DeepSeek創業者 梁文峰「中国はアメリカに対し技術面で12〜18ヶ月ほど遅れている」

DeepSeek、投稿拡散を受け投資家に資金調達の一時停止を通知

  • DeepSeek Said to Tell Backers of Funding Pause After Viral Posts

中国のAIスタートアップであるDeepSeek(ディープシーク)が、進行中だった第2回目の大型資金調達手続きを当面見合わせる方針を投資家に伝えたことが明らかになりました。創業者である梁文峰氏の非公開発言がSNS上で拡散・報道されたことに対する同氏の不満や懸念が主な要因とみられています。

資金調達停止の状況

DeepSeekは、出資を検討していた一部の投資家に対し、数日内に予定されていた投資契約の締結を行わない旨を口頭で通知しました。

  • 目標評価額:約710億ドル(プレマネー評価、約11兆4800億円)
  • 調達目標額:少なくとも100億元(約15億ドル以上)

背景にある発言拡散と経緯

拡散された内容

梁氏が過去の投資家向け会合(約4時間に及ぶ非公開協議)で語ったとされる記録が中国のSNSやメディア(第一財経/Yicaiなど)に流出しました。

発言とされる主なポイント

  1. 米中AI競争において、中国は依然として米国に対して技術面で12〜18ヶ月ほど遅れている。
  2. 最先端のAI開発において、依然としてエヌビディア(NVIDIA)製半導体に強く依存している。
  3. 米中の最大の違いは人材ではなく、利用可能な計算リソース(コンピュートパワー)の規模である。

停止の決定理由

こうした非公式な会合記録が勝手に共有・報道されたことに対し、梁氏が強い不満を募らせ、今回の調達一時停止に至ったとされています(※DeepSeek側は流出記録の真正性についてコメントしていません)。

今後の展望

  • 今回の決定は出資予定者への口頭通知によるもので、交渉自体は流動的です。社内体制や対外発信の調整を経て、資金調達手続きが改めて再開される可能性も残されています。
  • また、今回の資金調達見合わせと並行して、同社は株式公開(IPO)に向けた準備を進めており、早ければ年内にもIPO申請を行う可能性があるとも報じられています。

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