20年くらい前、日本の電気自動車は徹底的な潰しにあった デマ

20年くらい前、慶應の教授が徹底的な潰しにあった

20年くらい前、慶應の教授が電気自動車を開発して、ビジネスにしようとした瞬間、徹底的な潰しにあった。自動車業界と石油企業は関連企業全てに「慶應の教授に協力したら取引停止」の通達出したせいで、中小企業に生産や協力求めても拒否されてどうにもならず、最後は潰れかけた三菱自動車が起死回生にと拾って死蔵。アメリカと日本の差というか、この国の陰湿さ保守性はホント嫌になる。

世界最速の電気自動車「Eliica」をつくり出した清水浩

2006年05月10日

試乗した小泉首相が絶賛したというニュースが大々的に報じられたことは記憶に新しい。この電気自動車は違う、ということを肌で実感したからこそ首相も驚いたのだ。スーパー・エコ・カー「Eliica(エリーカ)」。排気ガスを出さない。エンジン騒音もない。必要なエネルギーはガソリン車の4分の1という究極のエコ・カー。だが、そこには環境にやさしいだけの従来の電気自動車のイメージはない。時速370kmを出せる能力をもつ。加速は、あのポルシェ911ターボを超える。8つの車輪を有したスタイルは、まさにスポーツカーだ。日本でもテレビなどで何度も取り上げられているが、注目度は海外のほうが高い。既に「いくらでも出すから売ってくれ」という声もあるという。この「Eliica」開発プロジェクトで、技術チームを率いるのが、清水浩氏。国立環境研究所で研究を推し進め、97年に慶應義塾大学に転じた。

清水浩・慶大名誉教授 商品化に至らなかったEVベンチャー

シムドライブは17年6月、1台のEVも量産することなく清算した。同社を社長として率いたのは、30年以上、EVの開発を続けてきた慶応大学名誉教授の清水浩氏。

ERICAという8本のタイヤを持つ電気自動車

清水教授は東北大学の博士号を持つ慶応SFC(環境情報学部)の教授であり、ERICAという8本のタイヤを持つ電気自動車を企業と共同開発した。時速300キロ以上出せる車だったはず。テレビ朝日とかも慶応湘南藤沢キャンパスで清水氏と中継をしていた。学生時代履修を検討しに授業を受けたが、難しく内容に興味が湧かなかったので当時履修は中止してしまった。特任教授ではなく、大学がテニュアの教授として雇っていたので、日本にインターネットを導入した慶応らしく先見の明があると当時は思った。

アメリカでも既得権益につぶされています

日本だから、アメリカだからという認識は間違いです。アメリカでも、90年代にGMがEV-1という電気自動車を開発し、貸与という形で一般の方も入手できるプロジェクトがありました。この企画も、既得権益につぶされています。顛末は「誰が電気自動車を殺したか?」というドキュメンタリー映画にまとめられています。

Microsoftでも既得権益

Microsoft内でクラウドを始めようとしたチームはOfficeの開発チームの圧力を受けて挫折。その後Googleにビジネスチャンス獲られてしまう。アメリカでも既得権益を守ろうとする話はあります。

コメントを盲目的に信じるのも危ない

最近ホントにそんな事があったのかな?って疑問に思う事があった場合は元ネタを調べるようにしてます。石油業界とか自動車業界が研究に協力したら取引停止の通達ってホントなんですかね?批判的だろうと賞賛的だろうとコメントを盲目的に信じるのも危ない気がします。

日本に限った話では無いと思う

日本がって話では無いと思う。世界中利権争いで、欧米がSDGs等の旗頭のもと脱石油に舵を切った、そのタイミングにテスラは上手いこと乗ったって話だと思うけど。結局、後ろ盾の力次第なのはどこも同じでは。

既得権益に固執するのは万国共通

既得権益に固執するのは実は万国共通だけどね。米国なら軍需産業や石油メジャーの根幹に関わる部分はアンタッチャブル。欧米で実際に仕事すると、はるかに闇が深いことがわかる。

アメリカの銃社会はまさに既得権益

アメリカの銃社会はまさに既得権益ですし、欧米は電気自動車をメインにして日本の自動車を潰そうと狙っている、まさに環境問題という既得権益ですね。

清水浩「テスラだけが成功したのはお金があったから」

コメ主は陰謀論に過ぎないか?以下、慶應清水名誉教授の日経ビジネスでのインタビュー。

清水氏:結局そこなんです。なぜ、米テスラだけが成功したのか。それは、ふんだんにお金があったからだと思います。米カリフォルニアの環境規制が後押ししたという背景は大きかったのかもしれませんが、数百億円の資金を集めることが、それほど難しくなかった。

技術が優れているからではなくビジネスにできたから

マスク氏は技術が優れているからではなくビジネス(需要を産み出し売ることができた)にできたから莫大な資産を手にできたのです。技術開発=ビジネス成立ではありません。既得権や規制を突破できたうえに、需要のあるものを世に届けるモデルを作ることが重要なのです。後者の部分につまづいた事例など山ほどあるのに、「日本=ダメ」は言い過ぎです。むしろ後者の部分に価値を見いだせないままコメントしているコメ主さんはじめとした多くの日本人こそダメなのだと思います。