頭ほどが剣山周辺に分布しています。九州はすでに絶滅しました。

しかし、気候変動による温暖化で冬眠期間が短縮・減少するとエネルギー消耗が増え、杉やヒノキの人工林が広がる現在の山林環境では必要な餌が不足し、個体数の急激な減少リスクは現実的です。温暖化が進み本州全体が九州・四国のような生息適地に変われば、生息環境の悪化で個体数減少の恐れが強まります。

つまり、一時的な個体数増加はあくまで保護政策や環境変化での反動現象に過ぎず、将来的には温暖化の影響と人工林の問題でツキノワグマの個体群維持は厳しい状況が予想されます。生存には広葉樹を含む多様な自然林の回復が不可欠であり、これがない限り人口の増加は持続困難でしょう。現実的な保全対策の検討が急務です。

 

 

クマ擁護のために「花粉公害」「ソーラーパネル」を持ち出す環境保護団体

日本中をはげ山にして、杉を植林して、その結果産まれた「花粉公害」を許さない。今は更にソーラーパネルでハゲ山を増やしている。熊が悪いわけがない、ハゲが悪い広葉樹林を植えろ

日本の杉人工林は戦後の急速な経済発展のために広葉樹林が伐採され、再生を急ぐ目的で大量に植えられました。この政策は当時の木材需要を支えましたが、結果として多様な広葉樹林が減少し、杉が約6割以上を占める一色の林となりました。そのため、杉花粉公害や生態系の単一化、土壌の保水力低下、土砂崩れなどの環境問題が発生しています。

さらに気候変動による乾燥や暑さが猛暑地方で杉の生育を困難にし、人工林の老齢化も進んでおり、炭素吸収量の将来的な減少も懸念されています。一部地域では杉の伐採・再造林による自然林回復の動きも出ていますが、広範囲で広葉樹林の回復に取り組むことが、花粉公害の軽減と生態系の多様性維持、クマなど野生動物の生息環境改善に不可欠です。

つまり、山をはげ山にし杉人工林ばかりにする現在の状態は、多くの環境問題の根幹であり、これを改善するには人工林の多様化、特に広葉樹林復元を進める必要があります。ソーラーパネル設置による更なる山の裸地化も課題で、山林全体の健全な環境保全政策が求められています。

 

 

日本の杉ヒノキは輸入材より使いにくいため売れない現実

杉や檜の大規模な植林は戦後の高度成長期に行われました。当時は建築資材の需要が高く、まっすぐ伸びて建築に適した杉や檜が多く植えられました。しかし、時代が進み木材の主流は鉄やコンクリートに変わり、さらに安価な外国産木材が流入したため、国産の杉や檜の木材は売れにくくなりました。売れないため十分な手入れ(間伐や下草刈りなど)が行われず、放置されている山林が多いのが現状です。

現在、戦後植えられた杉や檜の人工林は伐採適齢期を迎えていますが、採算が合わないため伐採や再造林が進んでいません。これにより、林業が縮小し、新たな植樹も抑制されています。ただし、脱炭素社会の実現や国産材利用を促進する動きもあり、今後は環境保全や経済面の両立を目指した方向転換が期待されています。

まとめると、杉や檜を大規模に植林したのは過去の経済状況によるもので、現在は木材の需要減少と海外材の影響で売れにくく、植樹も減っている状況です。将来的には林業の持続可能性を高める政策が求められています

 

 

2025年10月20日 国土の7割が森林なのに、日本で「国産の木」が使われない理由…政府の「致命的な失敗」【建築エコノミストが解説】

日本の国土の約7割が森林であるにも関わらず国産木材が使われにくい理由は主に次の通りです。まず、国産材は価格が高いというイメージが強く、多くの住宅メーカーでは外国産材との価格差を問題視しています。また、国産材は品質が安定しにくく、特に乾燥が不十分だと割れや反りが生じやすく、加工も難しいため使いづらいという現状があります。さらに、流通量が少なく安定供給が難しいことや、外国産材向けに設計された建築設計との適合性の問題もあります。特に建築現場で指揮を執る工事監督や職人が国産材の扱いに慣れていないため、国産材の利用が避けられやすい環境があるのです。

これに加え、長年にわたり安価だった輸入材の流通システムが定着し、国産材の需要と供給がつながっていないことが林業の衰退を招き、森の荒廃にもつながっています。国産材を使うためには設計から調整が必要であり、コストや手間の面でも敬遠されがちです。こうした複合的な課題が、国産の木材が日本の建築であまり使われない原因となっています。

 

 

私を苦しめてたのは、「素直じゃない私」だったかもしれない。
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大人の女性が心のスキルとしての素直さを取り戻し、自分の感情や願望をポジティブに表現することで、人間関係や仕事、恋愛をラクに、有利に進められるようになるための内容が書かれています。

著者は、「素直な人が人生で得をする」とし、逆に素直でない人は恐れから心が固くなり、人やチャンスを遠ざけてしまうと指摘しています。ただし素直さは生まれつきの性格ではなく、心のスキルであり、過去の心の傷や恐れを克服しながら再生できると説いています。

本書には、仕事や恋愛などの日常の88のシーンでの素直さを取り戻す考え方や、心のブロックを解放するための「魔法の素直フレーズ」も収録されています。有川さんは多彩な職業経験を活かし、多くの女性に向けてポジティブなメッセージを届けています。この本を読むことで自己理解が深まり、心の硬さが緩むと期待されます。

 

 

 

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